【インデックス投資最強!】ミスター・アベレージの強さを知ろう

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久しぶりにインデックス投資の話を。

当サイトを読んでくださっているほとんどの方がインデックス投資メインだと思うんですよね。

一度学んじゃうと特に勉強することないので、たまには基礎を思い返すのも良いかな、と。

 

元ネタは尊敬する山崎先生のちょっと昔の記事です。

外部リンクインデックス運用が最強である理由

※リンクは新しいタブで開きます

 

では、記事にて一緒に学んでいきましょう。

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【インデックス投資最強!】ミスターアベレージの強さを知ろう

幻想的|電球と蝶と青年

記事では3つのパートに分かれて解説されています。

  1. 「市場の効率性」は関係あるか?
  2. 11人のファンドマネジャー・モデル
  3. 市場が非効率的でも強い!

個人的には2番目が好きでした。

 

「市場の効率性」は関係あるか?

インデックス投資はアクティブ運用に勝つ。

こう考えている人は多いと思います。大体の投資本に書いていることなので。

しかし、実際はそこまでインデックス投資が強いということもありません。市場はそれなりに歪んでいます。もちろん、そこを突くことでアクティブ運用が市場に勝つことは十分にあります。

 

山崎先生もこんな風に書いてます。

しかし、内外の株式市場では頻繁に大規模なバブルが発生するし、現実に、個々の銘柄のリターンが大きく異なる事から見ても、市場全体のレベルでも、個々の銘柄の株価のレベルでも、「市場が効率的なので株価形成はおおむね正しい」とする世界観に違和感を覚える人が多いだろう。

筆者の思うに、たぶん市場は「効率的」ではない。しかし、市場が効率的であるか否かは、インデックス運用とアクティブ運用の優劣にほとんど関係ない。

 

個人的にはアクティブファンドが負けるのは、その手数料の大きさと、銘柄入れ替えにかかるコスト(税金だったり売買手数料)だと思っています。

ファンドマネージャーの腕が悪いワケではなく、手数料込みで市場に勝つのが難しい、ということかな、と。

 

ミスター・アベレージ|11人のファンドマネジャー・モデル

ここにミスター・アベレージという架空の人が出てくるのですが、当時、なるほどなぁ、と思ったのを覚えています。

ここにインデックス投資最強の理由が出てくるんですね。

 

11人のファンドマネージャーがいて、そのうち1人だけがアクティブマネージャーのポートフォリオの平均で運用するというもの。

この結果が凄いんですよね。ちょっと長いのですが引用にてご確認ください。

ミスター・アベレージの身に起こるのは、以下のような状況だ。

(1)単年のパフォーマンスでは、ほぼ毎回「無難」な結果が出る。順位の期待値は11人中6番前後だ。相対的にひどく悪くはなりにくいので、スポンサーからクビにされるリスクはごく小さい。

(2)残りの10人はお互いに持ち株を売買するが、ミスター・アベレージは売買の必要がない。長期的には売買に掛かる手数料が無い分だけ、ミスター・アベレージのパフォーマンスが有利になる。長期的には、11人中6位よりもかなり上位に来る公算が大きい。

(3)ミスター・アベレージのポートフォリオは、傾向として他の10人よりも投資銘柄とウェイトが分散化されたものになるので、「シャープ・レシオ」(金利を超過するリターンをリターンの標準偏差で割った比率)パフォーマンス指標による評価で有利になる。

(4)加えて、ミスター・アベレージの運用手数料が、他の10人のアクティブ・マネジャーたちよりも安いとしたらどうだろうか。ミスター・アベレージは顧客が得るリターンで見たパフォーマンス評価上ますます有利な立場に立つ。

 そして、ミスター・アベレージのポートフォリオは、全上場銘柄で構成し時価総額ウェイトで作った株価指数に連動するインデックス・ファンドと同じだ。

※太字・装飾は管理人がしました。

 

要するに市場には優秀な人が多いゆえに、市場平均最強!ということになる、と。

これは敗者のゲームでもS&P500というのはスーパースターのドリームチームなのだ、と書かれていたのと同じですね。

 

市場が非効率的でも強い!

上のアクティブ10人衆の運用は市場が効率的という観点で見ています。

しかし市場は非効率ではありませんよね。でも結果としては同じようになる、というのがこの記事の面白いポイント。

記事より引用にて。

(A)アクティブ10人衆の中で安定的かあるいは予測可能な優劣があるか否か、(B)仮に予測可能な優劣があるとしても第三者がこれを見分けることができるか、の2点が問題だ。

仮に市場が効率的であれば、アクティブ運用のチャンス自体が存在しないのだから、(A)が成立しないことが自明だ。

一方、市場が効率的(株価形成が正しいという意味で)でなくとも、アクティブ10人衆の持つ情報や能力に差が無い場合、彼らはランダムに勝ったり負けたりする可能性が大きい。

また、曲がりなりにも運用のプロであるアクティブ10人衆がお互いの優劣が分からずに戦っている状況下で、「運用を他人に任せよう」と考える素人投資家やファイナンシャル・アドバイザーなどが、10人衆のうち、次に勝つ確率が大きいのは誰かを見分けられる能力があると考えることにはリアリティが乏しい。

※引用・太字は管理人がしました。

投資本の古典であるウォール街のランダムウォーカーなどでは小難しい言葉で長々と書かれていますが、インデックスファンドを選ぶ利点はここに集約されています。

 

あと敗者のゲームあたりで書かれていることも分かりやすい説明になっていますね。

加えて、11人のファンドマネジャー・モデルで考えていただくと、運用パフォーマンスの競争にあっては、「ライバルの平均」を持つ事が有利であり、特別に有利な情報が無い場合のセオリーであることがお分かりいただけよう。現実に、アクティブ運用は、ビジネス的な利害からも、「ライバルの平均(となるポートフォリオ)」を意識して行われている。

付け加えると、大きな年金基金などが、アクティブな運用者をたくさん雇った場合、彼らが運用するポートフォリオの合計はインデックス・ファンドに近づいていく。

例えばGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のような巨大基金が十数社ものアクティブ運用機関を雇うとすると、それは実質的に委託金額の大半がインデックス運用で代替可能な無駄であり、多くのアクティブ運用者により高い運用手数料を払っているとすると、それは運用会社に対する慈善事業に近い。

 

最後はいつもの山崎節で終わります。

現実の市場は非効率的だと思いますが、アクティブ運用の側にこれをコンスタントに利用できるスキルがないのが現実でしょう。

もっとも、そんなに凄い「スキル」が本当にあるなら、もったいなくて他人のお金なんか運用できない!

ななし
ななし

これ、トウシルという楽天証券のコラムで書いてるのが面白いですね。怒られないのかハラハラします。笑

 

もし良かったら元記事もどうぞ。

外部リンクインデックス運用が最強である理由

※リンクは新しいタブで開きます

 

ちなみにですが、山崎先生は個別株大好きで自分アクティブ運用を否定していません。というか、最高に知的なゲームだし、銘柄多めに持って分散させておけば市場平均とあまり変わらん、みたいなのを昔の本ではよく書いてました。(当時はインデックス投信のコストがバカ高だったのもあります。)

おわりに|ミスター・アベレージが卑怯すぎるくらいインデックス投資最強!

個人的にはS&P500とかオールカントリーって初心者がいきなりロトの剣を持てるような感じなんですよね。

物語で最強ではないけど、ほぼ最強ランクの武器。

管理人は資産形成していくのに最強である必要はないし、この装備だけで十分かな、と思いつつ、毎月S&P500ETFと全世界ETFをコツコツ買っています。

個別株や高配当ETFも好きなのでサテライトで遊びつつ続けようと思います。

 

今日はインデックス投資最強!というお話でした。明日は氷河期世代の話をしようかな、と思います。

 

お読み頂きありがとうございました。

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山崎先生の本はサクサク読めるものが多いですね。投資初心者は図解版などから読んでみると良いかもです。

2021年10月6日時点ではプライム会員だとkindle版が無料で読めるようです。

 

プライム会員でない人は30日間無料を使うと良いかもです。登録後即、解約をしても30日ギリギリまでは使えるので。

けっこう無料で読める本も多いのでチラ見しつつ気に入った本をしっかり読むとかに便利です。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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