2021年8月21日時点での情報です。
今週は思った以上に米国株が弱含んだ展開でした。
外部リンクNY概況-ダウ、S&P500が6日ぶりに反落 7月小売売上高が予想以上に悪化(リンク切れになりました)
実際の株価としては高値圏を維持していますが、感じ的にはいつ調整や暴落が来ても不思議ではないような状況かな、と。
基本的にコツコツ積立投資をしている人は問題ないのですが、こういった株価好調が続いているときに投資を始めた初心者は注意した方が良いかも知れません。
直近だとコロナショック前などが思い起こされます。
アメリカが異次元レベルの財政出動をしたので株価は急回復、現在は投資してない人ってバカなの?みたいなくらいに暴騰を続けていますが、株式リターンの源泉はいつ損するか分からないことだったりします。
まぁ、管理人はメンタルも頭も弱いので株式半分、キャッシュ半分でやってくる相場を乗り過ごすしか無かったりするんですけど。。
ここ1年以上強気相場が続いているので、ついつい暴落を願っちゃったりするのは気持ちとして分かるんですが、ここで無茶な投資、というか投機をしてしまうと思いもしないダメージを受けることがあります。
TwitterではYSさんが注意喚起的なtweetをしていました。
「よし!株価下がってる!買うぞ買うぞ!」
ってノリの様なツイートを凄く見る。余計なお世話である事、重々承知で言うが、正気か?
よーく世界の状況を見てからその選択した方が、俺は良いと思うぞ。そんなに焦りなさんなって…。
今ヤバいことになってるんだから。— YS | Investor and Trader (@satton0723) August 20, 2021
管理人は逆張り好きなのであまり言えないんですが、今下がっているくらいが逆張りする株価や状況かというと全然違います。
みんなが投げ売りしてからが逆張りタイムなので。笑
あまり経済ニュースとか注意していないんですが、現在の状況確認ということでオセアニア通貨なども見ておきましょう。
外部リンクNZ、首都でもコロナ感染者 ロックダウン延長の公算大
ニュージーランドは強烈な感染封じ込めをしているんですが、ロックダウン延長の可能性が出てきました。
経済というのは意外と玉突きみたいなところがあり、先進国のうちどこかの経済が大ダメージを受けると一気に停滞することがあります。
今は米国にお金がジャブジャブ投入されていて半導体不足で困っていますが、市場が悲観的になったら一瞬でお金なんて蒸発してしまうので。
参考までにニュージーランドドル(NZD)のチャートも見てみましょう。
個人的なイメージですが、オセアニア通貨が上がっているときは経済好調、下がり始めると世界が悲観的になってるときが多いですね。
リーマンショックは最たる例ですが、チャイナショックの時もけっこうなレベルでした。コロナショックではすでに受けていたダメージが大きいですけど。それでも世界経済に引き上げられた為替がそろそろ限界な感じもします。
アメリカでは量的緩和がそろそろ終わるという話も出ており、さすがに上がり過ぎた株価がどうなるかは想像したうえで投資を考えるようにしたおきたいですね。
この記事では初心者向けということで、もし最近投資を始めた人が一気に投資額を上げたのなら、下記の画像を見ておくと良いかも知れません。
とくに米国株メインの人はここ10年が強気相場だったのでそれなりのリターンを期待して投資をするでしょう。
しかし画像を見ると???となりますよね。
もっと分かりやすいのも。
悲観的に物事を考えるのはどうかな、と思いますが、大切なお金を突っ込むなら良い状況だけでなく悪い状況も考えておくと、いざという時に動じることは少ないかな、と。
これからの株価がどうなるかは誰にも分からないんですが、あまり期待しすぎず、かといって悲観しすぎず、コツコツと投資を続けていきたいところ。
今みたいな好況が続いていて、周りが儲かっているのを見ると、儲かっていない自分がバカみたいに思ってしまい、ついつい株を買わないと乗り遅れてしまうと焦ることが多いです。
でも、投資を始めた目的はだいたい老後不安への一手という人が大半と思います。こういったときは無理せず、自分の目的を思い出しつつ、長く投資を続けるようにしていきたいですね。
投資を続けていると誘惑される状況もありますが、焦らず一緒にコツコツいきましょう。それでも老後資金くらいは十分貯まりますので。(体験談w)
今日はこんな感じで終わります。
お読み頂きありがとうございました。
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