Twitterを見ていると素晴らしい注意喚起のtweetがありました。
これは!と思ったので記事にてシェアします。
最近短い記事ばかりでスミマセン。
tweetはこちら。
Twitter株クラで大人気のナザールさんです。暴落の分析をさせたら右に出る人はいないはず。
こんな人が多いから僕はレバの危険性を発信しています。
ちなみに、レバナス暴落した時はインデックスも暴落してる的な意見もありますが、S&P500が10%下落しただけなのに、レバナスは-50%超えることもありますよ!
12%の下落で心配になる人は、インデックス投資でも耐えられないかも。。。 https://t.co/cphT8o7h1e pic.twitter.com/9VtZhyiZq9
— ナザール@暴落お兄さん (@investor_Nazal) July 7, 2021
画像も見てみましょう。
こちらはITバブル崩壊時の下落率を分かりやすくしたもの。
- S&P500
- QQQ
- レバレッジ2倍QQQ
がそれぞれ調べられています。
最近、レバナスという言葉が流行っているようなんですよね。
レバレッジNasdaqの略で、大体はQQQにレバレッジをかけたものが多い様子。有名なところだとTQQQ(QQQの3倍レバ)でしょうか。
iFreeレバレッジNASDAQ100(QQQレバ2倍)を積み立てるツミレバというのも人気のようです。
確かにここ最近は強気相場が続いており、QQQなどは最強ETFとして人気ですね。高配当からハイテクに転身して儲かった人も多いのではないでしょうか?
管理人は余裕で乗り遅れてます。涙
個人的にはレバレッジ系はうまく使えば資産を増やせるので悪ではないと思うものの、初心者は触らないほうが良いと思うんですよね。
ちなみに積立だから・・・というのは全く通用しません。
積立後半になるほど資産額が増え、そこに暴落が来るとダメージは余計に大きくなるので。
もう一度画像を見てみましょう。
左側の赤いゾーンに注目してください。
2000年5月あたりでS&P500が▲10%で踏みとどまっているとき、レバナス(レバレッジQQQ)は早くも▲50%という下落を見せています。
コツコツ積み立てた資産が50%下落した場合、もしキャッシュなどが無かったら取り戻しようもありません。
ボラティリティ(相場の値動き)が大きいと、何度も資産を棄損するので平均〇〇%のリターンとかになっても実際にはそんなに儲からないことも多いんですよね。
ここらへんはまた別の機会で紹介しようと思いますが、かず先生がYouTubeで詳しく紹介してましたで気になる方はこちらを。
外部リンク(株式・FX)「算術利回りと幾何利回りの違い」「インデックス投資で複利でウハウハ?ほんまに?」「みんなが想像しているほどリスク商品は複利は効かない」
で、上記の結果なんですけど、2000年3月に各指数へ100ドル投資したとすると、2002年9月には
- S&P500 51ドル
- QQQ 17ドル
- レバナス 1.4ドル
という結果になります。
余剰金で投資とはいえ、100ドルが1.4ドルになると厳しいですよね。億り人になったのに140万円だったりすると・・・たぶん、そこまでガチホできる人はいないでしょう。。
レバレッジ2倍だから損するのも2倍というワケではないのですね。。
もちろん2倍だから2倍儲かるというのも違う話で。。(毎日2倍なので実際には2倍以上に儲かるターンもあるので。)
ここらへんの特殊商品は興味本位で1万円だけ買うのは良いとしても、積立投資は絶対にやめておきましょう。
今日はレバレッジ投資はめちゃんこリスクがある、というお話でした。
やはり王道でS&P500かオールカントリーを積立投資しつつ、暴落にも立ち向かえるようにキャッシュも残しながら緩くやっていくのをおすすめしたいです。
退屈な投資ではありますが、一緒にコツコツ頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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