Twitterを見ていると山崎元先生が米国株でけっこう忘れがちなことを呟ていました。tweetはこちら。
たぶん大差は無い。しかし、世界株の方が広い範囲に分散投資出来て、リスクもリターンも改善しやすい。米国だけに投資対象を絞った方がいい論理的な理由はありません。米企業の「株主重視」はむしろポテンシャルを先に使ってしまったのだと考えて警戒すべきでしょう。 https://t.co/v3zfLTKo5O
— Hajime Yamazaki /山崎元 (@yamagen_jp) April 26, 2021
全世界株式と米国株のどちらが良いって話なんですけど、けっこう重要なことが書かれていますね。
何だかんだで毎年GWの時期になるとこの話題が出てくる気がします。
以前も記事にしていました。
関連記事米国株は「株主優位」という一つのポテンシャルを使ってしまった状態なのか
米国株の魅力に、株主優位というものがあります。
例えば日本に比べて、
- 連続増配企業が多い
- 増配出来なくとも減配はなるべく避ける
- 高い利益率
- 自社株買いで積極的に株式価値を上げる
といったイメージを持つ人は多いと思います。
これって実際にそうなんでしょうか?
S&P500最強!という声も大きいですが、意外なところだとGAFAMを除いた銘柄(S&P495)はTOPIXという画像も話題になりましたし。
もしかしてGAFAを生み出してなかったら、米国株は散々なリターンだったかも知れませんね。
とはいうものの、管理人はそこまで米国株に悲観しておらず、今月ものほほんとS&P500ETF(2558)を注文する予定です。
大きな理由として、その国が持つ文化ってあまり変わることは無いと思うんですよね。
で、個人的にアメリカのどこらへんに強みというか信頼があるのかというと、
- 様々なイノベーションを生み出してきた
- GoogleやAmazonに見られるような圧倒的成長速度
- 先進国でありながら少子化の影響を受けない
あたりかな、と思っています。
起業10年以内で未上場ながら10億ドル以上の市場価値のあるベンチャー企業のことを「ユニコーン企業」と呼ぶみたいですけど、日本だと7社くらいというニュースが一時期流行りました。
実際は日本だけでなく、ほとんどはアメリカと中国で7割以上を占めているみたいですけどね。で、中国の躍進が凄いけども、実質半分はアメリカが占めています。
外部リンクThe Complete List Of Unicorn Companies
こういった株主優位だけじゃない部分はまだまだアメリカ圧勝な時代が続くんじゃないかな、と脳味噌ミジンコな管理人は思ったりしています。
ユニコーン企業を輩出するのも文化ですし、イノベーションなんかは今後も変わらず強いかな、と。日本企業が世界を一変させるアイテムを作り出すイメージとかあまり浮かばないんですよね。
あと、オワコンと言われた企業も劇的な復活をする国でもありますし。
Appleなんか倒産間際まで追い込まれてましたし、Microsoftもちょっと前までは枯れた高配当企業扱いでした。意外とこういった復活ストーリー好きなんですよね。なので、投資関係なく応援したくなる面もあったり。
まぁ、個人的に好きというだけで投資をしているので、人に勧めるならオールカントリーというのは山崎先生と変わりません。
ただ、株主優位というポテンシャルを使っちゃっているからアメリカを外すというのも特にないし、持ったないかな、と管理人は思ったりしています。
これは数年前からも変わっていませんね。できれば20年後も変わらないアメリカでいて欲しいと思います。笑
あまり上手く伝えられなくてスミマセン。。
今日は短いけどこのへんで。
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