ネットを見ていると個別株で儲けてる人がたくさんいますね。そういった状況をみると、ついつい一攫千金を狙いたくなりませんか?
もし、そういったことで悩んでいるのでしたら、超絶効果的な問いかけがあるので記事にしました。まぁ、記事タイトルで解決しているんですけど。。
知ったのは、いつもお世話になっているかむい(@kabutotomoni)さんのtweetです。
管理人も個別株は好きですし、小型ハイテク株や仮想通貨で儲けてる人の話を聞くと羨ましいなぁ、と思いつつ、結局はS&P500ETFで良いか、みたいに思うことが多々あります。
何だかんだで毎月2558というS&P500ETFを買ってますし。
【至言】この企業にはS&P500を超える魅力があるだろうか?
この言葉を考えると、大体の個別株を買いたいと思う気持ちが萎えてしまいそうです。
一点突破なら短期間でS&P500をアウトパフォームできる銘柄もあるでしょう。しかし、それは投資というより投機に近くなりますね。
そして覚えておきたいのは、プロの機関投資家ですら市場平均を出し抜くのは困難ということ。
銘柄数は増えますがアクティブファンドが良い例ですね。ちなみにウォール街のランダム・ウォーカーでは期間を長くとるほど市場平均に勝つのは難しくなっているのを延々と書かれていました。
大型株、小型株ともに5年後には66~80%のアクティブファンドが市場平均より低いリターンに終わっています。
まぁ、ここらへんは高い信託報酬で自滅というパターンも含んでいるので個別株自体が悪いわけではないですけどね。
ただ、生き残りバイアスは頭の片隅に入れておくと、個別株買いたい病が出たときに役立つかもしれません。
アクティブファンドはたくさん生まれるんですけど、成績の悪いファンドは自然消滅してしまいます。そりゃ売れないので当然。
で、生き残ったファンドが超優秀だったかというと、それも微妙だったりするんですよね。。
個人に置き換えても同じようなケースが多いかな、とも思います。何度か銘柄入れ替えをして税金払うと結果は・・・という感じで。
これは古典というような投資本には同じようなことが書かれていますね。敗者のゲームもこんなことを書いてました。
年老いたパイロットや、向こう見ずなパイロットはいるが、向こう見ずで長生きしたパイロットはいないという。
同じように、市場タイミングで繰り返し成功を味わった投資家もいない。欲望や恐怖心に駆られた選択は、たいてい遅すぎるか、間違っているものだ。長い目で見れば、株式市場は投資家が売った後もほぼ同じ水準で推移する。
だから、ときどき売却する投資家の利回りは、単純に持ち続ける投資家と比べ低い。よく考えてみれば、市場動向を予測し、安く買って高く売ることで、競争に勝つことが不可能なのは明らかだろう。
出典:敗者のゲーム
遅すぎるという表現はホントにそうで、エリス先生は稲妻が輝く瞬間と言っていますね。
こんな風に考えるとS&P500というか、株式会社アメリカを買っている安心感は凄いな、とも思います。
ちなみに管理人の思う魅力的なポイント。
- 倒産しない
- 200年に渡って成長し続けている
- イノベーションを起こしてきた実績
- 基軸通貨を持っている
- 法整備がしっかりしている
- 人口が増えている
- 母国語が世界共通言語
- これからも優秀な人材が集まりそう
- 商売先は全世界
- 軍事力を行使できる国(実績多数)
- バリュー株もハイテクも高配当もすべて入ってる
- etc…
もちろんマイナス面も山盛りあるんですが、魅力は書き尽くせないくらいあります。
もちろん短期リターンを追うのも良い
偉そうにS&P500だけで良いとか書きながら、個人的にはそれ以外のETFや個別株も持っています。
それは、買った時点ではS&P500よりも魅力的と思っているからですね。例えばコカ・コーラやマクドナルドを買ったときは、S&P500より安定して高い配当を貰い続けれそう、とか思ったので。
管理人は配当好きなのでそんな銘柄を買ったんですが、短期狙いをする気持ちもわかるんですよね。
どうしても資産形成初期って、じれったいどころじゃないくらいお金が増えないし、周りを見てると色んな爆益報告が目に入ってくるわけで。
ただ、資産のうちの10~30%とかにしておくと良いかも。サテライト戦略ですね。コアはS&P500でもオールカントリーにしておけば失敗しないでしょう。
おわりに|私は分からないので来月もS&P500を買います
管理人はトレードセンス皆無なので、コツコツと副業収入でS&P500を買っていこうと思います。
ただ、どの銘柄もETFなので倒産がないのは安心して持ち続けることができます。アメリカや中国が隕石で壊滅したときは諦めるしかないけど、そのときは世界も終わっちゃいますね。
自分の力が及ばないことを心配しても仕方ないので、まずはできるところから頑張っていこうと思います。
お読み頂きありがとうございました。
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