週末にかけてアメリカのバイデン大統領が富裕層に対し、キャピタルゲイン課税を引き上げるというニュースが株クラを中心に駆け回りました。
バイデン米大統領は富裕層に対するキャピタルゲイン税の税率を39.6%と、現行のほぼ2倍に引き上げることを提案する見通しだ。長年の格差解消を目指した一連の社会的支出の財源にするのが目的。
株も仮想通貨も駄々下がりでマーケットを気にしたのか、最終地点は39.6%ではなくて28%くらいになる、というニュースも飛び込んできていますね。
ゴールドマンサックスはバイデンのキャピタルゲイン税改定の最終着地を28%と予想(現行20%)。顧客向け書簡で報告。所得百万ドル以上の富裕層にキャピタルG税を現行より8%多く課すなら富裕層は今までよりも11%運用益を増やして増税分チャラにしようとリスクオンの流れ見えたコレ https://t.co/aQgC0ikjyG
— 全力米国株 (@komcdspxl) April 23, 2021
結果として今朝時点では株価は急速回復している様子。
今は情報が錯綜しまくっている状況なんですかね。法案は調整中で4/28に発表されるようです。しばらくは荒れた相場が続くのかも知れません。
ホワイトハウスのサキ報道官はこの日の記者会見でキャピタルゲイン税の計画について聞かれ、「どのようなものになるか、まだ最終調整中だ」と述べた。バイデン大統領は同提案について、28日に上下両院合同会議で行う就任後初の演説で増税策の一部として発表する見通し。
ただし、税率が大きく変わるのは所得が100万ドル(約1億800万円)以上の個人ということで、そこまで影響ないのかもと思っています。
Twitterでの声など。
キャピタルゲイン増税も対象は限定的だろうし最後は企業業績と金融緩和の内容に沿った株価に収束していくだろうけどね
— Key(ケイ)@AMZN8ドルおじさん (@Key_amzn8) April 22, 2021
個人的にはケイさんの書いている通りかな、と。
株価というのは短期的には暴れ回るんですが、超長期で見ると企業のあげた利益に近いものになるので、今を見て焦る必要はないと思います。
短期が分からない管理人は、来月も淡々とETFを買いますし。自分が信頼を置いている投資信託をコツコツ買うのを変える必要はありませんね。
敗者のゲームの言葉を借りると、毎日の天気なんて気にする必要はない、ということでしょう。
毎日の「天気」と「気候」は別物だ。 「天気」は短期的な現象、「気候」は長期的な現象を指す。この違いは重要である。
気候のよい場所に住みたいと思ったら、先週の天気だけを参考にしても意味がない。
同様に、長期投資を行う時に、一時的なマーケットの上下に振り回されてはならないのである。日々の市場動向は、「気候」にとっての日々の「天気」と同様、それほど重要ではない。
引用:敗者のゲーム
とはいうものの、短期的に気になる人もいるわけで。。
キャピタルゲイン課税、仮想通貨課税で株が下がるとして、ではあぶれて抜けた資金は何処へいくんやろ?商品か、不動産か?不動産株上がるんか?あれ?たま株か?
— 岐阜暴威 (@gihuboy) April 22, 2021
個人的にはお金刷りまくってジャブジャブな状況は変わらないし、行きつくところまでは何かしらのリスク資産にお金は流れるのかな、と。
で、結局、株高が続くというのはありそう。。
GW明けとかに大きく下がっていたらラッキーと思いつつ、副業収入でETFを買おうと思います。(上がっていてもラッキーなので、どちらでも気にせず買いますw)
今日は短いけどこのへんで。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
未来はどんどん良くなるので、たまにはノンビリ読書でもどうでしょうか。
相場が荒れてきたときには古典を読むのが一番ですね。
意外と読まれている記事