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手順と考え方|ETFで「じぶん年金」を作っていこう

お金と投資
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管理人は老後の備えとして「じぶん年金」を作っています。

はじめは海外ETFのVYMとBNDを買っており、最近は東証ETFが充実してきたため2558(S&P500ETF)とキャッシュをコツコツ買うということをコツコツ続けています。

さて、この「じぶん年金」について読者様よりご質問をいただきました。

もしかすると同じように気になっている方もいるかも知れません。せっかくなので記事にて回答させていただこうと思います。

ななし
ななし

本記事とは違った質問などあればTwitter(管理人のTwitterアカウント)で気軽にDMとかしてくださいませ。

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手順と考え方|ETFで「じぶん年金」を作っていこう

リタイアしてのんびり

頂いたメールはこちら。

 

今回メールをさせていただいたのは、自分年金についてです。

すごく興味があって、記事を読んでいたのですが、自分年金を作るまでの手順などは記事にされたりしてますでしょうか?

例えばここの証券会社を開いて、そこでここの何々を買って、これくらいが経過して現在はこのようになっています。みたいな感じです。

自分年金の記事を読み自分も同じように自分年金の行動していけたらなと思いメールをしてみました。

ご質問ありがとうございます。

興味を持つ。調べる。やってみる。

これこそ、老後を生き抜くための第一歩だと思います。

 

手法は人それぞれかもですが、ここでは管理人がやってきた手順などを紹介していきますね。

 

じぶん年金を作る手順

主力をETFとする

じぶん年金の肝は配当金です。

効率を考えると投資信託を切り崩すのが最適ですが、管理人は貧乏性でラスボス戦までエリクサーを使えない性格。。

たぶん、老後になっても、よほど後半戦になるまで資産取り崩しはしたくないだろうな、と思っています。

そこで配当金が出るETFを買うことにしました。ETFとは上場投資信託、株式市場でリアルタイムに売り買いできる株みたいな投資信託のことですね。

 

素直なETFを買う

老後まで末永く付き合っていくETFを選びたいですね。

管理人は配当金を重視して、VYMという高配当ETFを選んでいました。最近は2558という東証で買えるS&P500ETFを買っていますね。

自分が右肩上がりを信じられる商品を選びたいですが、ある程度の最適解は出ています。

米国株であればVTIですし、高配当であればVYMでしょう。アメリカだけだと不安という場合、VTという全世界株式という形ですね。

ただし海外ETFは簡単になったとはいえ、初心者にはハードルがあるかも知れません。

そういった場合、日本から円建てでS&P500を買える2558であったり、全世界株式の2559などは代用品どころか互角以上の商品となっています。

 

海外ETFか東証ETFを選ぶ

上述と被りますが、管理人は鉄板としては

  • 米国高配当ETF VYM
  • 米国総合債券ETF BND

を半々で持つのが好みです。

けっこう昔に書いた記事ですが、今でも理想像ですね。老後にある程度手じまいしたら、こういった運用に切り替えたいな、と。

関連記事老後へ向けた海外ETFという選択肢。VYMとBNDでほぼ鉄壁

※リンクは新しいタブで開きます

 

私の場合、個人的な好みは海外ETFなものの、将来、妻や子供に相続するかも、とか思って円建てで配当の出る2558(S&P500ETF)、2559(全世界ETF)をコツコツ買っています。

ここらへんは性格や家庭によって変わるかもしれませんね。

 

投資ルールを作る

どれくらいの金額を、どういったスパンで投資していくか。

ある程度はルール作りをしておく必要があります。投資を続けていると、絶対に暴落と付き合う必要が出てきますが、ここらへんを乗り切る理念が欲しいですね。

管理人は株価は気にせず、貰える配当金をコツコツ増やしていくこと、としていました。

ちょっと拙いんですが、昔に書いた記事が参考になるかも知れません。考え方とかはまったく変わっていませんので。

関連記事海外ETFで作る「じぶん年金」の運用指針と投資戦略|2019年9月

※リンクは新しいタブで開きます

 

ここまで来て、証券口座はどこを使うんだ、と思うかもですね。

これは正直どこでも良い、だったりします。笑い

 

証券口座を選ぶ

証券会社がないとETFを買えないんですが、順番的には最後で良いです。

今はどの証券会社を選んでもスペックは大差ありませんので。

ちょっと紹介しておきます。

 

DMM株

米国株の手数料が無料。(他社大手は0.45%かかります。)

配当は円建てで出るので、積極的に配当を使いたい人向け。購入手数料が安い分、配当の円替え手数料が他社より多め。

 

楽天証券

初心者向けで使いやすいインターフェース。最安ではないものの、使いやすさから管理人はメイン口座として利用しています。

サポートセンターに質問もしやすいのも魅力。

 

SBI証券

住信SBIネット銀行と連携させると為替手数料が安いので海外ETFを選ぶメリットあり。最大手の安心感あり。

 

マネックス証券

銘柄数、ツールなどが充実。しかし超長期での「じぶん年金」と相性が良いかは不明。短期・中期向けなイメージ。

 

PayPay証券blank

スマホ証券で、上記大手証券に比べると若干割高。他社にない特徴として1,000円単位で海外ETFなどを購入可能。

配当は円建てで貰える。VYMを買うことも可能。(最近、知って驚きましたw)

売買手数料が0.05%、為替手数料が1ドルに対して10銭なので超長期なら誤差レベルで、管理人はけっこう好きな証券会社です。

債券ETFのBNDはありませんが、ハイイールド社債のHYGやガチガチ短期債のSHYなどがあります。もちろん無理に債券ETFを買う必要もありません。余裕資金でVYMというのは理想形の一つと思います。

じぶん年金の推移

金額推移とかあれば良かったんですが、まめにログを取っていないんですよね。。すみません。

2019年3月頃にはじめて、約2年ほど続いています。

金額としては500万円ほど貯まりました。副業収入と過去に買った海外ETFからの配当金などが原資ですね。

いくつか過去記事をピックアップしました。もし気になるものがあり参考になれば幸いです。

関連記事効率的ではないけど継続が大切!2019年11月も順調に「じぶん年金」を買増し

関連記事【海外ETF】じぶん年金はまだマイナスでした…2020年5月2日の状況報告

関連記事年5万円の不労所得マシーン|じぶん年金が250万円くらいに育ってきた

関連記事【先月より20万円UP】じぶん年金のポートフォリオや状況2021年4月時点

※リンクは新しいタブで開きます

 

買付履歴はデータが見れるのでテキストベースですが記載しておきます。参考になるのかしら。。

海外ETF買付履歴

約定日 ティッカー 数量 約定代金
2019/3/4 BND 13 1,032.85
2019/4/3 VYM 13 1,121.90
2019/5/27 BND 13 1,059.18
2019/7/25 BND 2 165.94
2019/7/25 VYM 13 1,155.57
2019/7/31 VYM 1 88.85
2019/8/7 VYM 1 85.05
2019/8/27 BND 2 169.76
2019/8/27 VYM 2 169.29
2019/9/30 BND 2 168.68
2019/9/30 VYM 1 88.22
2019/10/30 BND 5 419.23
2019/10/31 VYM 3 268.98
2019/11/28 BND 2 168.68
2019/11/28 VYM 2 184.12
2019/12/27 BND 7 586.85
2019/12/27 VYM 5 468.55
2020/1/16 BND 3 253.08
2020/1/16 VYM 1 93.82
2020/2/10 VYM 2 187.68
2020/2/10 SPAB 6 179.01
2020/2/13 BND 5 425.53
2020/2/13 VYM 5 472.6
2020/2/13 VDC 1 163.64
2020/2/13 SPAB 5 149.13
2020/2/25 SPAB 3 90.48
2020/3/10 VSS 20 1,814.40
2020/3/10 BAC 10 221
2020/3/10 VYM 11 860.31
2020/3/10 VDC 2 300.68
2020/3/10 SPYD 66 2,003.10
2020/3/10 SPAB 13 401.18
2020/3/12 SPYD 27 776.52
2020/3/18 VDC 2 280
2020/3/18 SPYD 41 1,015.98
2020/3/18 SPAB 35 1,027.18
2020/3/19 VTI 40 4,729.60
2020/3/24 SPYD 4 84.16
2020/4/2 ARCC 8 78.56
2020/4/2 VYM 10 677.4
2020/4/2 SPTM 10 299.7
2020/4/2 SPYD 12 275.4
2020/4/2 SPAB 30 899.7
2020/5/13 BND 13 1,129.31
2020/5/13 ARCC 4 55.04
2020/5/13 VYM 5 386.05
2020/5/13 SPYD 10 263.8
2020/5/13 SPAB 10 304.1
2020/6/4 BND 3 262.89
2020/6/4 BND 1 87.52
2020/6/4 ARCC 2 31.3
2020/6/4 VYM 5 409.85
2020/7/7 BND 2 176.6
2020/7/7 ARCC 5 73.5
2020/7/7 VYM 2 160
2020/7/13 ARCC 3 42.15
2020/9/23 SPYD 10 271.4
2020/9/23 SPAB 10 308.4
2020/10/8 BND 3 263.46
2020/10/8 VYM 4 329.44
2020/10/8 SPAB 2 61.27
2020/10/12 ARCC 1 14.38
2020/10/12 CXSE 1 117.54
2020/11/4 CXSE 2 120.1
2020/12/7 CXSE 2 125.94
2021/1/6 CXSE 7 479.36
2021/1/6 CXSE 2 136.93
2021/1/6 SPTM 10 458.8
2021/1/14 VYM 5 475.4
2021/2/12 CXSE 2 158.76
2021/3/8 CXSE 2 138.4
2021/3/10 CXSE 3 198.96
2021/4/2 CXSE 3 199.89
2021/4/7 VYM 4 409.08

コロナショックのときは盛り上がってましたね。笑

 

東証ETF買付履歴

約定日 銘柄名 数量[株] 受渡金額[円]
2020/4/15 MXS米株S&P500 2 17,320
2020/4/22 MXS米株S&P500 1 8,440
2020/6/2 MXS米株S&P500 15 140,700
2020/6/15 MXS米株S&P500 2 18,380
2020/6/22 MXS全世界株式 10 92,100
2020/7/2 MXS米株S&P500 7 66,990
2020/7/2 MXS全世界株式 7 65,170
2020/8/11 MXS米株S&P500 5 50,800
2020/8/11 MXS全世界株式 5 49,550
2020/9/4 MXS米株S&P500 2 20,960
2020/9/4 MXS全世界株式 2 20,220
2020/10/7 MXS米株S&P500 2 20,360
2020/10/7 MXS全世界株式 3 29,910
2020/11/10 MXS米株S&P500 1 10,700
2020/11/10 MXS全世界株式 2 20,820
2020/12/4 MXS米株S&P500 2 21,900
2020/12/4 MXS全世界株式 3 32,370
2021/1/8 MXS米株S&P500 1 11,290
2021/1/8 MXS全世界株式 1 11,180
2021/2/12 MXS米株S&P500 2 23,480
2021/2/12 MXS全世界株式 3 35,250
2021/3/5 MXS米株S&P500 3 34,770
2021/3/5 MXS全世界株式 3 34,830
2021/4/5 MXS米株S&P500 1 12,830
2021/4/5 MXS全世界株式 1 12,530

いまは東証ETFをコツコツ買っています。

 

2020年に貰った配当金

参考として昨年貰った「じぶん年金」の配当額です。

銘柄 2020年配当
ARCC $10.36
BND $89.30
CXSE $0.24
SPAB $45.10
SPYD $184.32
VDC $14.78
VYM $183.50
合計 $527.60

今はまだ年5万円と小さいですが、

  • 株式の自己成長
  • 配当金の再投資
  • これからの追加購入
  • 今まで購入してきた海外ETF

などを考慮して、年間60万円、月5万円くらいが目標です。

年金にプラスして月5万円の不労所得があれば、何とか生きていくのは大丈夫、と言えるようになりたいですね。

 

管理人の買い方は副業収入に依存しているので、少しでも株数を増やせるように頑張りたいです。

 

おわりに|コツコツと「じぶん年金」を作っていこう

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上がらない給料、増え続ける社会保障、求められすぎる労働の期待。。

嘆きたくなることばかりですが、私たちには時間という味方もありますね。そして、投資というものを知っています。

少しでも将来の不安を払拭しつつ、今を楽しく生きていけるよう管理人はコツコツと投資を続けたいな、と。読者様とも一緒に頑張っていければ幸いです。

ご質問ありがとうございました。また気になることがあれば気軽にご連絡してくださいね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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メジャーどころの楽天証券、SBI証券は持ってる人が多いでしょうから、下記の2社は面白いかもです。

DMM株

米国株の手数料が無料。(他社大手は0.45%かかります。)

配当は円建てで出るので、積極的に配当を使いたい人向け。購入手数料が安い分、配当の円替え手数料が他社より多め。

 

PayPay証券blank

スマホ証券で、上記大手証券に比べると若干割高。他社にない特徴として1,000円単位で海外ETFなどを購入可能。

配当は円建てで貰える。VYMを買うことも可能。(最近、知って驚きましたw)

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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