【悲報】VYMの増配率はS&P500とほとんど変わらない【海外ETF】

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S&P500の増配率を調べたので、そういえばVYMは実際に高い増配率を出しているんだろうかと気になりました。

S&P500の増配率は想像以上で、正直、高配当とか不要なのでは?と思ってしまったほど。詳細はこちらにて。

関連記事【驚愕】S&P500の増配率が凄すぎる!高配当ETF不要かも

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せっかくS&P500のデータもあるので、VYMを調べて比較したので記事にて紹介していきます。

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結論|VYMは良い海外ETFだが増配率は普通。これならS&P500で十分に思った

まずは結論から。あくまで個人的な意見ですが、S&P500でも十分な増配やリターンが期待できると思いました。

米国高配当ETFであるVYMはめちゃ素晴らしい商品なので、保有している方は気を悪くしないでくださいませ。

ただ、配当の二重課税を取り戻す手間などを考えると東証で買えるS&P500ETF(2558)をおすすめしたくなります。

VYMって何?という方もいるでしょうから、簡単な商品紹介を含め、S&P500ETF(SPY)との増配比較などを見ていきましょう。

 

米国高配当ETF【VYM】の基本情報

VYMは大型株の中でも予想配当利回りが市場平均を上回る米国株で構成されるETFです。

高配当が出せるというのは成熟した企業が多いので、優良企業をまとめ買いするイメージでしょうか。

ただし、10年の単純なリターンはS&P500に劣っています。高配当を加味しても長期で代表的な指数を上回るというのは難しいのかも知れませんね。

 

VYMの基本情報

構成株式銘柄数410
時価総額の中央値128.9B
経費率0.06%
収益成長率7.8%
株価収益率20.2 x
株価純資産倍率2.3 x
非米国株式0
回転率 ( 回転率 2020/10/31 現在)11.1%

銘柄数は410社としっかり分散がされています。

ただしバンガードの最新データが2020年11月なので、コロナショックで大きく減る可能性はありますね。

株価収益率PERは20倍でVIGの27倍に比べるとまだ投資をしやすい水準ですが、やや高いですね。

高配当ETFのリターンは芳しくない状況が続きますが、米国株全体が高いのでこの水準なのかも知れません。暴落があればまだまだ落ち幅はありそう。

 

バンガードの象徴ともいえる経費率は0.6%とスマートベータでは驚異的な低コストになっています。少し前まで0.8%だったので、自律的にコストを下げる企業意志には敬意を払いたいですね。

日本ではニッセイくらいしか思い当たりません。(eMAXIS Slimシリーズは後追いするだけという悲しさ…)

 

ベンチマーク

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。

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大型バリュー株多めをイメージしておくと良さそうです。

 

設定日

2006年11月10日とリーマンショック前からあるので、意外にもVOOより古株だったりします。

※少し前までバンガードの旗艦ETFはVTI(全米株式)でした。

この関係もあり、比較対象は同じバンガードのVOOではなくステートストリートのSPYを使いました。

 

純資産

2020年11月時点で128.9B$、約1280億ドル(ビリオンは10億)です。日本円で12兆円を超えておりNY市場の規模を思い知らされますね。

ちなみにeMAXISシリーズ(FATもSlimも合わせます)全体でやっと1兆円で、TOPIX連動型上場投資信託 (1306)の14兆円が日本で一番大きい規模となります。

最古のETFであるSPYは34兆円なので日本も案外頑張っているかも。

 

構成銘柄上位10社

保有銘柄シンボルファンド構成比
Johnson & JohnsonJNJ3.73%
JPMorgan Chase & Co.JPM3.46%
Procter & Gamble Co.PG3.05%
Verizon Communications Inc.VZ2.19%
Comcast Corp. Class ACMCSA2.14%
Bank of America Corp.BAC2.11%
Coca-Cola Co.KO1.91%
Merck & Co. Inc.MRK1.86%
PepsiCo Inc.PEP1.85%
AT&T Inc.T1.84%

410社に分散されていますが、上位10社で24%を占めます。

S&P500とは全然違っているものの、これで似たようなリターンを出しているのに驚きます。改めて米国株凄いよな、と。

半分以上は日本でも馴染みのある企業が入っているのも、優良企業パッケージETFの特徴といえるでしょう。売上で見ればコレ一本で世界分散できてる気がします。

 

セクター比率

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セクター比率
金融20.80%
ヘルスケア13.70%
生活必需品13.60%
資本財10.10%
テクノロジー9.00%
公益8.90%
電気通信8.10%
一般消費財6.00%
Energy5.90%
素材3.90%

高配当系ETFにありがちですが、やはり金融セクターがトップにきます。そのせいか景気後退局面には下げ幅が大きいです。

VYMはベンチマークの縛りがあるせいかリートは含みません。

セクター比率はしっかり分散されており手堅い印象を受けます。しかし市場の変動は受けてしまうので、低ボラティリティではないので注意しておきたいところ。

S&P500と同じくらいをイメージしておくべきで、事実、リーマンショックの時は同じような角度で下落しています。(チャート比較は後述)

米国高配当ETF【VYM】とS&P500ETF【SPY】の増配率比較

さて、いろいろと見ていきましょうか。

VYMの増配率推移

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高配当だから増配も期待できるかと思ったのですが、あまりぱっとしませんでした。というかリーマンショック後の減配がダメージでかいですね。。

設定は2006年11月なので2008年から計算しています。

当たり前といえばそうなんですが、S&P500と比べて増配が良いわけではなく企業の収益が上がらないと配当は増えません。

 

参考|SPYの同期間の増配率推移

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両者ともリーマンショックでの減配が尾を引いてます。

  • VYM 2008~2020年で累計81くらい
  • SPY 2008~2020年で累計82くらい

管理人の所感ですが、S&P500は企業業績が落ちるような〇〇ショックがなければ安定して伸びているように思いました。

テキストでも見ておきましょう。

年度VYM増配率S&P500増配率
2008年6.33%2.40%
2009年-19.40%-21.10%
2010年-6.60%1.40%
2011年20.16%16.30%
2012年20.00%18.20%
2013年9.79%12%
2014年9.09%12.77%
2015年12.63%10%
2016年2.65%5.30%
2017年8.84%7.10%
2018年10.33%9.80%
2019年7.27%8.40%
2020年2.26%0.10%

 

VYMとSPYの増配率直接比較2008-2020全期間

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こんな時は積み上げグラフよりも、棒グラフで比較すると見やすいですかね。

あまりS&P500と変わらないという感じです。

 

増配系ETFのVIGは割と安定していたんですけどね。

ただし減配は少ないものの増配の伸びが小さい場面もあり、結局はS&P500で良いかな、という感じなんですが。。

関連記事【海外ETF】VIGの設定来増配率とS&P500を比較してみた

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参考までにSPYの長期増配推移です。

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株価チャート比較なども見てみましょう。

 

VYMとSPYの株価チャート比較

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青:VYM 緑:SPY Yahoo!financeより

2013年あたりまでは近似ともいえるリターンでしたが、ハイテクの比率が差を広げた格好となっています。

コロナショック以後はさらに差を広げています。

 

米国高配当ETF【VYM】とS&P500ETF【SPY】の株価、増配率、配当金長期推移を比較

設定来も配当金推移を見てみましょう。

VYMの設定来配当金推移

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株価はS&P500にくらべて冴えないリターンに見えますが、配当は順調に成長しています。

年4回全て出そろった2008年の配当は1株当たり1.35ドル、12年後の2020年は2.90ドルと約2.1倍になっています。

配当利回りは3%後半をキープするときもありますが、2018年以降は少し下がって3%前後で推移しています。

コロナショックでの減配は急速に回復しました。今後の安定を望みたいところ。

 

参考|同期間のSPY株価と配当金推移

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配当の受け取りで見るとVYMは波がすくないものの、伸び方は同じような感じですね。

VYMが良いETFなのは間違いありませんが、S&P500を長期保有して元本に対して高配当という考えも悪くなさそうです。

関連記事2558(S&P500ETF)を20年保有して配当を貰い続けるという戦略

※リンクは新しいタブで開きます

 

配当込みのVYMとVIGを比較してみる

最後に配当込みリターンも見ておきましょう。

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緑:VIG 青:SPY www.etfreplay.com

2018年まではホント互角だったんですけどね。GAFAのリターンが凄まじすぎです。

ボラティリティはVYMが優れますが、無視できないレベルのトータルリターンになっていますね。

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管理人はどちらを好みのか

ここまで書いて、特に弱点も無く素晴らしいETFであることに間違いはないのですが、冒頭の結論で書いた通り管理人はS&P500ETFを選んでいます。

理由としては以下の2つ。

  • 東証でS&P500ETF(2558)が買える
  • 2558は二重課税調整対応※

個人的には今までがS&P500というかグロース株優位な状態が続いたので、そのうちVYMのように大型バリュー株の時代もくるだろうと思っています。

しかし二重調整の手間や20年の後の増配などを考えると、大人しく東証で2558を買うのも悪くないと思いました。

※米国株は配当が出るときに現地税としてアメリカで10%、配当税として日本で20%引かれて手残りが約72%くらいになります。確定申告で一部取り戻せますが、全額で無いこと、手間がかかることも一因です。

おわりに|【海外ETF】VYMは素晴らしいけど増配率などはS&P500とあまり変わらないので今のままいく

VYMが東証で買えるなら逆張りで高配当ETFを買いたいですが、コア資産としては普通にS&P500ETFで良いかな、と思いました。

ただ、VYMとQQQやSPYDみたいに性格の違うETFを半々などで長期保有するのは面白いかも知れませんね。

最後にVYMの増配率推移を載せて記事を終わります。(せっかく調べて作ったので。)

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いろんな商品を勉強しつつ、自分が長期でホールドできる銘柄を見つけて投資を続けていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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関連記事です。

【二重課税】VYMと2558|じぶん年金の2択で悩んでいるので色々書き出してみる

ホントはVYMをずっと買い続けようと思っていたのですが、2558の登場で二重課税調整についてめちゃ悩んだお話。(今は2558を買い続けています。)

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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