ロイターからのニュースです。
けっこう重要そうなニュースなのでブログ記事にてシェアします。
ロイターによると、
指数算出会社のMSCIは27日の引け時点で中国企業5社を世界の株式を対象とした株価指数から除外すると発表した。中国軍の支配下にあると見なされた企業への投資を禁じる米大統領令について、追加情報が得られなかったためと説明した。
中国広核電力(CGNパワー)、中国化学工程、中国核能電力、中国船舶重工、浪潮国際(インスプール・インターナショナル)をMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)とこれに関連する指数から除外する。
MSCIは25日、米財務省外国資産管理室(OFAC)から米東部時間26日午後12時(日本時間27日午前2時)までに新たなガイダンスが得られなければ、これら5社を指数から除外すると発表していた。
オールカントリーから除外されると正式なインデックスからズレが出てしまいそうで嫌だなぁ、と思いました。
Twitterでも、これどうなの?と言った声も。
政治的な影響で銘柄が指数から除外され、さらにトレーダーにさやを抜かれます。
インデックス投資のデメリットですね。
MSCI、中国企業5社を世界株価指数から除外へ | Article [AMP] | Reuters https://t.co/2kIfm058Ed
— マイルドインベスター (@mild_investor) January 28, 2021
中国が嫌いな投資家は良いけど国際分散投資をやっている投資家には国際分散投資にはならないのでは? MSCI、中国企業5社を世界株価指数から除外へ | Article [AMP] | Reuters https://t.co/ljpHfptBZF
— takachan🐣寝る子の資産は良く育つ (@takachan_egg) January 26, 2021
一国の大統領令で企業が世界株価指数から除外されると、スタンダードなインデックス投資が崩れていく。
指数的にSlimオールカントリーが影響受けますな🙄
MSCI、中国企業5社を世界株価指数から除外へ | Article [AMP] | Reuters https://t.co/hg90y7gScd
— きしやん@コツコツ熊本の幹事やってます (@oyagakoniosieyo) January 26, 2021
指数にフリーライドするインデックスのデメリットですね。。もちろん国際分散にも影響が出ます。
中国が除外されて嬉しいという声もありました。笑
管理人は中国はCXSEというETFを買っているので、この件で中国株が下がったら買い場だと覚悟を決めて淡々と買い付け予定です。
20万円分くらいまでは買い進めるつもりでしたが、下がり幅が大きかったら多めに買うかも。
ちなみにロイターによると、この大統領令はトランプさんが出したものなので、バイデン大統領に変わったのでけっこう簡単に変更できる、とのこと。
大統領令はトランプ前大統領が出したもので、バイデン新大統領はこれについて対応を明らかにしていないが、簡単に取り消すことができる。
政治で指数がコロコロ変わっちゃうのはインデックス投資家にとっては困った問題なので、早く解決して欲しいですね。
ただ、管理人は米国株比率が高いので、あまり気にしていないということもあります。少なくとも私が生きている時代に中国が覇権を獲って、オールカントリーインデックスから米国主要株が除外というニュースは無さそうなので。
両国に挟まれつつGDPでは依然として上位国の日本は意外と高リターンを出すかも、とか思ったりもしました。笑
新興国株式は長らく続いていた低リターンからの脱却の兆しでしたが、今回の件をうけてどうなるでしょうか。
個人的にはニュースに目は通すけども、自分にはどうしようもないので来月も淡々と2559(全世界ETF)を買っていこうと思います。
今日は短いけどこんな感じ終わります。
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