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2020年のアセット別リターンを振り返って今年の予想をしてみる

お金と投資
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振り返ると2020年は資産爆上げの一年でした。

さて、どういったアセットが上がったのかを確認しておくことで今年の予想をしておくと年末あたりが楽しめるかも知れません。

調べてみたところ順当なもの、意外なものもありましたので参考として見ていきましょう。

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2020年のアセット別リターン

私たちは日本で最終的にお金を使います。

ということで、eMAXIS Slimシリーズの1年リターンを調べてみました。

結果はこちら。

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なんと一番良かったのは日経平均という結果でした。日本株をほとんど持っていない管理人はノーマークのため驚きました。

そういえば年末は爆上げしてましたし、TOPIXをダブルスコアで上回っています。

ここらへんはTOPIXが時価総額加重、日経平均は株価が高い銘柄が上位に組み込まれる特性の差が大きいですね。とはいえ、こんなに差が出るのを見たのは初めてです。

 

少し見やすいようにテキストも用意しました。

アセット リターン
TIOPIX 8.79%
日経平均 20.43%
国内債券 -0.97%
先進国株式 10.65%
先進国債券 6.01%
先進国リート -12.34%
新興国株式 9.99%
米国株式(S&P500) 11.92%
全世界株式(除く日本) 10.57%
全世界株式(オール・カントリー) 10.54%
全世界株式(3地域均等型) 10.10%
バランス(8資産均等型) 1.92%

TOPIXと日経平均以外でも注目ポイントがいくつかあるので見ていきます。

大きなところでは先進国リートの下落ですね。コロナショックでのダメージがまだ回復していません。あわせて為替もここ1年で円高に進んだのでダブルパンチですね。

バランス8資産均等型もプラスではあるものの被弾の影響が残ります。ただ、回復期には期待が持てるのではないでしょうか。

個人的には皆が手放したリートは魅力的に見えます。

しかし暴落の最中に手を出す勇気がなかったので、REIT多めのETFということでSPYDを買い漁りました。

 

面白い見方になりますが、先進国株式とオール・カントリーに大きな差はありませんね。先進国株式、TOPIX、新興国株式も似たようなリターンですし、3地域均等型も含めて似たリターンになりました。

 

参考|信託報酬は大きくものをいう

先進国もオールカントリーも大して変わらないリスクリターンでしたが、信託報酬は大きくものをいうというのも参考で見ておきましょう。

せっかくなので、4資産均等型などとも比較してみました。eMAXIS Slimシリーズに4資産均等型が無かったので、ニッセイから4資産と6資産を借りました。

結果はこちら。

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アセット リターン
Slim先進国株式 10.65%
参考:FAT先進国株式 10.03%
参考:4資産均等型 6.57%
参考:6資産均等型 0.68%

まず、Slim先進国と旧来型のeMAXIS、いわゆるFATと揶揄されるタイプの比較ですが、やはり信託報酬の差だけリターンが下がっています。

銘柄選定やタイミングというのは超長期や、母数を巨大にしていくと大して差が出なくなるのがパッシブ運用です。新興国が良い時代もあれば、日本が最強の時代もあります。

しかし信託報酬だけは投資家に与えられたフリーランチ(=タダ飯)ですね。この部分は確実にリターン改善ができるので積極的にコストの安い商品を選びたいところ。

ニッセイ先進国株式とSlim先進国株式(どちらも0.1%ちょい)なら誤差範囲ですが、FATと呼ばれる旧eMAXIS先進国株式だと0.66%とけっこうな差になります。

実際に両者のリターンを見ると信託報酬分の差が出ていますね。株式にたいする期待リターンが6%だとすると、10%くらい目減りしているので気を付けたいところ。

 

ニッセイの4資産、6資産均等も見てみた

アセット リターン
参考:4資産均等型 6.57%
参考:6資産均等型 0.68%

伝統的な4資産均等(日本株式、先進国株式、国内債券、外国債券)に比べると6資産均等は日本リート、海外リートの影響が大きいですね。8資産均等型もそうですが2020年はリートを組み込んだファンドは軒並みやられています。

今から少しずつ仕込むならリートが魅力的ですが、景気敏感過ぎてあまり好きじゃないんですよね。。

あと、4資産均等型の安定感はさすが。

 

おまけ|ゴールドとビットコイン

2020年はゴールドにも注目が集まった一年でした。

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27%くらいあげており株式よりもゴールドの値上がりの方が大きかったという・・・

とはいえ、主力資産がゴールドな人というのはいないので、ちょっとだけ保有している人はポートフォリオの安定に貢献しただろうな、と思います。

 

あと想像もできなかったですがビットコイン爆上げの一年でもありました。これは圧倒的で持っていた方は大勝利かと。

 

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BTCは301%のリターンでした。。

画像は2020年1月1日のものですが、瞬間的に円換算で1BTC300万円を超えていました。コロナショック後の低迷時に買っておけば5~6倍でしたね。

ゴールドで分散というよりは、もし上がればラッキーな感じだとビットコインで良いんじゃない?と思うところはあります。

 

管理人は仮想通貨全然詳しくないのでギャンブルに近いですけど。今だとリップルを拾っておくと将来報われる可能性があるかも。もちろん紙屑(データ屑?)になる可能性もありです。

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チャート見てもいつ買ったら良いかなど全然分かりませんね。

コインチェックだと毎日積立ができるので、1万円くらい買って、2年くらい存在を忘れておくと将来爆益になっているかも。株とかと違い0.00001とか小さい単位で買えて、500円くらいから始められるのも良い点です。

口座開設して翌日には買えます。

外部リンクコインチェック

※リンクは新しいタブで開きます

 

おわりに|今年の予想

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当たるも八卦当たらぬも八卦、おみくじみたいなものですが予想もしてみます。個人の雑感です。

コロナで経済の見通しが暗いうちは何だかんだで株が強く、少し明るい兆しが出てきたら調整もしくは暴落がきそうかな、と。

あとTwitter界隈を見ていると楽観的だったり強気な意見、初心者と書いてるアカウントがインデックスをガチホしてればOKみたいなtweetも出てきました。十分な警戒水域にきていると思います。(コロナショック前の強気感に近いを彷彿させます。)

 

暴落にもバブルにも備えてカウチポテト、つみたてNISAなどは2年分くらい前金を入れて忘れる。これくらいが2021年の気楽な投資法だと思います。

管理人はコロナショック時に仕込んだVTIを200ドルで指値売りしているので、あと6ドルほど上がったら自動リバランスとなりそうです。

 

以上、去年の振り返りと、珍しく相場の予想をした記事でした。

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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