そろそろSPYD買うか~、と思ったのですが、そういえば小型株が多くて低迷しているのでは?と言われていたのを思いだしました。
せっかくなので調べてみたらそんなことは無かったです。それよりも小型株の値動きの方が驚きだったので記事にて紹介します。
SPYD低迷の原因は小型株では無さそう
SPYD低迷は小型株にあるのでは?
というのがコロナショック中に言われてました
で、ちょっと調べたんですがあんま関係なさそうな感じ😂
もしかして負け犬中の負け犬を抱えているかも、とますます欲しくなりましたw
青色:SPYD
ピンク:IJR(小型株ETF) pic.twitter.com/OtfXte3vYK— ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) September 4, 2020
TwitterをしているとSPYDは人気銘柄なんですよね。個人的にはVYMとBNDを持つ方が好きですけど。。
SPYDはS&P500の中から高配当の80銘柄を均等保有するということで、比較的小型で訳あり銘柄が多いから一人負けが続いた、というネットの声がありました。(ちなみに今は緊急事態で80銘柄じゃないみたいです)
ということで、小型株ETFであるIJRとチャート比較をしてみた次第です。
画像の前に伝えておくと、SPYDはS&P500の枠組みで見ると小型株が一定数含まれますが、アメリカを代表する500社なので基本的には大型~中型株な点は含み置きください。
チャートで出したIJRはS&P SmallCap 600というガチマイクロ株です。
S&P Composite 1500
├S&P 500
├S&P MidCap 400
└S&P SmallCap 600
まずは1年チャート比較。
青:SPYD ピンク:IJR
コロナショックでの下落は同じくらいの角度と深さでしたね。ただし4月以降の回復速度が違います。
IJRはほぼ1年前の株価を取り戻していますが、SPYDは▲20.99%と深い傷が残っています。
5年チャートだと小型株のボラティリティはデカさが分かる
コロナショックのインパクトが強かったので5年チャートも見てみましょう。参考用にS&P500も付けました。
青:SPYD ピンク:IJR 緑:S&P500
GAFAを含んでいるS&P500の回復が素晴らしいですね。
株高が言われ続けた2017年、2018年は小型株のターンでした。しかしボラティリティ(値動き)はデカいです。2018年秋口からのクリスマスまでの下落、コロナショックを見ると分かりやすいかも。
ちょっとまとめます。
銘柄 | 5年リターン | 配当 | トータル |
SPYD | -4.76% | 30%くらい? | 25%前後 |
IJR | 30.17% | 10%くらい? | 40%前後 |
5年リターンで見るとSPYDはマイナスですが、高配当を加味すると少し見え方が変わりますね。
年平均でも劣りますが、低迷しているということは再投資がしやすい環境でもあります。まだまだ上がる兆しは無さそうなので保有して寝かしておくと将来的には面白いかも知れません。
SPYD低迷の理由は単純に景気敏感が多いからでは?
改めて考えるとSPYDが弱いのは景気敏感株が多く含まれているからと思います。
それに加えて均等加重も大きいかな、と。
以前書いたのですが、
✔️REIT多めなので金融危機には弱い
✔️高配当=弱い銘柄(ダウの犬でも同様)だった場合は死ぬほど叩き売られる※日本だと日産とか
✔️上記の弱い銘柄が均等割りなので数が貯まるとめちゃ痛い
この辺りではないでしょうか。
ただ市場から見捨てられた銘柄群ではあるもの、倒産することはありませんし高配当は維持してくれます。
まだ十分に株価が落ちたかは分かりませんが、個人的には9月中に少し買おうかな、と思っているので少しドルMMFを増やしました。
買ったときが暴落の始まりというのは良くありますが、キャシュも債券ETFもあるのでまぁ大丈夫でしょう。
おわりに|低迷しているSPYDはそろそろ買い時なのかも
画像のようになる可能性はありますが今から可能も悪くないと思います。あと、もりもり上がり過ぎたハイテクよりは地味にお金を稼いでくれる銘柄が好きだったりするんですよね。
まぁここらへんはサテライトということで楽しみながら続けていきます。
つみたてNISAではeMAXIS Slim米国株式を買っていますが、こちらの方が上がり過ぎた反動でガッツリ長期低迷しそう。。
また買い増しをしたら記事にしようと思います。
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急落暴落に弱いSPYD27株を追加購入しました(推奨しませんw)
2020年3月12日に書いた記事ですね。暴落真っ最中にも買っていましたが考え方は変っていません。
末永く付き合いたいETFですね。
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