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円建てで見ると米国株の平均リターン年6.7%はダメなのかも、というお話

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米国株の平均リターンは年6.7%と言われています。

しかし、それはドル建ての話。私たちは最終的に円に替えて使う必要があります。では、円建換算した場合、どんな結果になっているでしょうか。

 

東北投信さまで参考になる記事がありました。

参考にした記事はこちら。

外部リンク1949年以降のNYダウ平均株価(円建て)の保有期間リターン

※リンクは新しいタブで開きます

結論から書いておきますと、1949年(戦後ちょっとしてからですね)以降のダウ工業平均株価のリターンは

  • ドル建て 7.8%
  • 円建て 4.4%

となっています。

ななし
ななし

え、ちょ、待ってwwwとなる方もいるかも知れませんね。

 

では記事にて画像などと合わせて確認していきましょう。

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円建てで見ると米国株の平均リターンは年6.7%はダメなのかも

いきなり画像から。

NYダウ工業平均、長期チャート、円建て、ドル建て1940年から2019年

出典:1949年以降のNYダウ平均株価(円建て)の保有期間リターン

青線が円建てのダウになります。グレーの線がドル建てのダウですね。

両方とも順調に右肩上がりですが無視できない差になっているのが分かります。数字だと老後の予定が狂ってしまう人も出てきそうなレベルです。

  • ドル建て 7.8%
  • 円建て 4.4%

 

ななし
ななし

ちなみにですが、個人的には4.4%で十分という考えです。

つみたてNISAは20年で1.5~2倍くらいで考えておいた方が良い、と紹介することが多いですしね。

 

とはいえ、何でこんなに差が出るんだ。年6.7%運用でセミリタイアを考えていたのに予定が狂っちゃう、という人もいるかも知れません。

一緒に理由も考えていきましょう。

 

円建てリターンが下がった理由は1ドル360円からの超円高

一番大きい理由は固定相場だったドル円が変動相場になった結果、1ドル360円から最大77円くらいまでの円高になったことですね。

円の価値は4倍になっていますが、ドル建てで見るとリターンを大きく押し下げました。

 

為替リスク恐ろしすぎ…

と思っちゃうかもですが、米国株一本だとこういったリスクもある、ということですね。

全世界株式へ投資をした場合はもう少し通貨分散されます。ただ為替リスク自体は回避できません。

 

為替リスクはそんなに心配していない

管理人は為替リスクは無視して良い派です。

同じものを買うなら、ドルで決済しても円で決済しても価値は変わらないから。

多少の差はありつつも、iPhoneを買う際にアメリカと日本で金額差があり過ぎたら、誰かが利ざやで儲けようとしますよね。そうするうちにお互い適正な金額に落ち着く、みたいな。

ビッグマック指数などが有名ですね。

ビッグマック指数とは、各国の経済力を測るための指数。マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較することで得られる

出典:Wikipedia

 

NYダウを買うときに、ドルで買っても円で買っても価値は同じだろうという小学生以下の考えだったり。。

では、なんで長期で見ると円がドルに対して廉価していくかというと、金利差について知っておくと良いかもですね。

 

為替は金利とインフレの差で動く

人間は賢いのでちょっとした差があればお得な方を選びます。その中でも金利は大きなウェイトを占めますね。

短期的には為替は金利差で動くと言われています。

為替を動かす材料は、無数にあります。なかでも、一番重要なのは、日米金利差です。

米国の金利上昇→日米金利差拡大は、円安材料です。日本の金利は低いので、米国の金利が上がり、日米金利差が開くと、ドルに投資する魅力が高まります。すると、円を売ってドルを買う投資家が増えるので、円安が進みます。

出典:トウシル|ドル/円為替は、どう決まる?日米金利差・購買力平価が与える影響を解説

 

説明的には上記のような感じになるのですが、長期で見ると金利差を埋めるように為替は動きます。

高金利通貨はその自重で価値が下がります。トルコリラなどを思い浮かべると分かりやすいかも知れませんね。

トルコリラ円10年チャート20200830

出典:Yahoo!ファイナンス

トルコリラはリーマンショック前は90円とかだった気がします。

 

で、アメリカと日本の金利差を思い浮かべると、何だかんだでアメリカの方が金利が高く推移してきた経緯があります。

金利はインフレ率との関係も大きいですね。

毎年物価が上がるなら、早くお金を使おうとするし、銀行などはお金が出ていってしまうので金利を高くして繋ぎとめようとします。

 

ホントは日米金利差推移みたいなのを用意したかったのですが、ぱっと調べられなかったのでインフレ推移の比較をご参照ください。

日本とアメリカのインフレ推移の比較

出典:世界経済のネタ帳

 

何だかんだで、2~3%くらいの金利差があって、それを埋めるように為替が動いてきた。そんな感じで考えると円建てダウとドル建てダウの差が理解しやすいかも知れません。

 

今後も日本が低インフレ、低金利の状態が続くとすると、アメリカ経済が好調でも為替での影響は無視できないレベルを受けそうですね。

 

ただ、未来は誰にも分からないので悲観的になり過ぎることもないかな、と。それよりもコツコツと積立投資を続ける方が大切とも思いますので。

管理人はあまり株式リターンがどれくらいになる、とか想定をしておらず、必要になったときに淡々と取り崩す考えです。

関連記事つみたてNISAの出口戦略|20年後に儲かっていれば贅沢をする。損をしていれば清貧に暮らす

※リンクは新しいタブで開きます

 

ちょっとグダグダになってきたので記事をまとめていきます。

ちなみに後述していますが、やはり長期保有することで元本割れの確率は減ってリターンも安定しています。

まとめ|円建てで見ると米国株の平均リターンは年6.7%は期待し過ぎかも

電球、ライト

過去の実例と為替のことを考えると、良くあるような年6.7%を複利で回してウハウハというのは期待し過ぎなのかも知れませんね。

ただ期待し過ぎはダメですが、悲観するほどでもないかな、と。

暗い終わり方になるのもアレなので画像を見て、今一度投資を続ける理由を思い返しましょう。

円建NYダウ工業平均長期パフォーマンス

円建NYダウ工業平均長期保有時の元本割れ確率

超円高をうけているのに、1949年以降のどの時点でダウ円建て投信を買ったとしても、27年保有すれば元本割れはしていません。

リターンも超厳しい中央値で見たとしても30年で4倍ちかく(複利で4.4%)になります。

ななし
ななし

個人的に株式リターンはこれくらいと思っているので、特に驚くことでは無いのですが、皆さまはいかがでしょうか。

 

まぁ、株式リターンというのは取り崩すときの運ゲーみたいなところがあります。65歳時点で大暴落がおきて市場が20年低迷する可能性は無視できません。

とはいえ、そういった場合は低迷前にバブルくらいの暴騰があって、結果的に今回の4.4%くらいに落ち着くのかな、とも思います。

 

私たち個人投資家にできるのは揺らがずコツコツ投資を続けることが最良というのは変わりません。あまり高い数字では無く、緩い目標でやっていくのが良いかな、と思います。

一緒にゆるーく投資をしていきましょうね。

お読み頂きありがとうございました。

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関連記事です。

【リスクはリターンを蝕む】株式投資で複利リターン6%は期待し過ぎの可能性大!

株式リターンは実際には6%とかはけっこう厳しい、というお話。超長期で保有をすると株式100%の場合、そのリスクゆえにリターンを蝕んでいきます。

為替の問題というより、こちらの方が長期リターンを理解しやすいかも知れませんね。

 

参考にさせていただいた東北投信さまの記事です。

1949年以降のNYダウ平均株価(円建て)の保有期間リターン

こちらも是非お読みくださいませ~

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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