米国株が絶好調です。
こうまで強いと不安になってくるのは私だけでしょうか。。
Twitterではハル@haru_tachibana8さんが下記のようなアンケートを取っていました。
「米国株投資」と「全世界株投資」どちらがいいと思いますか?
※理由もリプ頂けると嬉しいです!また多くの方にご回答頂きたいので良ければ拡散もお願いします!よろしくお願いします☀️
— ハル☀️@SPYD6,051株🇺🇸 (@haru_tachibana8) August 24, 2020
結果は5095票のうち
- 米国株67%
- 全世界33%
でした。
ちなみにリプ欄では全世界推しの意見が多いのは面白かったです。
管理人の意見はこちら。
米国株です😃
✅幸福過ぎる10年が過ぎたのでそろそろ暗黒の10~20年が到来しそう
✅皆が諦めてるうちにコツコツと株数を増やしておきたい
という超逆張りですけどw
平均性回帰は避けられないので貰いすぎたリターンは調整されるかな、と😅
— ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) August 25, 2020
まだ数年くらいは勢いが続くかもですが、平均性の回帰は高過ぎたリターンを修正するにも当然かかっちゃうわけです。
20年持てば株式リターンはマイナスにならない。というのは20年間リターンが異常に高過ぎた場合は、暗黒時代が到来するみたいな。。
いまは米国株一強といって良いくらい好調が続いていますが、もし長期低迷した場合、今まで同様に米国株一本で続けられる人はどれくらいいるのでしょうか?
米国株が長期低迷したら投資を続ける?
インデックス長期投資をしていて気付いたのですが、基本的に積立時期のほとんどは儲かっていない時間だったりします。
- ほとんどの期間はヨコヨコか下落
- たまにアホみたいに上げまくる相場
このアホみたいに上げまくる相場というのが現在ですね。あと2019年とかもそうですね。持ってる資産は何でも上がりました。
こういった状況だと忘れやすいのですが、当然過去には報われなかった時期もあります。
※S&P500の1960~1980年の20年チャート
低迷とまでは言わないかもですが、20年かけて株価2倍がなかなか超えられなかった時代ですね。あわせてインフレがとんでもない時代でもありました。
こういった時期がいずれくるとして、変わらずに米国株一本でいられるかどうか。
2000年代などは新興国株を買わないヤツはバカみたいな時代もありましたし。今の強気相場だけを見て米国株一本だと危険かな、と思ったりすることも。
一年単位で見るとけっこう儲かっていたり15年以上保有したらほぼ負けなしなので続けていると報われるんですけどね。
画像が見にくいですが単年の棒グラフは保有を続けるモチベーションになりますね。
米国株はいずれ長期低迷すると思う
止まない雨はありませんが永久に晴れ続けることはありませんよね。あったら砂漠で違った世界線にいかなきゃなので。
こういったことをエリス先生は
- 一週間後の天気は分からないけど、一年後の気候なら予想しやすい
- なので株式の動きに一喜一憂するな
と言っていましたね。
インデックス投資は勝者のゲームでバンガードの創始者であるジャック・ボーグルは高過ぎたリターンゆえに向こう10年の米国株リターンはインフレ調整後1.6%くらいだとも言っています。
※画像からインフレ率2.4%を引いたら向こう10年予測になります。
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過去の米国株長期低迷はけっこう長かった
米国株メインで投資をしているけども暴落を常に警戒している人もいますね。
ナザールさんの記事などは面白いです。
ちょっと画像もお借りしました。
記事内容も面白いので是非どうぞ!
改めて2000年代というのは厳しい10年でした。その後の10年はやり過ぎなくらい上がりましたが。。
積立投資をしていると
- ほとんどの期間がヨコヨコか下落
- たまにアホみたいに上がるターン
があるのですが、めちゃ長期で見ると
- ちょこちょこ上がるターン→大暴落
- その後、10年単位でアホみたいに上がる
というのを生き抜いた結果、株式の平均リターンである6.7%を受けられるんだな、と思うようになりました。
ただ、10年というのは想像より長いですからね。何とかバイアンドフォーゲットの精神で続けたいと思います。
ちなみにニューヨーク大暴落クラスが来たら投資を諦めるかもです。
株価が戻るのに四半世紀かかっています。というか、仕事が無くて生きるために株を売っちゃうだろうな、と。。
けっこう厳しい過去も思いだしつつ、つみたてNISAを何とか20年続けると楽しい老後が待っていると思います。
景気も市場も循環するので、ある程度の長期低迷で血を流しつつ、どこか爆裂に儲かるターンで回収するのをひたすら待つというのがインデックス投資の本質なのかも知れません。
長期低迷が悪いことではなく低い時期こそリターンの源泉なのは忘れずにいたいですね。
株式リターンのほとんどは一瞬ともいえる数日が稼ぎ出しています。投資家は稲妻が輝く瞬間に居合わせないと意味が無くなってしまうレベルに。
なので、つみたてNISAというのは換金すると非課税の恩恵もなくなるし、ひたすら積み立てるという特性上、ホント上手くできるな、とも思います。
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好調すぎるから今後どうしようと思ってる人は…
つみたてNISA当初から楽天VTIのみ月33333円積み立てていますが、順調過ぎて全世界の方にも振り分けて積み立てた方がいいのか不安になります……。
モウトク@shiho773498さんの場合、順調すぎて困っているというケースですね。
普通だと取り過ぎたリスクはリバランスするのが良いんですけど、つみたてNISAだと難しいです。もし米国株一本で不安な場合、暴落対策費として現金を積み上げておくのが良いかな、と思います。
海外ETFなら除く米国株式みたいなのがあるんですが、低コストな投資信託はまだありませんね。
乗り換えたり方針変更するなら相場が好調なときの方が良いかも知れませんね。低迷してから方向転換というのは大体失敗するケースが多いので。
楽天VTIなら20年保有して失敗したとかはまずないと思いますけどね。
おわりに|管理人は米国株が長期低迷しても投資を続けるでしょう
今は快晴続きですが、いつか嫌になるくらいの低迷が続くでしょう。
株式ゲームが永久に勝ち続けるものだとなればリスクプレミアムは無くなり、私たちが受け取るリターンも無くなります。
それでも低迷期を耐え抜いた先に株式投資の意味があると思っているので、米国株などに限らず投資は続けていきたいですね。
管理人としては初心者にはバランスファンドをおすすめしますし、株式100%でいくなら全世界株式をおすすめします。
私はアメリカが今まで生み出してきたイノベーションが好きだったりするのでちょっとリスク取り過ぎ感があります。まぁ、ここらへんは失敗しても泣かない覚悟でいたいですね。
こんなことも書きつつ、今は冒頭の恩恵を受けているので、長期低迷が到来してもブログで継続的に発信をしていこうと思います。
まだまだ先は長いという人ばかりでしょうから一緒に頑張っていきましょうね。
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