コロナ課税対策として2559を買いました。
関連記事特定給付金10万円で2559全世界株式を購入【コロナ課税対策】
買ったあとでよくよく考えたら、余剰金はMXS全世界株式一本で良いのではないか?と思うようになってきました。
2558で十分なのですが、ちょっと全世界株式についておさらいをしつつ、考えをまとめながら記事にしました。
同じように参考になる人がいれば幸いです。
【2559】MXS全世界株式一本で長期的に運用するかに悩む3つの理由
悩んだ理由は3つです。
- 投資人生は思った以上に長い
- たぶん使い切らないから相続したい
- 配当が2558より多いかも
商品としての完成度はeMAXIS Slim全世界(オール・カントリー)の売れ行きを見れば大丈夫かな、と。
そういえば“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019”では堂々の1位でしたね。
これを買って投資失敗というのはまず無いという稀有な商品です。同じようにS&P500の2558も言い切れますが、一方でアメリカのみに投資していて大丈夫かと思う人もいるでしょう。
私自身はS&P500で大丈夫でも、将来、人に渡すかどうかのときにスッキリするのはMXS全世界株式だなぁ、と。
先日の記事でも少し触れましたが、世界は徐々に豊かになっており、お金を使える【大人】が増え続けます。
これは人口動態の話ですので、投資リターンよりは遥かに読みやすいもの。
資本主義で生きている以上、人間はお金を使わざるを得ません。
そのお金の収集マシーンである株式会社、かつグローバルでの頂点である企業に分散投資しておくことは、お金に働いてもらう最適解かも知れません。
永久に話せそうですが、全世界株式についての詳細は別記事で紹介しています。
関連記事最終兵器eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)これ一本で投資終了
さて、個人的に2558(S&P500)でなく2559(MXS全世界株式)で悩んでいるかを深堀りしていきましょう。
投資人生は思った以上に長い、そして子供の人生はもっと長い
今からMXS全世界株式を買ったとして、毎年配当を貰い続けても40年以上の付き合いになります。
生きてきた時間と同じくらい。。
思った以上に投資人生は長いというのを思い知らされますね。
使いきれなかったら相続してしまえと考えている管理人なので、子供がそのまま保有してくれるとなると100年単位の付き合いになるかもです。
そう考えると何も考えなくて良い時価総額加重平均での全世界投資というのは輝きを増します。
画像は1900年からの世界株式比率の変化です。これを見ると全世界へ投資する安心感は大きいですね。
ちなみに1965年くらいで世界に占める米国株比率が下がり始めますが、大きくリターンを下げたかというとそんなこともないです。(代わりに日本が大きく躍進しました。)
スマホの方は画像が小さくてスミマセン。戦後の単年リターンはめちゃ強いですね。
しかし21世紀に入り20年も過ぎたので、そろそろ国家ではなく企業のイノベーションで世界は変わることもありそうです。
世界のどんなところからGoogleやAmazonといった企業が出てくるか分かりませんから。
今後もアメリカがイノベーションの原動力だとしても困らないし、世界が変わった場合も困らないというのは気が楽ですね。(代わりに大きな痛みを伴うかもですが…)
たぶん使い切らないから2559を相続したい
上記のような考えを持つと、相続するときに楽なのは全世界株式ですよね。
自分で買うならS&P500だけど、貰うなら全世界株式の方が欲しいとも思います。ここらへんの脳内を説明するのは難しいんですが。。
自分の老後には資産を取り崩していくのですが、次のようになるかな、と。
- つみたてNISA
- 現金
- 海外ETF
- 国内ETF
海外ETFはどこかで整理しなきゃとは思っています。ドルの配当を使うにも自分で投資をしていないと分からないことが多そうなので。
もしかすると将来はもっと簡単になってるかも知れませんけど。
円建てで配当を貰える全世界株式というのは貴重で、もしかすると金融リテラシーを知って貰うためにも良い商品になってくれる可能性も。
あと、何となくですがS&P500よりも全世界株式の方が配当利回りが高いかも、と思いました。
MXS全世界株式(2559)はS&P500(2558)より配当利回りが高いけど…
2020年6月時点での直近配当利回りはほとんど同じくらいで気にする必要はありません。
参考までにVTとVOOを見たところ…
- VT(全世界株式)1.91%
- VOO(S&P500)1.65%
でした。
あまり変わりませんね。。
全世界株式はてっきり2%を超えていると思っていました。
どちらも高配当を期待するより、株価が成長した結果、投資元本に対して高配当というのが王道になりそうです。
しかし記事を書いていて思うのですが、気楽というのは大きな利点です。
ちなみに
- 人口が増えるから
- 経済が成長するから
というのは株式リターンと相関はありません。
2000年以降で爆裂に儲かったのはGoogleやAmazonなどのGAFAですね。
現在は配当を出しませんが、Microsoftがそうだったように、いずれは成熟して高配当の雄になっているかも。
というわけで、何となくですが余剰金で国内ETFを買っていく商品が定まってきた感じがします。
おわりに|【2559】MXS全世界株式一本での運用は気楽だし万人におすすめできる
もともと投資をするならeMAXIS Slim全世界(オール・カントリー)と現金をおすすめしていましたが、配当を貰いつつ運用をしたいならMXS全世界株式もなかなか良い選択肢だと思います。
また二重課税調整も大きな魅力です。
商品 | 米国 | 米国以外 | 日本国内 |
海外ETF(VT)
※三重課税だが分配金が出ないので課税繰り延べ効果あり |
10% | 自動徴収後、米国の10%も課税 | 20.315% |
eMAXIS Slim全世界株式
※二重課税だが分配金が出ないので課税繰り延べ効果あり |
10% | 各国分のみ | 20.315% |
MXS全世界株式
※国内課税のみ |
二重課税調整 | 二重課税調整 | 20.315% |
配当利回りが低いので大きな差にはならないかもですが、40年くらい保有を続けるなら無視はできないレベルですね。
けっこうVTを持っているので、いつか大暴落がきてマイナスが出たら2559に切り替えたいとも思いました。
というワケで全世界株式に投資をしたいならMXS全世界株式(2559)は超おすすめとなります。
2558と悩みますが、悩んだら両方買っちゃうのも解決策の一つ。私は少しずつ買っていこうかな、と思います。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
意外と読まれている記事