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【1497】米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり)を検討してみる

HYG投資先イメージ お金と投資
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【1497】iシェアーズ米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり)というETFがあります。

特徴はこちら。

  • 東証で買える
  • 1株単位で買える
  • 1株2,000円ちょい
  • 米国の高利回社債にまとめて投資ができる
  • 為替ヘッジ付き

 

意外に買いやすい商品なので検討をしています。

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【1497】米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり)の特徴

ざっくり書くとブラックロックが運用している海外ETF、HYGの日本版ですね。

ガチガチの債券ではなく、けっこうリスクのある社債に投資をしています。

HYG投資先イメージ

HYGの投資先イメージ

詳細はHYGの記事が参考になると思います。

関連記事年5%!HYGは高利回りのハイイールド社債を集めた海外ETF【評価と将来見込みあり】

※リンクは新しいタブで開きます

 

特徴①円建てで購入できる

東証に上場しているので日本円で買えます。

ドル建てで保有しなくても良いというのはハードルが下がりますね。

利回りも悪くありません。

1497配当利回り2020年6月20日時点

 

特徴②1株単位で買える

国内株式は1単元100株、10株などの単位になっているケースがありますが、1497は1株単位から購入できます。

  • 少額で債券を保有したい
  • それなりに利回りが欲しい

といったケースでは重宝しそうですね。

 

特徴③1株単位が安い

1497設定来チャート

1497の設定来チャート

ざっくり2,200~2,500円くらいで買えます。まさにお小遣いから投資が可能。

コロナショックでは社債が叩き売られましたので、ハイイールド債券であるHYGも株式並みの動きになりましたね。

また2018年の終盤も株式急落があり値を下げています。

 

BNDのようなガチガチの債券とは見る景色が違いますね。代わりに5%という利子はやはり魅力です。

もう少し特徴を見ていきましょう。

 

特徴④為替ヘッジがついている

日本用商品なので為替ヘッジが付いています。

ドル円の動きを悩まなくて良いのは一定の需要があるでしょう。

代わりにヘッジコストがかかり、信託報酬は0.58%程度ということでHYGの経費率0.49%より割高になります。

 

特徴⑤二重課税調整をしてくれる

国内ETFが良いと思うのは二重課税調整をしてくれることですね。

特にHYGなどは利回りが良いので、海外ETFで保有するよりも魅力的かも知れません。

ただ、ブラックロックは過去にHDVを償還しているので長期保有という面では要検討が必要です。

 

また出来高などを心配する人もいるかもですが、調べるとそこそこ動きはあるようです。

1497の板状況2020年6月20日時点

1497の板状況(2020年6月20日時点)

 

そこそこリスクはあるものの使い方次第では面白い商品ではないでしょうか。

上記をふまえて使い方を考えてみました。

 

【1497】米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり)をS&P500と組み合わせて使っていく

国内商品でBNDに相当するガチガチかつ社債を混ぜた総合債券はありません。

国債だけだと利回りが低すぎて、各国がゼロ金利付近で運用を続ける現在では

  • 利子利回りがめちゃ低い
  • 金利が下がり過ぎて債券価格は高騰済み
  • それなのに金利上昇リスクだけ受ける

という状況なので、先進国債券ですら買いにくい状況。

 

そこでHYGという飛び道具を考えていたら、日本で売っていたのを思い出した次第です。

で、最近よく買っているS&P500ETF(2558)と組み合わせるとどうかな?と見てみると悪くない感じでした。

 

SPY(S&P500)とHYG(ハイイールド債券)を6:4で保有してみる

SPYとHYGを6対4で保有すると

出典:ETF Replay

日本では運用期間が短いので海外ETFを使いました。

株式60%、債券40%で見てみましょう。比較はS&P500ETFであるSPY100%です。

結果はこちら。

SPY6,HYG4とSPYの比較

緑色:SPY60%、HYG40%

水色:SPY100%

リーマンショック、コロナショックを挟んでいるので今後も使えそうなチャートですね。画像は配当再投資済みになります。

2016年以降のGAFA強過ぎ問題がありますが、株式100%よりも値動きを抑えられているかな、という感じ。

ただ暴落時には株式並みの下落を受け入れる必要があります。

 

国内ETFで2558と1497を使えばある程度のことはできそうです。

ただ、どれくらい持てば適量かというのは難しいところ。。

急速な社債買い入れがあったので株価は落ち着いていますが、本来劇薬みたいなものなので。

 

面白みはあるものの、管理人がコツコツと積みあげていくのは無さそうかな、と。。

スポット買いは今後あるかも知れません。

 

結論|【1497】米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり)は今のことろ購入しない

面白い商品ですが、2558との組み合わせもそこまで魅力的ではないので、しばらくは債券ナシの株式と現金でコントロールという形になりそうです。

1497自体は好きな商品ですが、焦って買うものでもありませんし、今後のんびりと値動きを見ていこうと思います。

たまには寄り道をしたくなりますが、やはり株式をコツコツ買い続けるのが一番楽だな、とも思った一件でした。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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