当サイト(氷河期ブログ)では海外ETFを使った「じぶん年金」を作っています。
かなり初期のころからVYMとBNDで鉄壁という考えを持っていました。
海外ETFの最低手数料の撤廃や、お金の融通ができた2019年の夏より本格的に投資をはじめました。
関連記事老後へ向けた海外ETFという選択肢。VYMとBNDでほぼ鉄壁
しかし2020年1月よりVTIが手数料無料になったことで、株式部分をVYMからVTIへ浮気をすることに。
関連記事手数料無料の威力!海外ETF【VTI】をゲット!20年後が楽しみ
関連記事海外ETFで作る「じぶん年金」の運用指針と投資戦略|2020年1月
「意志の弱い男だなぁ」という声が聞こえますが、もしかするとVTIとVYMで悩んでいる人の参考になるかも知れません。
個人のブログですし、恥ずかしいところも正直報告していきます。
VTIにしようと迷ったが、目的はVYMの【高配当】を使うこと
なぜVYM一本に戻すことになったのか。
それは目的を思い出したから。
年金だけで生活は厳しいため、老後用の資産を準備しています。つみたてNISAはその一つですし、もう一つが「じぶん年金」です。
「じぶん年金」は元本を取り崩さずに分配金(利子・配当)を使うことが目的。
それをすっかり忘れていてVTIの手数料無料に浮かれていたというのが最近の話。
VTIのキャピタルは魅力ですが、リターンを最大化させる必要も無かったりします。
債券ETFのBNDを組み入れている時点で安定重視なので。
ということで、2020年2月の買付からはVYMに戻そうと思います。
キャピタル最大化はつみたてNISAにお任せします。
私のつみたてNISA出口戦略はめちゃ簡単で、非課税が終わったらそのまま取り崩すだけ。
関連記事つみたてNISA|20年後に儲かっていれば贅沢をする。損をしていれば清貧に暮らす
こういった考えでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積み立てているのでVTIに頼らなくても良いかな、と。
急落があったりVYMの配当利回りが下がり続けることなどがあった場合は、VTIに乗り換えることはいつでもできます。
VTI自体は素性の良いETFなので、普通に買うなら超おすすめのETFです。
関連記事VTIは経費率0.03%で全米国株へ投資できる海外ETF【評価と将来見込みあり】
配当利回りも2%前後あって20年単位で運用するなら鉄板といって良い商品。
でも私は20年保有する前から配当も使いたいと思っていたり。。
じぶん年金の株式はVYM一本で良いじゃないかな、とも思う
ナザール(@investor_Nazal)さんが以下のようなtweetをされていました。
#ブログ更新
【VTIは高配当投資として成立するのか?】前回、VYMのリターンを試算すると株価上昇との相乗効果でかなり優秀なことが分かりました。
なら、キャピタル最強のVTIなら高配当投資でも凄いのでは?
と思い、VTIは高配当投資として成立するのか調べてみました。https://t.co/Yry2AgP9Zv
— ナザール@積立投資で3,000万円作る (@investor_Nazal) January 24, 2020
記事の中で紹介されていた画像を見て、あ、元々配当金受け取りを重視しているのを忘れてた、となりました。笑
画像元:意外と高配当?全米株式VTIが高配当投資として成立するのか検証してみた
13年後の2019年の配当金
- VTI:107,000円(月額9,000円)
- VYM:157,000円(月額13,000円)
コツコツと買っていった場合、やはりVYMの方が配当の支払が多くなります。
もちろんキャピタルでは負けますが、配当込みリターンがVTIに大きく劣るかというと目を瞑れるレベル。
元々、高配当ETFというのは市場平均に劣化しやすいことを考えるとVYMは大健闘しすぎなのです。
大型バリュー株かつ高配当の400社はダテではないということでしょう。
HDVやSPYDという魅力的な高配当ETFもありますが、キャピタルも含めた安定性はVYMが頭一つ抜けていますね。
総合力から見て、VYM一本で良いかなと考えなおしました。
VYM一本で良い理由|リターンの最大化よりもキャッシュフローを良くしたい
少し書きましたが、じぶん年金の目的はキャッシュフロー(生活レベル)を良くすることです。
もし暴落などで投資元本は塩漬けになっても、コツコツと貯めたVYMとBNDは配当と利子を生み続けます。
毎月買っていくことで管理人のキャッシュフローは
- 昨年より今年
- 今年より来年
- 来年より再来年…
といった感じで徐々に良くなっていきます。
あわせて使わない分配金を再投資することも可能。
老後まで時間はあるので、ポケットにお金を入れてくれる資産をコツコツと買っていくのを忘れずにいきたいですね。
じつはBNDも組み込んでいるのでけっこう手堅い
塩漬けになっても良いと書きましたが、債券ETFのBNDを組み込んでいます。
BNDの安定性は抜群で、VYMとの長期チャートはこちら。
もしVYMが下がり過ぎた場合、BNDを売って安くなったVYMを買い付けてリバランスも可能です。
最近では、現金で暴落中の株式を買うよりも精神的にリバランスしやすいのでは?とも思っているので、実施した時はブログで公開していきたいですね。
おわりに|株式はVYM一本でいこうと思う(VTIも捨てきれないけど…)
VYMがベストというワケではありませんが、個人的には相性が良いETFだと思います。
手数料無料かつ最強の矛みたいなVTIも捨てがたいですが。。
以上、朝三暮四管理人の「じぶん年金」迷走というお話でした。
来月もコツコツと資産を買っていきたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。
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関連記事です。
ベストバイストック2019|VYMは私のポケットにお金を入れてくれる素敵な資産
2019年に買って一番良かったストックだったのに即忘れてしまうくらい、VTIの手数料無料は凄かったのかも知れません。
ポケットにお金を入れてくれる資産として読んでもらえると嬉しいです。
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