体力のあるうちに老後へ向けて「じぶん年金」を作っています。
じぶん年金とは勝手につけた名称で、海外ETFのVYMとBNDを運用しているものです。
詳しくはこちら。
関連記事海外ETFで作る「じぶん年金」の運用指針と投資戦略|2019年9月
最近、海外ETFを「子供や孫に相続をしたらどうだろう」と考えるようになってきました。
老後の生活費補填には、つみたてNISAや貯金などを使うので海外ETFの元本まで使うことは無いのかな、と。
海外ETFはハードルが高いと思われる人が多いかもですが、最近はかなり容易になってきました。
投資をしているけど最後はどうしようか?と思っている方の参考になれば幸いです。
海外ETFで作る「じぶん年金」の現状と2020年末の予測地点
画像は2019年11月28日時点の金額で72万円くらいになっています。
12月は今まで買ってきた海外ETFの配当が入ってくるので多分80万円くらいになるかな、と。
2018年より副業を始めたので年40万円ペースですね。
2020年末には120万円を想像しており、配当+副業を入れれば確度は高いです。
あと15年ほどは副業ができそうなので配当の再投資をしながら800万円くらいが目標地点。
ちなみに年40万円を副業で稼ぐのは大変
やってみたいけど、年間40万円をサラリーマンの給料と別で生み出すのが大変と思う人は多いかもですね。
つみたてNISAの金額と同じなので正直大変。
とはいえ、月3万円の副業ができれば老後の生活には大きな金額なので今のうちに頑張ってます。
海外ETFの「じぶん年金」は子供や孫に相続をしたい
2020年末には120万円分の「じぶん年金」が貯まるのはほぼ確定しています。
それを想定して120万円の海外ETF(VYMとBND)を子供に相続するシミュレーション=皮算用しました。
投資で一番楽しいのは皮算用してる時じゃないでしょうか…笑
ちなみにですがVYMとBNDを半々といったポートフォリオは老後に万全なように考えています。
関連記事老後へ向けた海外ETFという選択肢。VYMとBNDでほぼ鉄壁
120万円のVYMとBNDだと分配金が税引き後で2%くらいをイメージしています。
年間2万4千円がチャリンチャリンと何もしなくても入ってくるのは美味しい。
※「株価」「為替」「金利」の動きで変動幅はけっこうありますが、元本は気にせず分配金だけ見てると3年くらいしたら買った時の記憶は無くなってますよ。(体験談)
私の場合は老後まで、配当を使わず再投資をすると思うので20年後くらいには2倍の金額にはなってそう。
120万円が20年後に2倍になっているイメージ
3.6%を複利で回すのは何となくできそうなポートフォリオだと思っています。
リーマンショック前からのVYMとBNDの値動き
緑色:VYM
青色:BND
画像だと13年間でVYM+70%、BND+12%、平均すると約40%の値上がりですね。
ここに配当と利子が入ってきます。
リバランスもできるので20年・2倍がギリギリ見えるかな、という感じ。
以前、書いた記事ですがもし暴落があっても値動きの少ないBNDを売ってVYMを買うのは効果がありそうですよね。(BNDを実弾として使う)
関連記事債券ETF【BND】を購入する理由|配当を貰いながら暴落時には実弾にする
この2倍になった元本の配当は毎回使い切ります。
そのための「じぶん年金」なので。健康寿命まで使えたら良いかな、くらいです。
30年後くらいに子供へ相続をする
30年あれば株式の自己成長も考えて2倍の240万円相当の海外ETFを相続できそうです。
管理人は74歳で健康寿命も終わりくらい。子供はそこそこ良い年なので自立してるでしょう。
相変わらず分配金が2%で推移していたら、子供は年間4万8千円の不労所得をゲットです。
しかも元本を無視している限り、上下はしますが永久に貰える不労所得です。
私の頭が大丈夫なうちに配当で食事に行ったりプレゼントをしたり出来れば、元本は取り崩さずに配当だけを使うというのが理解するかも。
歳をとっても子供に何かしてあげたい、というのはあると思うんですよね。
子供へ「老後まで毎年ちょっとしたお小遣いが入ってくるもの」を譲れたらと思っています。
きっと少子高齢化で今よりも重税感が酷いでしょうし。。
子供が老後になった時「じぶん年金」は480万円に成長している
相続するのが30代だとすると、配当金を好きに使っていても時間という強力な味方がいます。
30年は運用期間が取れるのは大きいですね。
「大暴落があったらリバランス」という呪文を教えておけば2倍に成長は難しくないかな、と。
親子関係がおかしくなっていなければ、相続されたものを散財で使い潰すこともないだろうという親バカな考えはあります。
ここでちょっと思いました。
- もし子供が将来結婚して、子供を授かれば同じことが可能
なのでは?と。
子供から孫へと海外ETF「じぶん年金」の相続ができる
あるかどうかも分からない未来ですが、孫はこれまた大人になった時点で「じぶん年金」を相続することができます。
この時点で480万円が次々世代へ引き継がれています。
通貨が変わっているかもですが、現在価値での480万円を引き継ぎ、年9万6千円を自由に使うことが可能に。
努力せずに毎年10万円近いお小遣いが使えるとか、孫が羨まし過ぎるんですが…
配当はお小遣いで使っているのに世代ごとに倍に増えています。
資本主義は格差を生みますが、所得が低くてもルールを活用することは可能なのはありがたいですね。
ちなみに管理人が現役時代に副業をして800万まで育てた場合、子供は年間32万円、孫の世代では年間64万円弱とけっこうな額です。
ピケティ先生がr>gというのは、こういうことなのかも知れません。
原作は読むの大変そう。。。となっていてマンガを検討中です笑
おわりに|海外ETF「じぶん年金」は子供や孫に相続をしたい
ひと昔前にくらべると海外ETFはかなり使いやすくなりました。
元本を取り崩さずに配当だけを使いたいという人も多いと思います。
もし興味があるのでしたら海外ETFまとめ記事などもお読み頂けると嬉しいです。
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