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朗報!つみたてNISA期間延長でいつ始めても非課税枠800万円に

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つみたてNISAを2019年から始めた人、これから始めようとしている人に朗報です。

 

つみたてNISAには2037年問題というのがありました。2037年までしか積立ができず、始めるのが遅いと非課税枠がどんどん減るというもの。

関連記事つみたてNISAは2037年まで。2019年からだと19年しか使えない。急げ!

※リンクは新しいタブで開きます

 

この問題が改善されたので記事にて紹介いたします。

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つみたてNISA期間延長でいつ始めても非課税枠800万円に

日経新聞つみたてNISA投資期間を広げる

引用元:日経新聞|つみたてNISA延長へ いつ始めても非課税20年

めちゃカンタンにお伝えしやすいように管理人を例にします。

  • 今まで:2019年~2037年=19年間✕40万円=760万円
  • これから:2019年~2038年=20年間✕40万円=800万円

 

今までの問題はこんな感じでした。

つみたてNISAの積立期間延長要望

ちょっと画像が見にくい方はご容赦ください。

今までは始めるのが1年遅くなるごとに非課税枠が40万円減っていました。

つみたてNISAを2020年からはじめると、2020年~2037年の18年間✕40万円=720万円しか利用できなかったのですね。

 

これはずっと問題視されていて、金融庁が要望を出し続けていました。

2018年8月に出された平成31年度税制改正要望項目です。

「つみたてNISA」については、開始時期にかかわらず、20年間の長期・積立・分散投資のメリットを享受できるよう、制度期限(2037年)を延長することを併せて要望

 

スタート期限(2037年)の延長は通らなかったものの、開始期間が違っても非課税枠に差がでることは無くなりました。

2030年から始めても非課税枠はしっかり20年✕40万円=800万円となります。

世代間による不公平が無くなったので、少しずつですが良い方向へ進んでいるのは嬉しいですね。

 

もう一度、今後の流れを見てみます。

日経新聞つみたてNISA投資期間を広げる

2037年までに始めればキッチリ非課税枠が800万円つかえますね。

スタート期限の問題は残りますが、これも時間が解決してくれるのかな、と。

 

以前に書いた記事の引用です。

勝手につけてしまった2037年問題ですが、これはそのうち解決をすると思っています。じゃないと、世代間での不公平が大きいですから。

NISAの恒久化があれば自分の子供や、若い世代にとって大きなメリットです。ここは金融庁さんに頑張って欲しいところですね。

 

足りない年金2000万円問題もあって、つみたてNISA恒久化などはもっと時間がかかるかと思っていました。

これは金融庁さんの頑張りだと思います。

自分が投資をしているからというのもありますが、金融庁はホント頑張っているなと感じます。

 

おわりに|つみたてNISA期間延長、今後の課題と私たちの活動

大きな問題点であったスタート年度の不公平感はなくなりました。

1999年より始まったイギリスのISAも徐々にバージョンアップをしました。(当初は10年間の期限付きでしたが2008年に恒久化)

 

ここからは私たち個人投資家がしっかり利用をしていくことで改善につながることも多いと思います。

  • 2038年以降も利用できるようする
  • 年40万円という枠をもう少し大きくする
  • 非課税期間の恒久化

 

要望などは個々人によって様々だと思いますが、まずは使わない事には分かりません。

そして利用者が少なければ声も反映されません。(何か選挙に似てる気が…)

まずは私たちがコツコツと続けて長期投資の恩恵をうけることが次世代も使いやすい制度に繋がると思っています。

 

投資環境というのは利用者が増えて、賢くなってこそ改善されていくのでしょう。

そういった意味ではめちゃ良いニュースでしたね。

コツコツ投資を一緒に頑張りましょうね。

 

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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