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債券ETF【BND】を購入する理由|配当を貰いながら暴落時には実弾にする

お金と時間のバランス、天秤 海外ETF
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じぶん年金として海外ETFをコツコツと買っています。

2019年11月14日時点で37株まで増えてきました。

BNDとVYMの保有金額2019年11月14日時点

BNDとVYMの保有金額2019年11月14日時点

 

記事内容は地味な債券ETFを買っている理由を紹介したものです。

 

ネタバレになりますがポイントは以下の3つです。

  • 平常時はポートフォリオのバランサー
  • 毎月、慈愛に満ちた配当がはいってくる
  • 暴落時は株式を買うための実弾として使う

 

地味ですが個人的にはとても気に入っています。

では、実際にみていきましょう。

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債券ETF【BND】を購入する理由①|バランサー

黄金の天秤

2019年11月時点では債券バブルが叫ばれています。

とはいえ、BNDは米国債を中心に組まれたガチガチの債券ETFです。

その実力はリーマンショックでも6~7%程度しか下落しなかったという折り紙付き。

(しかもすぐに復活しています)

 

じぶん年金は勝手に名付けているだけで、老後に配当金をお小遣いとして貰うために海外ETFをコツコツ買っているものです。

関連記事海外ETFで作る「じぶん年金」の運用指針と投資戦略|2019年9月

※リンクは新しいタブで開きます

 

主に2つのETFを半々くらいで買っています。(円換算)

  • BND(米国トータル債券ETF)
  • VYM(米国高配当株式ETF)

 

銘柄 口数 日本円
BND(米国トータル債券) 37 ¥336,391
VYM(米国高配当株式) 34 ¥336,613
合計 ¥673,004

 

ザ・カウチポテトポートフォリオですね。

どちらかが暴落をすればリバランスも簡単。

高配当株式が上がればラッキー、暴落しても安く買えてラッキーとお気楽に買ってます。

 

バランサーとしての安定度は画像で見てみましょう。

まずはリーマンショック当時の安定性。

リーマンショック当時のBNDとVYMの動き

画像はYahoo!financeです。

青色:BND(トータル債券)

緑色:VYM(高配当株式)

BNDは瞬間的に約7%下落していますが、翌週には半値戻しで2ヶ月足らずで元値に戻っています。

アメリカを震源としたリーマンショックで、問題点がサブプライムローンという債券系商品だったことを考えても抜群の安定性を魅せてくれました。

(日本から見たら円高で20%くらい落ちましたけど)

 

長期で見るとバランサーとしての優秀性がもっと分かります。

BNDとVYMの長期リターン

リーマンショックで一瞬動いていますが、これぞ債券という安定性を感じられますね。

株式とくらべて極端に値動きが少ないのが分かります。

 

BNDは恐らく次の暴落にも耐えてくれる(はず)

現在は債券バブルと書きましたが状況は以下の様子。

高格付けCLO(担保付ローン債務)に格付けの低い社債を混ぜた「毒入り饅頭」が人気というリーマンショックにも似た構造になっている。

混ぜ物危険と分かっていても、今回は大丈夫という砂上の楼閣が繰り広げられるいるのでしょうか。

関連記事次の大暴落はまたも債券?これはリーマンショックの続編になる物語

※リンクは新しいタブで開きます

 

株式上昇

債券上昇

みんなハッピーなんて事はないでしょう。

なのでバランスを取るのはBNDに任せています。

関連記事BNDは米国債券市場へまるっと投資する海外ETF【安定した利回りが魅力】

※リンクは新しいタブで開きます

 

債券ETF【BND】を購入する理由②|毎月の配当(分配金)に癒される

石と花、バランス

BNDからの配当は地味だけど毎月嬉しい

債券の動きも良く分からないけどコツコツと不労所得の種を蒔いて行きます

 

持ってみて分かったのですが、米国債の価値が無くならない限りずっと貰える不労所得です。

BNDからの配当金2019年11月分

BNDからの配当金2019年11月分

税引き後で月5ドルとショボいのですが、何もせずに貰えるのって個人的には凄いのです。

しかも副業収入で淡々と買っているので多分暴落しても精神的に大丈夫そう。

 

もし副業をやめてもBNDは私のために毎月お金をくれるのが嬉しいです。

複業(副業)をして不労所得を生む海外ETFをコツコツ買っていますが、たぶん珍しい人扱い何だろうな、と思っています。

 

配当は再投資しても生活に使っても良いと思っている

資産形成を加速させるには再投資一択ですが、つみたてNISAに任せているので生活に使うのも良いかな、と。

たった500円といえど、懐を傷めずお昼の格安カラオケに子供を連れていくとかできますね。

独身だったらコンビニで焼き鳥とビールを買っておいて、昼から長風呂してお酒を飲むとかカイジのように悪魔的幸福感を得ましょう。

 

ななし
ななし

まさか自分がこんな風に債券ETFへ感謝する日がくるとは思いもしませんでした。

老後に対して元本を取り崩さずに、配当をお小遣いとして使う体験を少しずつできるのは魅力だと思います。

債券ETF【BND】を購入する理由③|暴落時は株式を買うための実弾として使う

弾丸

ドットコムバブル崩壊、リーマンショックと2000~2010年にかけて株価半額コースが2回ありました。

次は大丈夫という謎ワードはまったく通用せず、だいたい市場はやり過ぎるので暴落はおこります。

 

管理人はリーマンショックに被弾して泣きながらでも海外ETFをアホールドして、積立投資を続けたり日本の単元未満株を集めたりしていました。

しかし先の見えない中でリスク資産をかうのって精神ダメージがすごいのです。

買ったそばから10%、20%下落は当たり前という状況。

 

今は見えないブラックスワンを迎え撃つには、現金よりも値動きのあるリスク資産であるBNDを銀の弾丸として使うのが精神的に良さそうです。

多くの人にとっても暴落時にキャッシュで買い向かうのはかなりメンタルが強くないとできません。

個人的にも子供も大きくなっていく中で、暴落している株式に新しい現金をぶっこんで(特攻)いくのは現実的に難しいかな、と。

 

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ななし
ななし

リーマンショック級の暴落はそこまで心配していないという人にはちょっとおすすめの本です。図書館だと置いていないとこもあるかも。

 

あと生き残ること、相場に居続けることが資産形成の肝だと思っているので、老後資産でもキャッシュ比率は高めに用意しています。

 

暴落が終わってから株式を買えば大丈夫という人もいるかも知れませんが、インデックス投資の経典『敗者のゲーム』では下記のことが書かれていました。

過去72年間のうち、ベストの5日を逃すと、利益は半減してしまう。

この教訓は明らかである。投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということだ。

 

大底からの超回復が稲妻の輝く瞬間だとすると、長期投資家は逃げずに耐えることこそが平均利回り6.7%を得る、という事になります。

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敗者のゲーム、マジで経典だと思っています。

 

以上が、長らくキャッシュで暴落対策をしていた管理人がBNDを持って感じたことです。

 

まとめ|BNDを購入する理由はバランサー・配当・暴落時の実弾として優れた海外ETFだから

  • 平常時はポートフォリオのバランサー
  • 毎月、慈愛に満ちた配当がはいってくる
  • 暴落時は株式を買うための銀の弾丸として使える

2019年に入って「じぶん年金」という方法でBNDを買ったのですが、意外と管理人の運用にマッチしていたようです。

つみたてNISAをベースとして、余力がある人は少額を海外ETFを買ってみると資産形成を実感できるのではないでしょうか。

※BNDやVYMは2019年11月15日時点だと1万円くらいで買えます

 

事実、管理人はBNDを持つまで、あまり配当など意識しておらず不労所得とも思ってさえいませんでした。

そして自動で再投資してくれている投資信託への信頼が深まりました。

たぶん、つみたてNSIAはその最適解だと思いますし、金融庁もそういった判断での設計なのだと思います。

 

お読み頂きありがとうございました。

ちなみに海外の一次情報が欲しい…という人はモトリーフールの無料メールマガジンがおすすめですよ。

ホントに無料で良いの?と思うレポートが読めますし、週に一度なので面倒にもなりません。

 

海外ETFに興味を持たれた方は、サブ口座として海外ETFをはじめてみるのはいかがでしょうか。

最初のうちは、メイン口座(つみたてNISA)と同じにすると値動きが気になります。

別々で持っている方が値動きを気にせず、飽きたら放置というのもおすすめの理由です。

 

ネット証券大手3社なら正直どこでも同じかと思います。

公式リンク:SBI証券

公式リンク:楽天証券

公式リンク:マネックス証券

管理人としては困った時にはコールセンターへ問い合わせがすぐできる楽天証券がおすすめ。

特に初心者には使いやすい設計になっています。

 

記事でのおすすめ本です。

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上下巻というボリュームですが、いろんな事例があって面白かったですね。

思ってもみないところにリスクというのはあって、悪いことは大体おこると思っておけばOKとなりました。

 

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もし暴落が怖いと思っている方は、枕元に置いていると夜ぐっすり眠れる本です。

けっこう短く区切られているのでチョコチョコ読むのにもおすすめ。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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