セミリタイアになり、二人分の国民年金を支払ってきました。
私たちの老後の柱である一方で、いざという時の保険機能も優秀です。具体的には我が家の場合、遺族年金ですね。
ちょっとだけ、年金の良さについてご紹介します。
子供がいる家庭の場合、大黒柱がもしいなくなったら。。という不安をお持ちの方は多いと思います。私もそうです。
ただし、私は死亡保険に入っておりません。
理由はタイトル通り遺族年金と今までの貯金で何とかやりくりしてくれるだろう、という判断です。
死亡保険は大切です。子供が幼く、稼ぎが自分しかいない場合は特に大切です。
しかし日本の公的補償はしっかりしているので必要な時期や金額を見直そう、というものです。
ただ、日本の公的制度を考えると、過度の保険加入より遺族年金と現金の方が効率的と思うのです。
保険で悩んでいる方の参考になると幸いです。
サラリーマンの遺族厚生年金は全員が知っておくべき最初の保険
てっきり皆が知っているものと思っていました。
が、妻の実家に帰った際、死亡保険に入っていない事と遺族年金の話をすると、全然通じませんでした。
子供と妻の為に保険は必要という考えは強いようです。
管理人は、自分が急死した場合、遺族年金+今までの貯えである程度の生活を見ながら、徐々に今後の生活を立て直してもらう事を普通に思っていました。
話をしていると、遺族年金は子供が小さいうちだけで、妻の老後は年金は貰えない…と言われて、急に自信が無くなり、Twitterでフォローさせて貰っているFP1級のみさきさん@fpmisaki2へ助けをあおぎました。
@fpmisaki2 先生助けて~(>_<)
なぜか親族で揉めております(゚Д゚;)
ワイ氏サラリーマン、専業主婦、子の3人。厚生年金あり。
この場合、ワイ氏が事故で急に死んだら遺族年金は子が18歳までですか?
妻の年金は、自分の国民年金+私の多少の年金ですか?
それとも妻の国民年金のみ?年金難しい…
— ななし (@_teeeeest) 2018年8月25日
頂いた回答はこちら。
厚生年金加入時に亡くなったとして..
遺族年金には、基礎年金と厚生年金があるんですけど、基礎年金の方は子が18歳に到達した年度の末になくなります。
ただ、その時点で40歳以上の妻には、厚生年金に加えて「基礎年金の3/4相当」の中高齢寡婦加算が支給されます。— misaki@のんびりコツコツ投資生活 (@fpmisaki2) 2018年8月26日
FP1級のmisaki@fpmisaki2さんも、一般人が年金を知るのは難しすぎると頂きました。
役にたてたならよかったです🎵
いや、年金は難しい..
むずかしすぎます💦条件によって話が変わるので、部分的に見てしまうと混乱するんですよね..
ただ、お子さまが18歳になったら減るのは間違いないので、備えは大事。大学で一番お金がいるのに、どーなのよ🤔とは思います。— misaki@のんびりコツコツ投資生活 (@fpmisaki2) 2018年8月26日
遺族年金の基本的な説明
私などが説明をしても仕方ないので、分かりやすいサイトに説明をお任せします。
私の意見ですが、
- 妻が専業主婦
- 子供が幼く
- 十分な貯えが無い
3つの条件が重なった時の保険としては確実に必要です。すぐに掛け捨ての死亡保険を探して入るべきです。
しかし保険というものは本来使わない方が良いので、使っても幸せにはならないので掛け捨てで良いと思っています。
引用元は公益財団法人、生命保険文化センターです。
赤枠にしている部分が一般的な家庭になりますね。リンク先はめちゃ参考になるので目を通しておいて損はしません。
遺族年金で余裕の生活とはいきませんが、パートをしながら子育てをする分には何とかなると思います。
※我が家の場合、妻に先立たれた場合も同様に、国民遺族年金が支給されます。
半年ほどは迷惑をかけると思いますが、その間は貯金で何とかなるでしょう。
状況によっては、既に用意している子供の大学費用は生活費に充てて貰っても良いと考えています。
公益財団法人、生命保険文化センターで出ている生命保険加入率データです。医療保険など全て込みですが、結婚をする30代以降は保険にはいる人が増えています。
保険を悪くは言いませんが、30代以降は保険加入率が80%以上。
保険会社の一等地にそびえ立つ豪華なビルは誰のお金かを考えると、儲かっているんだなぁと羨ましく思います。
繰り返しになりますが、子供が幼く自分に万が一があった場合としては入っておくべきです。

ある程度お金が貯まったら、一般的サラリーマン家庭の場合、自分の万が一よりも妻の万が一を考えて保険に入る方が良いとおもいます。
まとめ
- 日本の公的制度は最低限で良いから知っておくべき
- 年金制度はオワコンみたいに言われるけどしっかりしている
ちょっとした機会に、いろいろ保険と公的保障を調べてみると良いかもしれませんね。
不要な保険に入り過ぎていると思ったら、見直しなども考えてみましょう。
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