月末になったので、長期ウォッチ用で保有している投資信託を確認しました。
個人的には長期で良いんじゃないか?と思っていたeMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)が酷い有様になっていたので記事にします。
下記の投資信託は2019年1月1日に同金額だけ買って、長期ウォッチをしているものです。
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実際に保有している投資信託との差をみていきましょう。
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)のリターンが低い
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)は
- 日本
- 先進国
- 新興国
を三等分の比率で運用している風変わりな投資信託です。
逆張り派な管理人は、日本や新興国が下落しているは先進国を売って、安い地域の株式を買って、という具合で良いリバランス効果を生むと思っていました。
実際にけっこう良いかも、という記事も書いています。
関連記事eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)は意外に良いかも
では、実際どうなったかを見てみましょう。
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)と他投信の比較結果
グラフにするとヤバさが分かりますね。
右側が株式時価総額比率のオール・カントリーです。
同じ全世界株式なのにこんな差が出るとは・・・
数字が見にくいかもなので、表にて確認してみましょう。
ファンド名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 437 | 4.74% | 10,473 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 44 | 0.45% | 10,045 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 515 | 5.16% | 10,516 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 346 | 3.47% | 10,347 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 358 | 3.59% | 10,358 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 610 | 6.11% | 10,610 |
まだ保有して9ヶ月ですが、こんなに差がでるとは意外でした。
何でも自分で保有してみないと実感が湧かないので、良い機会になりました。
3地域均等型は低リターンだけど楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)が好成績
意外といえば、楽天バランス(均等型)が活躍していますね。
株式部分は全世界株式、債券部分は全世界債券の円ヘッジありなのが良かったのかも。
純資産が少ないので唖然としますが、やはり良い商品と思います。
関連記事最強と思える楽天バランスファンド均等型の純資産が2億円で唖然とした
個人的には株式半分、債券半分くらいがリスクも下がって、将来リターンは安定すると思うんですよね。
超長期では株式一択となりがちですが、株式のボラティリティ(値動きの幅)が大きい時期はやはり強いです。
合わせて強いと言えば、Slim8資産均等型は強いですね。
売れているのも納得。
もしかすると20年後のリターンでは、8資産均等型が1位だったりするのかも。
3地域均等型の低リターンも驚くけど国内債券のリターンがヤバイ
なにげにSlim国内債券インデックスが年初来3.47%という数字を叩き出しています。
債券が上がるには、金利が下がる必要があります。
実感はありませんが、けっこう利回りが下がっていそうです。
しかし、この低金利で下げ幅があるように思えないので不思議です。
あと、金利が上がると債券価格は下がるので誰が国内債券インデックスを買うのか、、という謎も残りますね。
eMAXIS Slimシリーズや楽天バランス(均等型)だけでなく、やっぱりニッセイ4資産が良かったという記事も書きたいところ。
次回、チェックした時にどうなったいるのか楽しみです。
おわりに|今後のeMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)に期待
思った以上に3地域均等型のリターンが低い結果となっていますが、現在安い商品を買い込んでいるから、という可能性もあります。
チェックをしていきながら、また意外な状況を報告できたら嬉しいですね。
お読み頂きありがとうございました。
記事の中でリターンが高かった楽天バランス(均等型)は、賢明なる投資家の中でも「防衛的投資家」として書かれていますね。
古典的名著ですが、現代でも十分に通用する本と思います。興味のある方はぜひどうぞ。
当サイト(氷河期ブログ)で保有している投資信託です。
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