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海外ETF|BND(債券)の買い時が分からない時は長期チャートをみよう

BNDが高くなりすぎて買えない20190822 海外ETF
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債券ETFのBNDがどんどん値上がりをして、いつが買い時なんだろうか。

そう悩む人はいないでしょうか。まぁ、私の事だったりしますが。

2019年8月22日に下記のtweetをしました。

BNDが高くなりすぎて買えない20190822

2018年11月頃からの見事な昇竜拳っぷり

昨日、20時前には寝てたのですっかり目が覚めてしまう

起きたついでだし、BNDでも買おうかと思ったら昇竜拳過ぎる状態なのでドルMMFのまま眠らせておく事にしました。

どっちでも利回りあるし放置しておきます。

安定を求めて買っていたBNDがこんなに値上がりをしているとは。。

せっかくなので深堀して調べてみました。

 

記事内容は、BNDの買い時を長期チャートと比較して考えたものです。

長期で見れば、中長期債は短期債や現金よりリターンを上げてきました。

現在は金利低下局面でBNDが大幅に上昇をしていますが、リーマンショックあたりがヒントになりそうです。

ななし
ななし

管理人の考えとしては、いつ買っても良いETFかなとなっています。

記事内で長期チャートや株式との比較もしているので、参考になれば幸いです。

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海外ETF、BNDの買い時が全然分からないのでチャートを調べてみた

BND1年チャート20190822

BND1年チャート20190822

画像はbloombergです。

1年チャートを見てみると、債券とは思えない上昇っぷりです。

管理人は含み損や下げ相場には耐性がありますが、順調に儲かる相場は苦手なのです。

BNDとVYMの保有状況20190822

BNDとVYMの保有状況

保有状況は以下です。

BND(債券):2372ドル

VYM(株式):2410ドル

大体、半々で少ないほうを買い増していこうと思っていますが、BNDを買おうかという気分にはなりにくいですね。

株式が下がっていたら暴落も気にせず買えます。

しかし債券の保有額の方が少ないという。

そして悩む。。

こんな時、高配当株式と高利回り債券のバランスファンドであるバンガード・ウェルズリー・インカムのようなETFがあれば良いのにと思います。

HYG、VYMでなんちゃって錬成をしようかな。。

関連記事悲報:バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドがひっそり販売終了

※リンクは新しいタブで開きます

BNDの年初来リターンが8%を超えている

BNDの年初来リターン20190822

こちらもbloombergのチャート画像から。

年初来、8.78%とかになってますね。

直近の配当利回りはドルMMF(1.6%)よりも高く2.74%あります。

※2019年8月22日時点

とはいえ、債券価格が上がるということは、金利が下がることを意味しますので、見通しが暗い感じがするのです。

債券を分かりやすくイメージするために大和証券の説明画像が便利です。

金利と債券価格の関係

高値買いした最悪のケースを考える

金利はこれから下がることを市場はすでに織り込んでいると思いますが、、

最悪の場合、以下のようなトリプルダメージも受けかねません。

  • BNDから受け取る分配金は下がる
  • BNDの価格も下がる
  • さらに円高でダメージ

あまり考えたくありませんが無きにしも非ず。。管理人涙目と笑われそうです。

 

とはいえ、BNDは中期債券でデュレーション(債券の残存期間)もそこまで長くありません。

2019年3月31日時点でのBNDのデュレーションは6.0年です。

1年で金利が1%上がった場合、債券価格、ここではBNDの価格は1%×6.0年=6%ほど下がります。

ななし
ななし

徐々に金利水準を折り込みつつ緩やかにBND価格が下がっていくのかな、と思います。

BNDの記事も書いたのに、まだまだ債券ETFを信じ切れていないのかも知れません。

関連記事BNDは米国債券市場へまるっと投資する海外ETF【安定した利回りが魅力】

※リンクは新しいタブで開きます

こういう時は、もっと長いチャートをみてみる方が良さそうですね。

リーマンショック以前のチャートからBNDの買い時を推測してみる

BNDの設定来チャート20190822

画像はYahoo!financeから。

画像1枚で説明が終わるんですが、10数年来の高値でありつつ、上限っぽい感じがします。

最近投資を始めた方は、想像がつかないかも知れませんが、リーマンショック前のアメリカの金利は、5.25%とかいう時代がありました。

日本円との金利差が4%以上あって、円キャリートレードが流行りまくっていましたね。

FXでスワップうまーといって、リーマンショックで飛んだ人もたくさんいました。

そこからゼロ金利の時代まで4~5年かけて20%くらいかけて徐々に切りあがっていったようですね。

最悪を想定すると、金利状況次第で70ドル付近まで価格が下がる可能性あり、という感じでしょうか。

米国金利が上がって2.5%になったのが2018年後半くらい。分配金込みで考えると大きな損失にはならないかも。

※為替リスクはめちゃくちゃあるので、その点はご注意を。

 

これだけだと買わない方が良いとしか出そうにないので、株式ETFとも比較してみましょう。

合わせて買っている米国高配当株式ETFのVYMを調べてみます。

関連記事VYMは信託報酬0.06%で米国高配当株式へ投資が出来る海外ETF

※リンクは新しいタブで開きます

BNDだけではなく株式ETFとの比較もみて買い時を考えてみると…

リーマンショック以前のBND、HYG、VYMの長期比較チャート

青色BND(米国トータル債券ETF)

水色HYG(ハイイールド社債ETF)

紫色VYM(高配当株式ETF)です。

2007年中盤からの比較でリーマンショックを挟んでいます。

これをみると、心配していたのが何だったのかと思うくらいBNDの安定性が分かりますね。

もともとBNDを保有するのは、株式だけの変動リスクを抑えつつ分配金も頂くためでした。

少額の購入、10年以上の保有をしていくので買い時は考えなくて良いかな、と。

まとめ|BNDの買い時が分からない時は長期チャートをみよう

  • 2019年に入り、年初来リターンが8%を超えてきた
  • 短期的に見ると買い付けるのが怖い感じがする
  • リーマンショック前の金利水準の高い時期のチャート
  • あわせて株式との比較したところ債券の安定性を再確認できた

BNDは株式暴落時のリバランス用資金として存在を発揮します。

大きすぎる値動きがあった時は株式も大変なことになっていそうですし。。

という事では、バランサーとしての価値は依然高いかな、と。

大暴落がきた際は、BNDより変動の激しい株式を安く買うための実弾にしたいと思います。

 

ななし
ななし

相場が不透明な時こそ、長期チャートや比較をして当初の目的を思い返していきます。

先は長いので、コツコツと投資していきましょう!

 

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関連記事です。

複業(副業)で一定金額が貯まったので、自分年金のBNDを買い増し

老後のじぶん年金としてBNDとVYMを半々で購入しています。

お金の出元は副業収入ですので、こちらも強化をしたいですね。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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