株価の変動に悩まされず安定して毎月配当をもらえる銘柄ってないかなぁ。。
そう思う人は多いでしょう。私も思います。
株式ではありませんが、債券ETFの安定感はオススメできます。
保有量が少ないので2倍になっても大した金額ではありません。
しかし安定した金額が毎月入ってくるというのは家賃収入に似て嬉しいものです。
株式のように値動きが少ないのも魅力の一つ。安定した不労所得が欲しい方の参考になれば幸いです。
BNDの分配金が2倍になった推移
BNDを最初に買ったのは2019年3月です。毎月分配のETFなので4月以降、チャリンチャリンと貰っています。
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毎月入ってくる分配金です。
4月、5月と税引き後1.8ドルだったものが、6月には3.6ドルになっています。単純に2倍ですね。
BNDは中長期の米国債を中心とした債券ETFです。直近の利回りは約2.8%で推移しています。
購入した時の数量や単価を見てみましょう。
スマホの方は字が小さくてすみません。テキストにすると以下になります。
- 2019年3月4日、13口買付。単価79.45ドル
- 2019年5月27日、13口買付。単価81.47ドル
- 合計保有数量は26口。平均取得価額は80.87ドル
- 時価評価総額2,142ドル(2019年6月14日時点)
日本円にすると今の為替レートで23万円くらいです。
為替変動・金利で変わりますが、毎月3.6ドルを受け取ることが出来るのは嬉しいですね。
もっと分配金が欲しいときは、BNDの口数を増やせば良いだけ。
ETFは上場投信なので、NY証券取引所が開いている時間帯は瞬時に売却できる事も魅力の一つ。
米国トータル債券ETF(BND)の安定感
画像引用元はGooglefinanceです。
ぱっと見、値動きがあるように感じますが、10年以上の長期チャートで80ドルを界にして75~85ドルで安定しています。
値動きの理由は金利の変化です。債券の値動きは下記がわかりやすいかと。
震源地が米国だった事も要因ですが、中身が米国債中心のため、金利引き下げに合わせて急速に戻していますね。
株高を受けて2016年後半から、米国の金利が徐々に切り上げていくにつれ、BNDは値を落としました。
半面、金利が上がるという事は、貰える分配金も増えたという事ですね。
2018年10月の世界的な株式急落以降、公定金利の上昇は一旦停止して、金利が下がるだろうという判断からかBNDは急騰しています。
- 金利が上昇した時は価格が下がるが、毎月の分配金は増える
- 金利が低下した時は分配金が減るが、BNDの価格は上がる
ざっくりと上記のイメージを持っていると安心して保有ができます。
ただし、ドル円の為替レートがあります。円換算では、ここからブレる事は理解しておく必要があります。
管理人の場合、老後までドルのまま受け取りつつ、自分年金としてVYM(米国高配当株式ETF)とBNDを増やしたいので為替はあまり気にしていません。
おわりに|安定した分配金は金額が少なくとも嬉しい
分配金が倍増したといっても、1.8ドルが3.6ドルです。ざっくり180円が360円になっただけとも。。
それでも、積み上げていく分だけ、毎月のチャリンチャリンも増える事が分かっているというのは、何にも代えがたい魅力があります。
投資ブログでもあまり積極的には取り上げられない海外ETFですが、個人的にはコツコツ増やしていきたい銘柄です。
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自分年金として、少しずつ増やしていっていますが、原資は復業(副業)の収益です。
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