タイトル通りですが、ニッセイ外国株式インデックスファンドが信託報酬引き下げを発表しました。
投資信託としては日本初の0.1%未満で外国株式へ投資が可能になります。
外部リンクニッセイアセットマネジメント<購入・換金手数料なし>シリーズ6ファンドの信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について
もう素晴らしいとしかいえません。しかも外国株式だけでなくコア資産でもある外国債券、国内債券も同様に信託報酬を下げています。
eMAXIS Slimシリーズよりも日本のバンガードと呼ぶに相応しいと思います。
新しい信託報酬は2019年6月27日より改定・反映されます。
どの投資信託が、どれくらい下がるのかを分かりやすく書いています。さらっと読める内容です。
ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ、eMAXIS Slimシリーズを持っている方の参考になれば幸いです。
ニッセイ外国株式インデックスファンドが遂に信託報酬0.1%切り
ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬は、現在0.109%です。改定後は0.01%下がって0.0999%となります。
これを小さな数字と思うか、大きな一歩と思うか。私は大きな一歩だと感じました。
ニッセイ外国株式インデックスファンドを含め信託報酬が下がった商品
- ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.109%→0.0999%
- ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.170%→0.140%
- ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.139%→0.120%
- ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.159%→0.140%
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.159%→0.140%
- ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.159%→0.140%
最初の方にもお伝えをしましたが、いわゆる伝統的資産と呼ばれる、外国株式、国内株式(TOPIX)、外国債券、国内債券も下がっています。
それを均等配分しているバランスファンドである4資産均等型も0.019%運用コストが下がります。
なによりニッセイアセットマネジメントの素晴らしいところは、最も安いコストで提供するという先駆者である点です。
そして何より実績として守り続けている事も大きなポイントです。
今回の信託報酬改定で5回目となるようです。
外部リンクニッセイAM「<購入・換金手数料なし>シリーズ」6本が信託報酬を引き下げ―先駆者には別格の偉大さがある
ブログ運営者のりんたろうさんも書いている通り、やはり先駆者として偉大ですね。
管理人は子供の誕生祝いに、ニッセイ外国株式インデックスファンドをプレゼントしています。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)の信託報酬引き下げは嬉しい
当サイト(氷河期ブログ)でも4資産均等型は人気のコンテンツです。
アセットアロケーションとかを悩んだり、暴落を怯えたり、安くなったら絶対に買う、とかを思っているなら4資産均等型を買うのが最適解。かもです。
eMAIXIS Slim8資産均等型や全世界株式(オール・カントリー)などもウォッチ用資産として保有しているので、長期での結果がどうなるか楽しみですね。
外国株式インデックスファンドと現金だけでも十分
正直な話、国際分散させながら株式クラスを保有しようとすると、これ一本で運用していても大丈夫なくらいの商品です。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018でも第2位でした。1位はeMAXIS Slim先進国株式なので中身は一緒だったりします。
なので、投資は外国株式インデックスファンドに絞って、同額の現金を保有しながらポートフォリオをコントロールする、というのもありでしょう。
まとめ
ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬が2019年6月27日より下がります。
下がるのは以下の6商品。
- ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.109%→0.0999%
- ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.170%→0.140%
- ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.139%→0.120%
- ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.159%→0.140%
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.159%→0.140%
- ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.159%→0.140%
投資環境においては、スタンダードな商品はニッセイアセットマネジメントで十分に低コストな運用ができます。
あとは、自身のリスク許容度を知りながら、ゆっくりと資産形成をしていきたいですね。
意外と読まれている記事