氷河期世代、OECDの労働政策局長にも格差を心配される

二極化氷河期世代

ネットを見ていると、OECD(経済協力開発機構)にも氷河期世代は格差を心配されている、という記事がありました。

外部リンク日本は「就職氷河期世代」に手を差し伸べるべき…労働者の立場弱く、OECD局長が懸念

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思いのほか、正確に見抜かれているので、少し記事を紹介させて下さい。

1分半程度で読める内容になっています。

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氷河期世代と他世代の格差をなくして欲しい

二極化

OECD雇用・労働・社会政策局のステファノ・スカルペッタ局長からの発言です。

記者からは、1990年代半ばから2000年代前半とされる「就職氷河期」に社会人となった「就職氷河期世代」について、日本政府はどう対応すべきかとの質問も出た。

スカルペッタ局長は「明らかに彼らに的をしぼっていくべきだ。投資をして、教育・訓練をしていくことが不可欠だ」と語った。

このほかスカルペッタ局長は、日本では労働組合の組織率が低下傾向にあり、使用者と労働者の間の力が「不均衡」である点を挙げた。

「我々が提言していることは、格差をなくしてほしいということ。『equal pay for equal work』(同一労働同一賃金)が大事で、正規と非正規の格差はなくすべきだ」と述べた。

引用元:日本は「就職氷河期世代」に手を差し伸べるべき…労働者の立場弱く、OECD局長が懸念

最後の赤字部分は管理人が入れています。

明らかに彼らに的を絞って、とは政府が提唱している就職氷河期への3年間集中支援と重なるものですね。

関連記事十分な正社員経験のない氷河期世代がやり直すチャンスが来た!

赤字の部分は、日本が直面している事でもありますし、スキルや経験が積めないまま正規職でなく有期雇用の就職氷河期世代も同様の事がいえるはずです。

特に日本は新卒時以外、職務経歴について非常に厳しい状況です。また、正規職の門戸が非常に狭かった事も問題です。

これは一般人だけでなく、いわゆる最高位である博士号を持った高学歴の人も同様で、もしかすると、こちらの方が厳しいのかもしれません。

外部リンク博士号でも生活困難、非常勤から抜け出せない「貧困ポスドク」の実態

氷河期世代管理人が格差について思う事

同一労働同一賃金は昔から言われていた事なので、出来る限り早く格差是正をして欲しいです。

役職持ちになりたい、高額な所得が欲しい、と望んでいる同世代より、正社員と同じ仕事をしているのだから、同じ給料をと望む事は普通でしょう。

私が大学を卒業した1999年から何も変わっていない状況が20年続いたまま、日本は元号が変わるという状況だったりもします。

これは年上の層(団塊世代)だけに思っている事では無く、現在30代前半もしくはもう少し下の世代にも同じように考えています。

今後、低賃金や非正規の氷河期世代はもっと増えそうです。

大手企業ですら、45歳以上をターゲットにリストラしている時代です。そして、数年すれば私たち氷河期世代もターゲットに入ります。

考えるのも怖いですが、氷河期世代に課されるのは下記のような仕打ちが待っているかもしれません。現在、安泰な正社員も同じ事が待っています。

  • 常にリストラと背中合わせ
  • 年金は70歳以上から支給
  • 親世代の面倒をみながら働く最前線
  • 増えない給料と減っていく手取り

恐ろしい事に、不遇な時代を耐え抜きながら、厳しい老後や年金生活へ向けた第一実験世代と揶揄しても良いくらいです。

どうすれば、この格差は埋められるのか

スカルペッタ局長が言っているように、使用者(雇用側)と労働者の力関係です。

ここを均衡にしていく必要があるとは思うのですが、一気にやると日本企業の大半を占める中小企業は耐える事はできないでしょう。

私は零細企業勤めです。使用者である会社との力関係を対等にすれば、倒産は必須でしょう。

力関係を対等とは、零細企業なら身内の優遇をやめさせるか、同じ待遇を望むかです。

2019年5月の現在でも、人手不足倒産で中小企業がバタバタ倒れていっています。これは人が採用できなくて倒産なのではなく、低賃金で都合の良い人間が集まらなかった、というだけです。

会社は黒字なのに倒産、というニュースが表しているのは、まさにこの事でしょう。

同一労働同一賃金を望めば望むほどに、人手不足倒産は連鎖します。

人手不足倒産自体は戦後の高度経済成長の時にも、同様の事が起こりました。長い目で見れば良い方向に収れんするのですが、私たち世代は待っている余裕はありません。

結局、一番ワリを喰うのはどの世代かというと、たぶん氷河期世代かな、と。綺麗な職務経歴を持てない状態で、また就職活動をするという地獄がやってきそうです。

生きていくだけで大変という時代は目の前な感じです。

そこに年金問題、親世代をどうするのかという問題が出てくるのでしょう。ちょっとハードモード過ぎだろう、といつもながら思ってしまいますね。

ななし
ななし

ちなみにですが、管理人の意見は氷河期世代は救われない、です。

なので最近では、自衛の為に最低限の消費で生きつつ、残ったお金で投資や複業を頑張るしかないと思うようになってきています。

サイレントテロでお金が回らない負のスパイラルです。半面、投資などを通じて他の世代がお金を使って経済を伸ばしてくれると、救われる確率が上がりそうです。

関連記事平成時代の終わりに就職氷河期世代を改めて考えてみる。ちなみに救われません

関連記事氷河期世代、ロスジェネへの救済は無い。私達はどう生きるのか

おわりに

同一労働同一賃金も目指しすぎると、回りまわって自分たちの首を絞めそうです。しかし緩いままでは、今までと変わらないまま地獄の釜の蓋が開きます。

乱文となりましたが、選挙に行く、投資を続ける、複業をする等、せめて今できる範囲の事を頑張っていくしかないと思っています。

管理人は現在転職中でして、doda転職エージェント・ワークポートといった転職エージェントを利用しています。

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と言った感じです。たぶん、上記の二つが最適かな、と思っていますが良い情報があればお問い合わせからコッソリ教えて下さい。

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まだまだ先は長いので、ともに頑張りましょう。

 

関連記事です。

副業解禁は光明!氷河期世代サラリーマンが絶望せずに生き抜く方法

絶望をしてしまいそうな氷河期世代ですが、生き残ることにかけては最前線でやってきました。副業解禁を良い方向へ取り込んでいきたいですね。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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