海外ETFで投資をしていると配当金(分配金)がドルで貯まっていきます。
管理人は楽天証券を使っており、配当金が出たら小まめにドルMMFを買い付けています。
1年くらいで税引き後1200~1300ドルくらいは貯まるようになってきました。
サラリーマンがお小遣いとしても嬉しい金額ですし、海外ETFを買い増しする事も出来ます。
配当金はドルMMFで運用しており1000ドルを越えてきました。そろそろ新しく買いたい海外ETFも検討しています。
少し管理人の雑談も混じりますが、意外と良さげなドルMMFのご紹介です。
海外ETFを持っている人には定番過ぎるかも知れませんが良い商品です。ご参考になれば幸いです。
ドルMMFはかなりお得な投資信託
ドルMMF(マネーマネージメントファンド)は短期債を中心にした投資する商品です。毎月金利の中から分配金が貰えます。
赤枠の未収分配金という所ですね。放置しているのに今月は0.77ドルが貰えます。
正確には毎日決算をしてくれて、月末に再投資をしてくれます。
引用元:楽天証券ー外貨建てMMFの分配金はいつもらえますか?
毎日決算を行い、換金のない場合は月末にその月の分配金の合計額から税金を差し引いた額を再投資します。
月の半ばで換金された場合は、約定した翌営業日にその月の分配金を受け取れます。
アメリカの短期金利が上がってきた事と、円安なおかげでもあります。
保有しているGSドルMMFの直近利回りは1.88%となっています。(課税前です)
株を買わずドルMMFのままでも十分に良い利回りになっている気もします。
基本的にネット証券は売りたい商品では無いのか、トップ画面から全然辿りつきません。。
興味のある方は下記のリンクからどうぞ。
外部リンク楽天証券ー外貨建てMMF
楽天証券の紹介では、
とあって文字数多くてややこしそうに見えますが、
基本的に短期に回収できて安心。現在は短期利回りも良い状況と思えば大きく外さないです。
一応、為替リスクを除くと、ほぼ無リスクに近いドル債券の投資信託になります。
エンロン事件以外で元本割れは無かったはず。
ちなみに日本も当時、何本かの円MMFで元本割れが出ました。
引用元:コトバンクーエンロン事件とは
かつて米国テキサス州にあった米国最大規模のエネルギー企業がエンロン。実はその成長の裏側にあったのが不正会計であった。
特別目的会社(SPC)を利用して架空の利益を計上し続けた結果、2001年、ついに巨額の粉飾決算の事実が発覚。
160億ドル以上とも言われる負債総額を抱えて破綻。世界市場に大きな衝撃を与えたこの一連の出来事が、エンロン事件である。
これにより、多くのステークホルダーが多額の損失を被り、事件に関与していた大手監査法人のアーサー・アンダーセンも、エンロン同様、解散に追い込まれた。
ドルMMFは最近でこそ目立たない存在でしたが、利回りも上がってきて安全性も高く、外貨預金なんかより優秀な商品なんですよね。
ドル預金に比べると特定口座も完全対応していて、円に戻す際の手数料も安くておすすめです。
ドルMMFと米ドル外貨預金の違い
ざっくり比べると下のような一覧になります。楽天証券でドルMMFを買う場合の参考に。
商品 | 米ドル建てMMF | 米ドル外貨普通預金 |
取り扱い | 投資信託 | 外貨預金 |
手数料 | 往復50銭~ | 往復1円80銭~ |
信託報酬 | 管理報酬や監査費用等 | 不要 |
利回り | 変動 | 買った時点で固定 |
為替リスク | あり | あり |
売却益/差損 | 国内株式や投資信託との損益通算が可能 | 為替差益は雑所得となり、確定申告による総合課税の対象。為替差損は他の黒字の雑所得から控除可能 |
解約/払い出し | いつでも解約可能 | いつでも払い出し可能 |
元本保証 | 無し | 外貨建てにて元本保証※ |
資産保護 | 分別管理の為、楽天証券が破綻しても安心 | 預金保険の対象外 |
参考リンク楽天証券|外貨建てMMFと外貨預金の違い
元本保証をどう受け取るかですが、為替リスクの方が圧倒的に大きいので、個人的には気にする部分ではありません。
そもそもインフレを考慮したら完全無リスクの商品はどこにも無いですけどね。
安全性と流動性を考えると、楽天証券内では海外株式やETFの買付にドルMMFとドル現物の両方が使えるので便利です。
ちなみにSBI証券でも同様のドルMMFはあります。住信SBIネット銀行と連携させると、ドルに替える際の手数料が1ドル4銭と激安になります。
楽天証券&楽天銀行の猛追を期待したいところです。
楽天カードでドルMMF買付させてくれないかなぁ。。
楽天証券はドルMMFから海外ETFが買えるので新しい銘柄が欲しい
楽天証券は画像のようにドル現物+ドルMMFで外国株式や海外ETFを購入できます。
これが意外と便利で、ドルMMFにさえしておけば買付時に為替差益を自動決済してくれます。
画像はこんな感じ。
私の場合、配当が入ってくるのでマイナス分は税金と相殺されて還付されます。
なので基本的には為替を見ながら買うことはありません。
還付はこのような形です。
詳細は別記事でも書いておりますので、もしお読み頂けると嬉しいです。
関連記事米国株式、海外ETFの為替差益が気になる?楽天証券のドルMMFは超おすすめかも
新しく買いたい銘柄はDIA、BND、VYM
現在、悩んでいる銘柄は下記の3つです。
- NYダウETF:DIA
- 米国トータル債券市場ETF:BND
- 米国高配当株式ETF:VYM
欲しいものはDIA
DIAは毎月分配の株式ETFで、連動指数はダウ工業種平均です。今、一番興味がある商品です。
本来ならBNDかVYM
一方で少額ながら老後に備えたETFを固めていきたい気持ちもあり、BNDとVYMを交互に買っていくのが鉄板だと思っています。
長期でじっくり買っていくにしても、老後に元本を取り崩す時はくるはずなので、銘柄を減らしていきたいとも思っています。
急いで買う必要も無いので、3月に配当金が入ったら購入を検討します。(米国は年4回配当が多いです)
株価が強気ならBND(債券)、下がっているならVYM(高配当株式)を買おうかな、という感じです。
無理に買わなくとも、現在の利回りならドルMMFで保有してても良さそうな気もしたり。。
もし急激な円高が来た場合は、老後資産全体で見てゆっくりリバランスをすれば問題なし。
ギリシャショック、チャイナショックの記憶がないくらい気楽なカウチポテトポートフォリオの本領発揮です。
書いてみるとスッキリしますね。
とりあえず老後に向けて必要なもの=VYMかBNDという事で固まりました。
まとめ
- 短期利回りも上がってきてドルMMFが魅力的になってきた
- 積極的に買う商品ではないものの、海外ETFで貰う配当はしっかりドルMMFを利用したい
- 海外ETFを購入するのに手数料負けしない1000ドル近くになってきたので老後用ETFを作りたい
- 購入するのはBNDかVYMだが未定
楽天証券は手数料面等で、最大手のSBI証券には及ばない部分もありますが、初心者には非常に使いやすいネット証券だと思います。
ちなみに海外の一次情報が欲しい…という人はモトリーフールの無料メールマガジンがおすすめですよ。
ホントに無料で良いの?と思うレポートが読めますし、週に一度なので面倒にもなりません。
古い一般口座の海外ETFが中心なので、今さら切り替える事も出来ないので楽天カード決済+つみたてNISAでポイントを貰っているので痛し痒しです。
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