【高配当ETF】VYMでなくHDVを選んだ理由は金融セクター比率の低さ

ラッパを吹く天使隊 海外ETF

米国株式で高配当ETFに興味を持つ方は多いと思います。特にシーゲル教授の株式投資の未来を読んだ方なら尚更でしょう。私もそうです。

管理人はHDVを保有しているため、時折、検索で当サイト(氷河期ブログ)へお越し下さる方もいます。

関連記事【海外ETF】長い付き合いの老後資産HDVを紹介【実際の配当金画像あり】

記事内容はHDVに興味を持たれている方がいると思いますので、管理人が保有するに至った経緯をご紹介します。まぁ、タイトル通りの内容なのですが。

高配当ETFといえばバンガード社のVYM、ブラックロック社のHDVが2大巨頭と思いますが、ネットでの評判はVYMが圧倒的だったりします。

実際、HDVが設定後のリターンはVYMの方が優れていますからね。

ななし
ななし

購入時に未来が分かっていれば、私はレバレッジETFのSPXLを買って2018年1月中旬に売り抜けているはずです。

未来は誰にも分らない中で、管理人がHDVを選んだことが参考になれば幸いです。

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HDVは金融セクターの比率が少ない

HDVセクター比率

2019年2月12日におけるHDVのセクター比率です。HDV全体に占める「金融」の比率は3.15%です。

最大の理由はここです。

次にVYMも確認してましょう。

VYMセクター比率

2018年12月31日におけるVYMのセクター比率です。VYM全体に占める「金融」の比率は15.1%です。

こう見ると同じ高配当と言いながら、かなり差がありますね。保有銘柄数も指数も違うので当たり前といえばそれまでですが。。

VYMの高配当コンセプトは「大型株の中から予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を組み入れる」です。HVDのコンセプトは後述します。

画像では無く、表で見た方が違いが分かりやすいかも知れません。左がHDV、右がVYMです。

HDVVYM
エネルギー21.84%金融15.10%
生活必需品20.38%ヘルスケア14.70%
ヘルスケア17.25%消費財13.30%
資本財・サービス10.02%資本財11.10%
公益事業8.89%テクノロジー10.60%
情報技術7.62%消費サービス9.60%
通信6.89%石油・ガス8.80%
金融3.15%公益8.10%
一般消費財2.57%電気通信5.00%
素材0.85%素材3.70%

似ている比率は資本財、ヘルスケアくらいです。あと、素材はおまけ程度なのが同じですね。

圧倒的に違うのは金融とエネルギーです。

VYMでは生活必需品と出ていませんが、消費財を言い換えても大丈夫でしょう。

主力とするなら分散された銘柄数とセクターのVYMを選びたくなりますね。ネット上でのVYM人気が分かります。

ただし覚えておかないリーマンショックではVYMですらS&P500と双子のような下落を見せている事です。

リーマンショック時の金融株の値下がり具合が思い出されます。

VYM長期チャートと設定来リターン

VYMの長期チャートです。設定来のものなので、2006年からリーマンショックを挟んでくれているので金融危機の動きが分かるのは助かります。

青色がVYM、水色はS&P500です。

HDVは2011年の設定ですので、正しい比較は出来ません。まぁ、同じように半額コースだったと思いますが。

管理人が金融セクターにこだわる理由

これはもう、リーマンショックで手酷いダメージを受けたからです。

アメリカ最強銀行の一角、BAC、バンクオブアメリカをリーマンショック前に握っていて、マイナス90%というのを経験しているからだったりします。

関連記事リーマンショック前夜の2008年7月に買ったMOとBACの現在

HDVを選んだ根拠となる「デフォルト懸念スコア」の元データが出てこない問題

HDVの連動指数はモーニングスター配当フォーカス指数です。VYMはFTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスと違いがあります。

HDVを構成する2重の堀

HDVは75~80銘柄くらいで構成されます。それゆえネットでは少数精鋭や、モーニングスターのアクティブファンドとも言われています。

  1. モーニングスター・エコノミック・モート評価
  2. モーニングスターデフォルト懸念スコア

このダブルチェックによって、構成銘柄が決定されます。

エコノミック・モート評価については後述しております。

詳しくは米モーニングスターのEconomic Moatをご覧ください。英語ですがGoogle翻訳で何となく伝わります。

ただ、デフォルト懸念スコアというものが出てこないので少し困っています。この項目の中に、金融やREITなどを外す基準になっていたと思うのですが残念です。

現在の米モーニングスターで調べたところ、単純なデフォルトしか出てきませんでした。米モーニングスターのDefaulthはこちら。

ちなみに回転倍率も良く言われており、実際に銘柄入れ替えは結構されているのですが、ETF内でのリバランスや銘柄入れ替えに掛かる経費はありません。

実際には何かうまくやっているのですが、ETF実際にかかる経費率が年間0.08%という数字は全て含めたものになりますので。

ここらへんも元データが出てきません。ちなみに元データはシーゲル派と呼ばれた人達が当時2ちゃんねるで詳しく書いててくれたのですが、ネットの深海に沈んで探せません。

一つ目の堀:エコノミック・モート評価

一つ目の堀として、ワイドモート、参入障壁が強力な銘柄が抽出されます。バフェットが好きそうな言葉ですね。シーゲル派の人も大好きな言葉の一つでしょう。

モーニングスターの選出基準は大きく分けると以下のようなもの。(翻訳頼り…)

  • ネットワーク効果(より多くの人々がサービスを利用するにつれて、新規ユーザーと既存ユーザーの両方にとって会社のサービスの価値が高まる)
  • 特許、ブランド、規制上のライセンス、およびその他の無形資産
  • コスト優位構造的な業種や企業
  • 切り替え費(会社の製品の使用を中止するのが高すぎたり面倒なもの)
  • 効率的なスケールニッチ市場が1社または少数の少数の企業によって効果的にサービスを提供されている

二つ目の障壁:モーニングスターデフォルト懸念スコア

ここがモーニングスターの腕の見せ所であり、配当が持続可能な厳選銘柄を分散投資してくれる部分なのですが、基準が探せず申し訳ございません。

意外とバッサリ銘柄を切ったりします

見せかけの高配当を保有しないというシーゲル派大歓喜のHDVですが、意外とこの銘柄を除外するの?というのを時折します。

JNJ(ジョンソン&ジョンソン)やMCD(マクドナルド)を銘柄から除外したりと、それなりにホルダーは驚かされています。

管理人としてはGEで爆損をする前に除外してくれたり、金融セクター少な目、REIT無しというスタンスは評価したいです。

老後まで気楽に保有出来て、その後は配当を美味しく貰いたいな、というのが高配当ETFの目的なので性分には合っています。

まさか買った当時に石油関連がジリ貧になるとは思いもしませんでしたが。。それでもXOM(エクソンモービル)を除外しないところに好感が持てます。

結果としては保有していて大きなマイナスも無く、毎回の配当ごとに1万円くらいを貰えているので満足です。

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まとめ

  • 高配当ETFにはVYMとHDVがある
  • VYMは大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組み入れる
  • HDVはワイドモートを基準に組み入れて、デフォルト懸念スコアでふるいにかける
  • 残念ながら当時の資料が無くデフォルト懸念スコアの判断材料は不明(忘れました)
  • 同じく金融セクターを除外するのも不明(忘れましたがワイドモート材料少な目という事でしょうか。VISAは入れて欲しいけど残念ながら高配当じゃありません)

個人的にどっちを選べば良い?と言われれば、主力ETFとして保有するならVYMをおすすめします。

全世界株式を主軸に置いているなら、トッピングとしてHDVはシーゲル教授の言う補完戦略として正しいと思います。

最近は投資信託の低コストが進んだので、海外ETFもお役御免かなと思いつつ、こういった商品に投資が出来るのはメリットと思います。

高配当に興味が出た人はほとんどがシーゲル教授の赤本だと思います。

どれだけ優秀な企業であっても未来は分かりませんので、D-I-Vの精神で乗り切りましょう。

 

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ななし

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