信託報酬においてはターミネーター並みのしぶとさと、絶対に1番を譲らない追随性能は有名です。
この執念にも似た対応に魅力を感じる人は多いと思います。私もそうです。
賛否両論はあると思いますが、この一件だけ見えてもeMAXIS Slimを買い付けている人にとっての安心感は大きなものになると思います。
特につみたてNISAやiDeCoなど、長期で運用する場合に他社の同クラス商品を心配しなくても良いというのは心強いですね。
信託報酬で絶対に負けないを実施した商品
画像引用元:運用管理費用引き下げのお知らせ(Smart-iインデックスファンドシリーズ)
Smart-i TOPIXインデックスが2019年1月15日に発表した事で、TOPIX連動の投資信託としては信託報酬が最安の0.1674%(税抜き0.155%)になりました。
すぐさま、三菱UFJ国債投信が出したのが下記の内容です。
画像引用元:業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
赤線を引いた部分が恐ろしさを物語っています。他の運用会社は大変です。。
容赦なく税抜きで0.155%と同じ信託報酬へ合わせてきました。
しかも「今後も引き続き他社類似ファンドの運用コストに注意を払い業界最低水準の運用コストをめざします」と書かれています。
後出し戦略の是非は別にして、今後メジャーになっていきそうな商品も期待が出来る、という事ですね。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)も安心感がある
日本でメジャーとなっていくかは分かりませんが、管理人はつみたてNISAでeMAXIS Slim米国株式を積立ています。
あと19年間ほどコツコツと毎月積立をするのですが、他の企業がS&P500を対象とした投資信託を格安で出してきても心配は不要でしょう。
他社との競争を心配せず、自分のリスク許容度と向き合うだけで良くなります。
あくまで私の妄想ですが、米国株式と現金だけの簡単ポートフォリオでも、そこそこ納得のいく投資結果は得られるのでは、と。
シーゲル教授の有名な神画像は米国株式のリターンです。
投資をしたり検討したりする人は一度は目にするやつです。
S&P500インデックスは米国株の時価総額80%を占めています。近い数字を期待をしても悪くはないでしょう。
ただし、ここ数年のリターンが良かった為、そこは差し引いて考える必要もあります。
バンガード社の故ボーグル氏は10年単位で低いリターンを予想しています。
同様にeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)も安心
米国株式(S&P500)と同様に、発売と同時に成功を約束されたeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)も安心が出来ます。
米国のみが心配な方は、もうこれ一本で究極の分散投資が完了します。
というか、これは他社が同じ商品を作っても、同じ信託報酬にするのは難しいような。。
ACWI完全連動だとMSCIジャパンという指数を作る必要があります。
意外かも知れませんが、シーゲル教授はアメリカ一辺倒でも配当再投資至上主義でもなく、国際分散した株式を永久保有する派の人です。
ネットで出回っている有名な神画像を世に出した人、と思っておけば大丈夫です。
こちらはシーゲル教授の昔の本ですね。
1999年の本で、既に中古本しかありません。kindle版はお値段高過ぎですので図書館を探してみましょう。
インデックス投資に興味がある方は、今読んでも十分に楽しめるはずです。
まとめ
- ある程度分かっていた事だが、eMAXIS Slimの投資信託への執念は本物だった
- 今回のターゲットはりそなアセットマネジメントだった
- 該当するものはTOPIX連動投資信託だった
ちょっと、りそなアセットマネジメントがかわいそう過ぎる気もしますが、良い時代になりました。
私が持っている中でTOPIX連動ETF(1306)というものがあります。
信託報酬はかろうじて0.11%と少し有利ですが、配当金の再投資や100円以上1円単位から買える投資信託の方が圧倒的にオススメします。
日本でインデックス投資をしていくなら、楽天バンガードシリーズかeMAXIS Slimシリーズの二択になってきていますね。
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もちろんeMAXIS Slimシリーズも対応しています。貯まった楽天ポイントで投資信託を買い付けも出来るので更に有利になりますね。
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