iPad mini5が鉄板なのは分かっているけど、2万円台でUSBtypeC充電が出来るAndroidタブレットが欲しい。
少数派ですがそういった人もいると思います。まぁ私の事だったりします。
管理人は、そこそこHuawei商品を使っているので、どのくらいを期待して買えば良いかが分かりやすいです。
今まで購入したもので記事にしているのは3機種です。タブレットでは1世代前のdocomo版M3にあたるd-01Jも使っていました。(現在、子供が使ってます)
結論はゲームを重視せず3万円以下でタブレットを検討いている人へオススメ出来る商品です。Androidタブレットをお探しの方の参考になれば幸いです。
※この記事は10インチモデルの紹介です。同じ名前の8インチモデルは下記リンクをどうぞ。
関連記事新しいMediaPad M5 liteは8インチタブレットでコスパ最強
Huawei MediaPad M5 liteの特徴
購入したのは一番安いモデルのROM32GB、メモリ3GB、Wi-Fiの仕様になります。
特徴を簡単にまとめます。(個人的感想を大いに含みます)
- 10インチの大きなディスプレイ
- ハーマンカードンの4スピーカー
- USBtypeC充電(慣れたらmicroUSBには戻れない)
- スペック的にはP20liteをイメージすればOK
- メモリは3GBだがスマホよりも複数アプリを開くことが少なければOK
- 大容量7500mAhバッテリー
- お絵描きする人やメモしたい人はMペン(別料金)が使える
- 2A/9Vの急速充電が可能
- お値段は2万円中盤※2018年12月23日購入時点
簡単に言うと画面のデカいP20liteですね。
本体の大きさを活かして、4スピーカーがあるので動画を見たい人は良いかも。管理人もAmazonビデオを見るために購入したようなものです。
M5 liteのスペック
さらーっと流してください。
型番 | BAH2-W19 |
OS | Android™ 8.0、EMUI8.0 |
SoC | Kirin 659 オクタコア (4 x 2.36 GHz + 4 x 1.7 GHz) |
メモリ | RAM 3 GB / ROM 32 GB |
ディスプレイ | 約10.1インチ, WUXGA (1920 x 1200), IPS |
バッテリー | 容量 7500 mAh、急速充電 (9V, 2A) 対応 |
幅 | 約243.4 mm |
高さ | 約162.2 mm |
厚さ | 約7.7 mm |
重量 | 約480 g |
カラー | スペースグレー |
GPS | GPS / Glonass / BDS / A-GPS (LTEモデルのみ) |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | BT 4.2 |
Wi-Fiのac対応は嬉しい人が多いと思います。あとWi-Fi版でもGPSがついています。
M5 liteの口コミや実際の使い勝手は?
2018年11月に発売されたばかりのモデル、Huaweiとアメリカの問題もあってか、あまり世の中には出回っていません。
というか、iPadの一番安いモデルが安定性と安さを兼ね備えているので、Androidのタブレットはかなりの物好きさんしか買わないのではないでしょうか。。
使っている部品周りはP20liteとほぼ変わらないので、基本的な動作はほとんど変わりません。
P20liteの口コミやレビューはSIMフリーやau版が売れた事もあって多くあります。PUBG、荒野行動といった処理の重いゲームをしない限り不満は聞きません。
コピペで貼り付けるのも、いかがなものかと思ったので、もし気になる方はAmazonのリンクからP20liteのレビューを見て頂けると幸いです。
レビューでは、ほとんど悪い評価はありません。値上がりが続くスマホ本体の中で、必要十分すぎるという声の方が圧倒的に多いです。
もともとLeicaレンズ搭載の上位機種、P20無印を使っていたので、Huaweiに慣れているといった事も理由です。
M5 liteのAnTuTuスコアの実機チェック
スマホ等の総合的性能をデータ化するAnTuTuベンチマーク(最新版)での測定です。
数値としてはミドルクラスです。3Dを使った思いゲーム以外は余裕でこなします。動画を見ながら、ついでにネットサーフィンくらいなら必要十分です。
私の場合、P20で撮った子供の写真や、動画を見るのがほとんどなので、これで十分でした。
参考として愛用しているスマホのAnTuTuベンチマーク(最新版)も。
数値的に2.5倍ありますが、chromeやYouTube、Amazonビデオのアプリを使う分には、大きな差は感じられません。
P20liteが売れたのも納得です。
動画に最適な大画面
スマホと比べると、その巨大さが分かります。ベゼルが太いとかは画面が大きいので、特に気になることはありません。
M5 liteでchromeを見る時にスマホ画面と同じなので変更をする方法
上の画像を見ると分かるのですが、初期設定だとchromeがスマホと同じ表示になっています。変更は簡単で下記の通りです。
LETとWi-Fiモデル、どちらを選ぶべきか
M5 liteはSIMカードを刺して、外で使えるLTEモデルもあります。その分、お値段は高くなります。
一番お高いのはWi-Fiモデル、ROM64GB、メモリ4GB、そしてMペンと専用ケース付きというセット。絵を描きたい人には、最上位モデルも良いかと思います。後はお値段と相談ですね。
一番のオススメは、最も安いROM32GB、メモリ3GBのタイプになります。
格安SIM(MVNO)はドコモ、au、ソフトバンクのプラチナ回線に全て対応しているので、どのキャリアを使っても大丈夫です。バンドが強いのはKirin659のおかげです。
ちなみにですが、AmazonでApple公式として正規品が買えるようになりました。iPadを買う余裕が出来たら、たぶんAmazonで買う事になるでしょう。
ただ、、iPadの一番安いモデルでも4万円近くします。
私の場合、お小遣いと相談して選んだのがM5liteとなります。お金に余裕がありAndroidに拘りがない人はiPadをオススメします。
MediaPad M5 liteを購入して良かった部分
比較にiPadを出しちゃいましたが、実際に購入して良かった点は多いです。
大きいは正義
自宅で使う場合、ディスプレイが大きいは正義です。せっかくスピーカーが4つもあるので、動画を楽しむのに使っています。
ベッドでAmazonプライムビデオを見る管理人には大きなメリットです。
お値段のわりに、十分以上にサクサク動くことにびっくりしました。
正直、現在使っているスマホより1ランク下がるSoC(パソコンでいうCPUみたいなもの)なので期待していなかった分、驚きの方が大きいです。
Kirin659を舐めてました。スミマセン。。リビング用のタブレットとしても、これから使い倒される事でしょう。
2.5Dガラスを始めて評価しました
ガラスフィルムの端が浮くからという理由で、ずっと2.5Dガラスが嫌だったのです。
スマホはケースを使っていたりしますが、タブレットは家で使い倒すため裸運用です。案外持ちやすいし、今さらながら2.5Dガラスを見直しました。
側面の丸みも持ちやすさにつながっていると思います。ただし、持ち歩く人はケースとかはあった方が安心と思います。
手帳型で閉じたら電源オフにしてくれるオートスリープ対応のものを選びましょう。デザインにこだわらなければ結構お安いです。
PDに対応しているので純正充電器に頼らなくても良い
PD(Power Delivery)対応のモバイルバッテリーで確認が取れています。
Power Deliveryとは最新のUSB給電規格です。MacbookやSwitch、新しいiPadでも採用されています。
P20liteが対応しているので、多分そうだろうと思ってました。スマホとタブレットを使いだすと、2口使える市販の充電器が便利です。
上記のような商品です。RAVPowerは個人的に使っているので安心感が強いです。iPadで充電が遅いと嘆いている義父にプレゼントもしました。
関連記事iPadの充電が遅い?充電器の最大出力が2.4Aなのか確認するだけでOK
安心感が欲しい人はAnkerをオススメします。今後、PD充電のものが増えてくるので対応したものを選びたいですよね。
MediaPad M5 liteの残念な部分
個人的には分かっていて買ったので、今のところ大きな問題はありません。というか、Kirin970から比べたらKirin659はもっさりしているだろうな、と覚悟して買った商品です。
いい意味で裏切られ、YouTubeやAmazonPhoto、Amazonビデオ、chromeを使う分には、劇的な差を感じる事が出来ません。
個人的なマイナス点は下記の通りです。
- 指紋認証の位置(縦画面で見る時に横の配置)
- 外部カメラの出っ張り(タブレットの外部カメラを使う事がないので)
- 画面が大きい分、一部のアイコンやテキストがボヤっとする(高解像度ディスプレイより劣るが値段を考えると十分)
- 片手で持つにはちょっと重い(当たり前)
- 8インチの方が良かった(何を今さら。Kirin960を積んだM5無印という上位機種がありますがお値段で断念)
- →8インチモデルが出ました>>新しいMediaPad M5 liteは8インチタブレットでコスパ最強
個人的に残念な点ではありますが、理解して買っていれば十分満足な商品です。
厳しい競争の中で出来る限りのスペックを維持してお買い得なモデルに仕上がっています。指紋認証も慣れの問題なので、すぐ気にならなくなるでしょう。
管理人がいろいろ触ってきた中で、最高の認証精度を誇りつつ、圧倒的な爆速指紋認証です。M5liteもP20無印と何ら遜色ありません。これだけの理由でHuaweiのタブレットにしたような感じだったりします。
あ、一つデメリットがありました。表面にあるHuaweiロゴはダサいです。あとは、アメリカとHuaweiがゴタゴタしているので、ブランド力含めドヤれる商品では無い事くらいですね。
まとめ|MediaPad M5 liteを買って良い人はこんな人
- ゲームをしない
- 過度な期待をしない
- typeCで充電が欲しい
- 3万円未満でtypeC充電が出来るAndroidタブレットが欲しい
- 中華メーカーでも良い
- 大画面の自宅用タブレットで手ごろな商品が欲しい
上記の内容を理解して買えば、大きく外すことは無いと思います。Android8なので、セキュリティ関係も古い型の商品より安心が出来ます。
HuaweiのパターンでいくとAndroid9へのバージョンアップは、そのうち降ってきます。ここらへんはキャリアに縛られないので有利です。
Huawei機種を使っている人が買った場合、損したと思う部分は少ないと思います。ミドルレンジの部分を詰め込んだ商品と思えば納得です。
私の場合、期待していなかったKirin659が思った以上にサクサクで驚きました。
私はこっそり自分へのクリスマスプレゼントとして買いました。本記事がタブレットを検討しているあなたの参考になれば幸いです。
物欲が出てしまい新しいiPad mini5を買ってしまいました。
ご予算と用途の関係もありますが、M5Liteを買った事の後悔はありません。というか2万円台としては異様なコスパだとあらためて実感しました。
関連記事です。
新しいMediaPad M5 liteは8インチタブレットでコスパ最強
弟分として同じ名前で8インチモデルが出ました。画面はコンパクトですが、搭載チップはkirin 710と最新のものを積んでいます。お値段も買いやすく、両方を見てから選ぶと良いと思います。