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貯金1000万円の安心資産運用。つみたてNISA一択です。【手順と説明あり】

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1000万円は貯まったけど、まだまだ老後は不安。資産運用はしてみたいけど一体何が良いんだろうか。

こういった悩みを持っている方へ、出来る限り安全に運用をしながら老後への資産対策を紹介します。(当記事には実際にモデルがいて友人がこのような状況です。)

※まだ1000万円無くとも300万円くらい貯金があれば同様のやりかたで十分な効果が期待出来ます。つみたてNISAと貯金で1000万円の老後資産は確保できます。

記事内容は、ある程度貯まった貯金を老後に向けて資産を形成していく方法です。つみたてNISAを利用して年間40万円ずつ自分年金を細く長く運用していきます。

年金や老後が不安な事を、それなりに緩和していく方法として、国(金融庁)が用意してくれた非課税少額口座のつみたてNISAが最適です。

政府が考える国民の老後戦略に一致します。本記事が少しでも不安解消に役立てば幸いです。関連記事もありますので、お時間がある時にごゆっくりお読みください。

信頼性の担保として、当ブログ(氷河期ブログ)では管理人の老後用資産だけ公開しています。

リスク資産:8,347,383円

無リスク資産:9,224,700円

無リスク資産は全て定期預金か普通預金ですので、生活防衛費などを含めると単純な貯金で1000万円は超えました。

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つみたてNISAとは

つみたてNISAは金融庁が管理している少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

  • 年40万円を20年間非課税で運用が可能
  • 2037年まで毎年新しい枠が使える(最大20年間で元本最大800万円まで利用可能)
  • いつでも解約は自由
  • 金融庁が認めた良質な商品が中心

かなり個人投資家側に有利な設計になっています。

こういった制度は一次ソースを読んでおくことをオススメします。大切なお金の話ですしね。

外部リンクつみたてNISAの概要

金融庁のページは凄く見やすいです。非課税期間の画像を引用します。

つみたてNISA非課税投資可能期間

1000万円あれば、2019年に40万円を投資しても960万円はそのまま。2037年に運用したものを非課税で取り崩す事が出来ます。

2020年はトータル80万を投資して貯金が920万円。貯金からリスク資産への移転としてはかなり優秀な方法です。ゆっくりと長く運用をしていく事が可能です。

40代にとっては、ちょうど60代から取り崩せるので使いやすい制度ですね。

貯金の少ない若い方は長い期間を運用できるので有利です。投資は少しの金額でも長く運用する事で複利の効果を得られます。少額で始めることが出来るので、若い人こそ使わないと勿体ない制度でもあります。

 

投資・資産運用は身近なもの「例えば年金」

投資が怖いと思う方は非常に多いのですが、あなたの年金もしっかりと投資をされています。比率としては50%くらいが日本や海外の株式で運用になります。

2018年9月末GPIFポートフォリオ

年金の運用は市場が暴落した時だけニュースになりますが、非常に優秀な成績です。リーマンショックの時でも元本割れになっていません。

年金の運用利回り2018年9月末

出典:年金積立金管理運用独立行政法人平成30年度第2四半期運用状況(速報)より

 

少しずつ資産運用しながらリスクに慣れていく

階段をのぼる画像

当サイト(氷河期ブログ)では誰もが同じ成果を得やすい、投資信託でのインデックス投資をおすすめしています。

投資信託については低コストで世界中の株式に分散がされたものを使います。勿論、売買手数料は不要のものです。

もう少し安全運用の場合、国債等を取り入れて値動きをマイルドにしたものも良く勧めています。

さらには投資信託よりも大きな現金を持って、暴落に備えるようにしています。

一般的な運用の記事よりも、さらに慎重で安全過ぎてつまらないような資産形成ですが、それでもお金が減るというのは想像以上に不安に駆られます。

自分がどれくらい値動きに対して大丈夫なのかは、時間をかけて知っていくしかないのです。また、人生の転機はたくさんあって、状況次第で許容リスクは変わります。

運用は早く始めるけど、少なく投資をしていき、徐々に慣れていくのが一番です。反対にちょっとした暴落や急落で慌てて投資を止めてしまう事が最悪の対応です。

ランダムウォーカーのリターンとリスクの散らばり

出典:ウォール街のランダムウォーカー

株式の成長とは、会社が生み出す利益そのものが源泉です。企業を分散すると万年赤字会社もありますが、全体で見ると利益は上がり株価は成長をしています。

それでも景況により短期では大きく動きますが、20年、30年と保有する事でリスク(値動きの幅)は小さくなります。

ね、つみたてNISAと相性が良いでしょう?

 

投資に期待をしても大丈夫なのか?

グローバルを手のひらに

未来の事は誰にも分かりません。分かるのは過去だけです。先ほど出した平均リターンと投資期間の画像も過去はこうだった、としか言えません。

とはいえ、私は50年くらいは資本主義は残ると思いますし、人間がいる限り株式会社は存在するでしょう。

企業は何かを作り出し、それをサービスとして売って利益を得ます。人類の欲望や幸福になりたいという気持ちがある以上、企業というものは無くなりません。

上記をふまえて経済成長をしていくと考えると、ミドルリスクかハイリスクを選んでいく事になります。理由はつみたてNISAは非課税口座だからです。

損をするリスクの部分は現金でカバーします。

 

つみたてNISAで投資した40万円は20年後にどれくらいになるか?

ここらへんは本当にざくっとしたものしか出せません。あくまでイメージ的なものとしてとらえて下さい。

理由は20年後の前後数年が、暴騰している年or暴落している年で大きく変わるからです。

それを受け止める事が出来れば、取り崩す年によって少ない年もあれば貰い過ぎている年もあって、平均してこれくらいならという期待値で考えて下さい。

私は下記のようなイメージで運用をしています。

取り崩しのイメージ

myINDEXより2018年10月末時点の平均リターンを期待値として算出しております。ざっくりしたイメージだと元本の1.5倍、良い時で2倍を思っておくとガックリする事はないと思います。

 

比較的安全な年金運用に近い投資信託を利用すると4.4%くらいは期待が出来そうです。

上手くいけば20年で2倍くらいのイメージです。元本割れの可能性は低くなります。

 

全世界の株式で運用すると6%くらいが期待できます。どちらが良い悪いは無く、個人のリスク許容度によって選ぶものが変わるだけです。

こちらは20年で2倍以上を期待できますが、状況によっては元本割れの可能性を考えておく必要があります。

ただ、私自身は元本割れに対して悲観的になる必要はそれほどないと思っています。

リーマンショック後のデフレを思い出して貰うと分かりますが、支出も必然的に抑えがちになりますし、何よりモノが売れないので低い金額でもそれなりの購買力はキープできます。

では、運用中に長期間の暴落があったらどうするかというと、絶好のチャンスと捉えて買い増しをするのをオススメ、、したいのですが、ここらへんは個人次第ですね。

どちらにせよ、20年というそこそこ長い期間を運用していくので、ゆっくりと資産運用になれていくのが良いと思っています。

 

まとめ

  • 1000万円を15~20年間かけてゆっくりとリスク資産へ移転していく
  • つみたてNISAを利用する
  • 将来、受け取る際の値上がり分が非課税
  • 少しずつリスクに慣れていく

最初の1年くらいは数千円の値動きでも同様すると思いますが、そういった時は貯金も含めた資産合計を見ていくと大して動きも無いので安心が出来ます。

使うのは20年先なので、仕事を頑張り、人生を謳歌した方が良いです。年金+投資したお金を取り崩すという形だけでも老後の不安感が減れば幸いです。

何か読んで勉強してから、というならこの本が超絶オススメです。キャッチーなタイトルですが、中身は超正統派&語り口調で読みやすいです。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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