ジュニアNISAで教育費を運用は絶対ダメ。最悪、つみたてNISAで代用

バツを出す女性 ジュニアNISA

Twitterやネットを見ていると、教育資金をジュニアNISA等で運用を考えている人が少なからずいるようです。

たしかに定期預金や学資保険では、利回りも小さいです。ジュニアNISAでの運用は考えますよね。私もそうです。

しかし、教育資金をリスク商品で運用はダメ、絶対ダメ、です。

記事内容は上記の通り、子供の教育費を運用するのはやめておいた方が良い、という理由です。
とはいえ、インデックス投資をしていると運用は考えてしまいますので、代替案として「つみたてNISA」を提案しています。

結論から書いておきますと、大学に入る年にリーマンショック級の暴落が来た場合、運用の失敗を理由に教育は諦めてくれ、と言えないからです。

実は大学の費用を積立投資していたけど暴落で半減してしまったんだ。我が家は大学費用が足りないのでゴメン、志望校は諦めてね。

少なくとも私は言えません。記事で少し肉付けをしていますが、この部分で全て回答は出ています。

教育費を少しでも有利にしようと運用を考えていた方の参考になれば幸いです。

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想像以上に株価低迷期は長い

S&P500の150年チャート

S&P500の150年チャート(超長期)

画像の引用元はmultplです。長期チャートを見るのに便利です。

S&P500は幾多の暴落を乗り越え、過去最高を更新しています。過去の失敗を体験しながら、年々暴落からの回復は早くなっています。

株式の運用をすると確実にアメリカの動きは反映されます。全世界株式にしても半分はアメリカですよね。

しかし、2000年のITバブル崩壊は想像以上に手痛い損失がありました。戦後、S&P500が3年連続でマイナスになったのは、この時だけです。

持ち直したと思った頃にリーマンショックがやってきました。株価が戻るのに約12年の歳月がかかっています。

自分の老後なら、思ったようにいかなかったから、しばらく節約して生きよう。明けない夜が無いように、株価もいずれ戻ってくると気長に待てます。

しかし、教育資金は長くとって高校、大学と考えても7年です。一番お金のかかる大学だと4年です。

教育費は長期で貯めるが使う期間が短い

老後の資産の使い方との違いですね。老後の場合は、長期で運用したものを長期間かけて使っていきます。

15~18年くらいの運用で4年かけて取り崩すのは、分が悪いです。投資というより投機に近くなります。

30年以上の長期投資になれば、配当だけでそれなりのリターンを出してくれます。けっして投資が悪いというわけではありません。

ななし
ななし

教育費に対して運用するのはオススメしにくい、という事になります。

 

株式会社は価値を作り出して利益を上げる

  • 人は今よりももっと幸せになりたい=企業は人を幸せに価値を提供する
  • 企業の利益は株主のもの

資本主義経済の体現とも言える超長期チャートです。

S&P500の150年チャート

S&P500の150年チャート(超長期)

何度も急落、暴落を繰り化していますが、資本主義経済が続く限り、人な何かを求める限り資本(株式)は成長をしてくれます。

そして、暴落も一瞬の出来事ですが、戻る時も一瞬の出来事です。投資をして利益を得ようとする場合、相場に居続ける必要があります。

敗者のゲームでチャールズ・エリス氏が言っている「稲妻が輝く瞬間」というものですね。

過去72年間のうち、ベストの5日を逃すと、利益は半減してしまう。この教訓は明らかである。投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということだ。

 

どうしても教育資金を運用にあてたい場合

子供の教育費としてなら、8割くらいは学資保険や定期預金で準備をして、残り2割くらいを「つみたてNISA」で運用するのはいかがでしょうか。

ジュニアNISAは年間80万円の非課税枠を持っていますが、2023年までの制度です。けっこう短い期間で一気に買って、15年や18年後に上がっているか下がっているかの賭けになります。

大学資金で400万円を考えている場合、2割とすると80万円。意外と良い数字が出ますね。ちょっと驚きました。

とはいうものの、一括で80万円を用意して、相場も気にせずえいやっ!で買って、下落期間も考えない楽天家向きの方法です。正しいといえば正しいのですが、私には難しそうです。。

 

つみたてNISAを使った場合のメリット(精神的メリット)

我が家は夫婦二人分のアカウントを老後用に使っているので出来ませんが、子供の将来の為に、妻もしくは夫の「つみたてNISA」を少しずつ使うというのは便利です。

つみたてNISAは2037年まで年間40万円と少額ながら、非課税で20年間運用が可能です。メリットとしては、、

  • 非課税期間が比較的長くとれる(20年)
  • 2037年まで毎年40万円の非課税枠が用意される
  • 資金拘束が無い

いつでも始める事ができ、いつでもやめる事が出来ます。大学費用のうち80万円を10年で用意しようと思った場合、月6,666円が必要です。

株式が長期で成長する事を考えると月5,000円くらいの運用だと気が楽かも知れません。児童手当の半分は投資、半分は定期預金くらいだと月5,000円に近くなりますね。

また非課税期間が投資をした時から20年間非課税ですので、介在状況に合わせて積立をする金額もコントロールがしやすいです。

極論をいえば想像以上に儲かってしまった時は売却して、将来の学費として定期預金に移していても良いのです。

最悪、暴落時期と入学が重なったとしても、80万円が40万円になるくらいです。不足額が40万円なら、家計のやり繰りで何とかなりますよね。

現金を別に用意をして、非課税の最大期間まで保有しておく事も可能です。意外と使い勝手が良いですね。

 

まとめ

  • 教育資金を投資で運用するのはダメ
  • 暴落はいつくるか分からない
  • 下がった株価は想像以上に期間が長い
  • 反対に教育資金を使う期間は短い
  • どうしても投資も交ぜたいなら想定している20%程度まで
  • もし使う時期に暴落をしたら家計からやり繰り出来る金額で

投資をしていると、つい長期のものは運用でとなってしまう事が多いです。(特に私がそうです)

とはいえ、子供の為に用意するお金ですので、十分に考えた上で行動しましょう。

もしかすると少子化の影響で、大学は本当のスペシャリストだけが通うようになって、高校を出たら働き手として社会が求めている。そんな時代になっているかも知れません。

 

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この記事を書いた人
ななし

超就職氷河期世代の零細勤務サラリーマンです。大阪生まれ大阪育ち。たまに関西弁が出ることも。
生きるために節約と投資をしていたら年収300万円非正規スタートでも何とか老後が見える金額が貯まってきました。自分は緩く働き、お金にも働いて貰って一人前を目指しています。

当ブログが皆様の生活やお金のことに役立つと嬉しいです\(^o^)/

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