比較的安全な国内債券を買って楽天ポイントだけ貰いたいと思う人は多いと思います。私がそうですので記事にします。
楽天証券が2018年10月28日より新しいサービスを始めました。投信積立を楽天カードで決済すると最大50,000円(ポイントにして500ポイント)が付与される事になります。私も記事に書きました。
毎月、積み立てた投信の解約をしたりと少し手間がありますが、ここをクリアできるなら有効に使える方法です。
つみたてNISAなどを利用しながら、更に資産形成を早める事が可能です。元手50,000円で年間6,000ポイント。悪くない利回りです。
簡単な仕組みを説明します
きっかけは楽天カードで投信積立にポイントが付きます。尋常じゃなくお得です。での一文です。
つみたてNISAの場合、月々33,333円となります。余った16,667円分の枠が勿体ないと思う方もいると思います。
私は暴落対策費を現金で積み上げているので、国内債券インデックスを投信積立にあてようかな、と思っています。
理由はあまり値動きがしない商品だからです。信託財産留保額もかからずコストの安いeMAXIS Slim国内債券インデックスを買っておけば問題ありません。
手順は下記の通り。これを無限ループするだけです。
- 国内債券インデックスを楽天カード決済で積立投信に設定
- 設定金額は毎月50,000円
- 毎月1日に買い付けが行われるので、毎月7日当たりに解約をする
- クレジットカードの支払いは購入月の27日なのでそれまでに銀行へ出金する
ほとんどの月で元本の棄損は少ないでしょう。国内債券投信がマイナスになるという事は金利上昇があった時です。
とはいえ、そんなに一気に金利が上がったら変動金利で住宅ローンを利用している人は、本当に路頭に迷う事になります。
あと、国内株式だけでなく海外株式や海外債券はもっと激しく動いているでしょう。
完全な私個人の想像ですが、1週間で値下がっても1~2%くらいじゃないかな、と呑気に考えています。金利が0.1から0.2%くらい上がる事は十分あり得ます。
私の場合、楽観的にリスク資産を買うと、過去何度か痛い目を見ているので、上記の想像は大きく外れる事もご理解ください。
BAC(バンクオブアメリカ)と東京電力はマイナス90%以上を経験しています。
お得な使い方。だけど、ちょっとズルい。
上記に合わせて、つみたてNISAでもポイントをしっかり貰っていきましょう。
つみたてNISAは「毎日積立」と「楽天銀行」を連携させる事で、一日あたり3ポイントを貰う事が出来ます。営業日ごとなので、ざっくりと月20日と考えても毎月60ポイントが入ります。
これはこのまま利用しておきます。年間720ポイントとはいえ、チリも積もればです。つみたてNISA商品を2つにしている人は倍の1,440ポイントです。
そのうえで、国内債券インデックスを楽天カード決済で積立投信に設定します。そして定期的に解約して、ポイント分を更に投資へ回していきます。
年間6,720ポイントが大きく感じるかどうか。私はけっこう大きいと思います。これで、あなたの資産形成は少しですが、着実に伸びていくはずです。
※毎月、買ったものを解約するのは非常に手間です。しかしマイナス金利が長かったので、値上がり益の期待より金利上昇による損失する可能性は昔よりも高いです。早めの現金化をオススメします。
私は毎月解約は面倒なので、半年~1年分くらい放置してまとめて解約しようか悩み中です。
ゼロ金利政策が終わって金利もある程度落ち着いたら、暴落対策費をこれに変えていっても良いと思っています。国内債券インデックス自体は悪い商品ではないのです。
出典画像はイボットソンです。相場急落時にリスク資産の変動をマイルドにしてくれるのは国内債券です。事実リーマンショックで損失を免れたのは現金か国内債券クラスだけでした。
こちらは、投資に回さず普通にポイントだけ貰うというものです。
やり方は同じです。必要な資金は元手50,000円で年間6,000ポイント。悪くない利回りです。
- 国内債券インデックスを楽天カード決済で積立投信に設定
- 設定金額は毎月50,000円
- 毎月1日に買い付けが行われるので、毎月7日当たりに解約をする
- クレジットカードの支払いは購入月の27日なのでそれまでに銀行へ出金する
- 得たポイントは自由に使えます
あまり表立ってやり過ぎると、楽天全体でマイナスと判断されてこの制度が無くなる事くらいでしょうか。
ただ、過去にも楽天銀行等で色々と改悪がありました。
今得られるメリットを最大化する。ドライに考えるなら、この方法が正解なのかも知れません。
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