つみたてNISAをはじめると、20年という長期投資になります。
その中で、やはり出てくるのがポートフォリオであり、バランスファンドです。
資産配分とか結構悩みますよね。私も悩みました。
いろいろなブログを読みあさり、ブログ管理人様に直接問い合わせ相談をしたりもしました。
記事内容は、
②私がおすすめするバランスファンド3つ
③あえて挙げるデメリット
となります。
記事内の推奨バランスファンドは全て債券を含むものになります。オススメ1位~3位は下記です。
2位:ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
3位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
最終的に決めるのはご自身になりますが、人の考え方を読む事で、自分の考えがまとまってきます。
事実、私は人に相談して考えがまとまった人間です。ご自身の理想や考えと合わせて、ゆっくりお読みください。
バランスファンドのメリット
オススメ商品3つの前に、バランスファンドを選ぶメリットの再確認です。バランスファンドを検討した理由は何でしょうか?
多分、分散投資と思います。しかもアセット(株式や債券)も含めた分散ですよね。
異なるリスクと期待値の商品を持つ事で、リスクを大きく下げながら、安定しつつ高いリターンを目指す!そんなヤツです。
現代であれば、ほぼ最適解は決まっていて1つか2つくらいから選べば全員がハッピーになるはずですが、世の中そんなに上手くはいかない事が分かります。
実際、バランスファンドだらけで悩む始末です。
ですので、私は下記の点だけを重要視します。
株式市場の好調な時は、世の熱狂に浮かれず債券を貯めこみ、リーマンショックのような総悲観の時に迷わず債券を手放し株式を買う。
まさに賢明なる投資家を投資信託が実行してくれる事です。
相場に浮かれたり、悲観したりしない事は、人間が感情の生き物である以上、そこへ辿り着くことは極めて困難です。仙人の領域です。
仙人プログラム=バランスファンドです。あまり頭を使わず楽ちんなのです。
下手に悩むより、下記の紹介する3つの投資信託を保有し続ける事で、個人投資家の中央値でなく平均値すら上回る事でしょう。
オススメのバランスファンド3つ:初心者だけでなく万人に推奨できる投資信託
淡々と推奨をしていきます。各商品は運用元の公式ページにリンクしています。
1位:楽天・インデックス・バランスファンド均等型
全世界の株式を半分、世界の債券を半分という極めて分かりやすいコンセプトです。
シンプルというのは強力な武器です。納得をして投資出来るなら、万人に推奨する投資信託です。
債券部分は為替ヘッジをしてくれており、余計な為替リスクがありません。反面、債券部分のリターンは国内債券と同程度に下がります。様々な国債や社債に分散されており、私が知る限り最も分散された債券商品です。
株式市場の好調な時は、世の熱狂に浮かれず債券を貯めこみ、リーマンショックのような総悲観の時に迷わず債券を手放し株式を買う。まさに賢明なる投資家を投資信託が実行してくれる事です。
上述した通りの事を実行してくれるバランスファンドです。
信託報酬は0.2446%。これだけの事をしてくれるのに支払うコストとしては十分に満足なものです。既に信託報酬で争うよりも、コンセプトと設計で戦うステージに入っているのかも知れません。
記事にもしておりますので、もし良ければ合わせてどうぞ。
2位:ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
こちらは伝統的4資産へ均等投資をするバランスファンドです。信託報酬は0.23652%です。
伝統的資産というのは日本株式、外国株式、国内債券、外国債券の4クラスです。各25%で保有をします。
こちらも株式半分、債券半分という比率ですが、日本半分、海外半分の比率にもなります。
日本株比率が多すぎる!と思われる方がいるかも知れませんが、まったく問題はありません。1位の楽天・インデックス・バランスファンド均等型と誤差の範囲くらいで、こちらもオススメです。
3位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
世界中の株式、債券、土地へ分散投資してくれる究極的な投資信託です。信託報酬は驚きの年0.1728%です。
既に持っていたり、興味を持っている人も多いと思います。未来は誰にも分からないので、これだけ分散されていると安心ですね。
何度も説明しているリバランス機能を考えると、なぜ8資産均等が1位ではないのか?と思われる人もいると思います。
個人的に少し攻撃的ポートフォリオに感じるので3位としました。
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内リート、先進国リート、新興国債券で75%を占めます。
株式暴落時には上記6資産は同じくらいの速度で下落します。(新興国債権が少しマシなくらいです)
信託報酬は最強に低いので、リスク資産は分散を重視して投資はコレに任せる!という人には間違いのない優良商品です。
あえて挙げるデメリット
実際に、ほとんどデメリットは無いのです。
無理矢理、理由を付けるとすれば株式オンリーよりも期待リターンが下がる事くらいでしょうか。
超長期で運用した場合、世界各国で株式のリターンは全ての国で債券を上回っています。
データ元は証券市場の真実―101年間の目撃録からの引用です。
リーマンショック前は良くこのデータが某巨大掲示板では出ていましたが、最近、また目にするようになってきました。
まとめ
- バランスファンドは機械的にリバランスをしてくれる
- リバランスは必然的にリスクを下げて、将来的なリターンを上げてくれる
- 個人的に一番のオススメは楽天・インデックス・バランスファンド均等型
今回、オススメした商品は長期で保有をすれば、かなりの確率で投資家にリターンとして報いる商品かと思います。
投資の目的は様々ですが、あくまでも手段です。悩みすぎるよりも、こういった優良なバランスファンドを保有して、人生を楽しむ時間にあてる人が一番の成功者なのかも知れません。
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私のポートフォリオはというと…
かなり米国中心の尖がったポートフォリオになっています。
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