少ない収入ながら資産成型をしている人向けに年収300万円の私がやってきた資産形成方法です。
記事内容は生活防衛費の説明と、用意の仕方です。
前ステップまでをクリアした状態ですすめる事が効果的です。
私はリーマンショック時に失業した時、これを用意していて本当に助かりました。投資をしない人にもこの考えはメリットになります。
生活防衛費とは
その名の通り、何かあった際以外はさわる事のない、生活を安定させるための資金です。
人によって生活費2年分や、3ヶ月分で大丈夫とか、ネット上でも色々な意見がありますが、何とか1年は用意したいところです。
病気や怪我等の長期入院等は、基本的には国民健康保険でほとんどがカバー可能です。
一般的な使用する例は、失業した場合に生活を守る為の資金になります。
リーマンショックで大幅に値下がりをした株式を抱えつつ失業を経験している私は、生活防衛費を用意していて良かった、と実感しています。失業してるのに株買う余裕もありましたからね。
生活防衛費の貯め方
今まで通り、収入の20%を貯金していくだけで大丈夫です。簡単です。
まずは20%貯金を5ヵ月を続けてください。その後、自分を褒めましょう。5ヵ月で貯まった金額は1ヶ月分の生活費となります。
もし何かあったとしても、1ヶ月は生活に困る事が無いという状態です。
これを12回繰り返すと1年分の生活防衛費の完成です。単純な計算だと60ヶ月=5年の年月が必要です。
かなり長い期間ですが、人によっては昇給等でもっと早く貯まっているかも知れません。例えばボーナスを全額貯金をする、とか。
要は1年間、何があっても大丈夫な状態を作る。という事が第一優先になります。
考え方を変えると、少ないお金で生活が出来るようになっていれば、貯まる期間は短くなる、という事です。
生活費20万円が必要な人は240万円になりますし、15万円で大丈夫な人は180万円でOKです。
節約をしながらコンパクトな暮らしをする事が資産形成への王道なのです。投資ブログ界隈で良く出てくる「となりの億万長者」でも語られているように、大半のお金持ちというのは倹約家ということです。
1年間の生活防衛費を用意出来た時には、失業や転職をしたとしても多少の事では揺らがない生活力と貯金力が出来ています。
貯めるペースが遅いのでは?少ないのでは?という方に
5年で1年間の生活費では、老後は危ないのでは?と思えた方がいたら凄い!
22歳から働いて62歳まで貯金をしても8年分の生活費です。70歳から年金支給を想定すると贅沢も許されません。
では、投資を! となるかも知れませんが、生活防衛費を貯める事が資産形成では上位にきます。ですので、まずは生活防衛費を用意して下さい。
その代わりとして下記関連記事を紹介します。大きな金額でなくとも時間をかける事で投資は大きな成果をみせてくれます。
収入の80%生活をしていても、3,000円くらいなら余裕で投資が可能です。3,000円でも大きな金額になる、という記事です。どのような商品に投資をすれば良いのか、という事も記事内に書いています。
まとめ
- 生活防衛費とは、今後の生活の中で何かあった際の命綱
- 1年分の生活費を用意するには収入の20%を貯蓄しても60ヶ月かかる
- 「となりの億万長者」でもあるように大半のお金持ちは倹約家
楽をしての資産形成というのは存在しませんが、コツコツと貯める事で億万長者というのは、決して無理な事ではないのですね。
億万長者になる必要はありませんが、長い人生でお金は邪魔になりません。ゆっくり行きましょう。
ステップ5&6のご案内です。
意外と読まれている記事