ふるさと納税を話には聞いたり、気になっているけど面倒でやっていない。そんな人も多いと思います。私も昨年末までそうでした。
私の場合、自己負担2,000円でお米15kgを返礼品として貰い、住民税8,000円を先払いで納めている状態です。住民税を先に支払う以外、デメリットがほとんどありません。
2018年度は53,000円を寄付しました。しかも自己負担2,000円+αは楽天期間限定ポイントで支払っています。
ぜひ、ゆっくりとお読み下さい。
なぜ得をするのか。正確には得ではなく控除です。
住民税は普通に支払う必要があります。
住民税について
住民税は前年度の所得に対して課税されます。2018年6月3日現在で言えば、2017年度の所得に対して課税されるという事になります。
金額が確定するのは、翌年の大体4~5月頃に会社に住民税の支払い納付書が届いて、経理の方が天引き手続等をしてくれて、6月以降の給与明細から引き落とされています。
ですので、住民税=後払いと思っておけばOKです。
計算方法や正確な情報は下記サイトが非常に分かりやすいです。
外部リンク住民税額の計算方法
ふるさと納税の仕組み
住民税は通常働いた翌年の6月以降の給与から天引きがされていきます。
ふるさと納税は、この6月以降に天引きされる住民税を先払いしている、とイメージするのが一番簡単で良いと思います。
「ふるさと納税」はその名の通り「納税」です。が、寄付という名前になっているのが、混乱をまねく要因です。
私自身を事例としてあげます。
2017年12月に私は楽天市場を利用して10,000円を泉佐野市に寄付しています。注意点としては、自己負担が2,000円は必要という事です。
結果として、2,000円の自己負担は必要になりますが、2018年度に支払う住民税のうち8,000円を先払いしているという事になり、その分が支払う税金から「控除」されるという形になります。
ですので、私の2018年度に支払う住民税は当初予定から8,000円を引いた金額が分割され月々の給与から天引きをされます。
ふるさと納税を通して、支払う住民税を先払いする、という例が一番理解しやすい、と勝手に思っています。誤解を招く表現がありましたら、ご指導お願いします。
10,000円を「寄付」しただけでは、ただの2,000円損するお人好しですので誰もしません。代わりに寄付された市町村は返礼品を贈ります。私の場合は米5kg×3袋、計15kgのお米でした。
参考画像は下記です
2,000円の自己負担で、税金が先払い出来て15kgのお米が貰えるって結構凄くないですか?
我が家の家計的には大助かりです。お米は正義!2018年は、3回に分けて計75kgのお米を頂いています。
画像は一気に45kgが届いた時の画像です。
本当にお得なのか|管理人の場合
これも気になるところと思います。
私は下記のサイトで調べたものを参考にしています。
ちょっと不足するくらいで丁度良いと思います。昨年末に会社から貰った源泉徴収票があれば、今年の給与と計算すれば近いものが出しやすいです。
不安な場合は、ギリギリ駆け込みになりますが12月の源泉徴収を受け取った後で計算して、使える枠を利用しましょう。
非常にざっくりした計算ですが、額面年収500万サラリーマン、専業主婦、子一人の私が5万円くらいと思って貰えれば分かりやすいかと。
50,000円を先払いした場合、自己負担2,000円で10kgの美味しいお米×諭吉さん5枚=50㎏のお米が手に入ります。
お米は正義!と書きましたが、どうせ払う住民税なら先払いで寄付して、美味しいお米を貰った方が経済的に助かる、という事です。
お米が不要で、ちょっと贅沢な果物やお肉を返礼品として貰う事も可能です。
興味のある方は下記のサイトをご参考下さい。
外部リンク【楽天市場】ふるさと納税
楽天市場の通常サイトとは違って見やすくて、ふるさと納税のことも分かりやすいです。
昨年までは還元率の高い商品券などもあったようですが、返礼品合戦になっているようです。昨年まで参加していなかったので分からないのです。すみません。
2018年は泉佐野市のお米をメインにしていましたが、問題起こしまくりの為、ちょっとお高いお米代表の「ゆめぴりか」10kg、1万円を選んでいこうと思っています。
手間は無いのか?→ワンストップ納税を使うと非常に簡単です。
これまた、楽天のサイトが分かりやすいです。
外部リンク[ふるさと納税はじめてガイド] ワンストップ特例制度について
注文後、届いた書類に免許証とマイナンバーのコピーを貼って送り返すだけです。あらかじめ免許証とマイナンバーのコピーを5枚程度用意しておくと便利です。
ワンストップ特例制度を利用する事で、確定申告も不要になります。超便利!
年収2000万円以上の高額所得者は確定申告が必要ですので、あくまで普通のサラリーマン向けの話になります。
使用できる条件は
- 1月1日~12月31日の1年間で寄附先が5自治体以下の方
- 確定申告をする必要のない方
です。
ワンストップ納税の書類はこんな感じ。赤〇の2ヶ所にチェックを入れて、押印して同封されている返信封筒を投函したらOK。簡単すぎてビビりました。
まとめ
- ふるさと納税は減税や還付ではなく支払った税金の「控除」
- 住民税を先払いをして、2,000円の自己負担をする代わりに寄付先から返礼品を貰える制度(意訳)
- 確定申告等、面倒な事はワンストップ特例を使う事で回避が可能
- 額面年収500万円のサラリーマンの場合、自己負担2,000円を含めざっくり5万円を先払いして返礼品を選ぶ事が可能
- お米に換算すると約50㎏を自己負担2,000円で得る事が出来る
- つまり使わないサラリーマンは損しているレベル
楽天のサイトは見にくいと思っていましたが、意外に使いやすかったです。
関連記事です。
話題?の泉佐野市からの返礼品は少し時間がかかっています。駆け込み納税に備えて、早めに注文していましたが、管理人の場合で2ヶ月弱でした。お米とかは早め早めに準備すると良いですね。
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