先日、子供がいるので甘口カレーを辛口にするソースの記事を書きました。
関連記事甘口カレーを辛口にしてくれるソース。子供がいる世帯に超絶オススメ
普段、疑問に思っている事なのですが、飴色玉ねぎが最高、コクが出るとか良く見ますが、本当に玉ねぎとか野菜を炒めるのって必要なのでしょうか。
個人的には不要と思っています。理由も含め、写真も入れながら書いていきます。
カレーを作るのに炒める作業って本当に必要なの?という記事です。
時短にはならないけど、油を使わないのでヘルシーです。何より炒める手間が減って、煮込んでいる時に他の作業も出来ます。忙しい主婦の人にも試して貰いたいです。
カレーを作る際、玉ねぎ&野菜を炒めるのが不要な理由
飴色玉ねぎの理由はこれなんでしょうけど、ゆっくり火を通すだけなら、煮込みながらでも一緒だと思うのです。
実際、ポトフなり肉じゃがで玉ねぎを炒めなくても十分に美味しいです。甘みが欲しければ、玉ねぎを増やして人参を煮込めば出ます。
あと、作業の手間に対しての美味しさプラス部分が感じにくいのです。コスパならぬ手間パです。
野菜が溶け込んだ旨味とかトークやワードがありますが、正直どっちなんだ、と思います。
手間暇かけた100時間カレーとか売りにしてるカフェとかありますしね。個人的には野菜が溶け込んだ方が美味しいと思うのです。
あとは、素材の出汁をちゃんと組み合わせれば手間なく美味しいカレーが出来ます。
写真を交えながら、私のカレー作りを紹介していきます。
作り方は超簡単です。(ただし、きれいな写真がない事はご了承ください)
玉ねぎを炒めない代わりに煮込んで旨味を出す
日本人なら、昆布だしとかつおだしで旨味が出て云々はご存知でしょう。
これと同じことをするだけです。要はグルタミン酸とイノシン酸があれば良いのです。
あと、うまさの部分だと脂。これくらいでしょうか。
物足りない場合、とろけるチーズを入れると美味しくなります。
ただし、これを書いている私は料理人では無く、ただのおっさんですので戯言くらいに聞いて、詳細部分はGoogle先生に聞いた方が確実です。
参考になると思うのは「最高にうまいナポリタンの作り方」です。
外部リンク最高にうまいナポリタンの作り方(リンク切れ)
使った材料は下記のものです。
・玉ねぎ(グルタミン酸)
・トマト缶(グルタミン酸)
・マッシュルーム(グアニル酸)
・人参
・エリンギ
これだけです。事前に炒める油も塩やコンソメも使っていません。
子供が辛口のカレーをまだ食べられないので、上述の記事で書いたガラムマサラソースを食べる前に使うだけです。
しかも、作り方は材料切って鍋に入れて煮込むだけです。。
単純すぎる作り方でも圧倒的に美味しい
とりあえず今回の材料。
実際、トマト缶は1缶だけ。玉ねぎ3個。エリンギとマッシュルームは半分は冷凍しました。鶏肉も3割くらい冷凍。
使った鍋(ジオクラフト最高!圧力鍋不要です)
玉ねぎは四つ切りで。面倒なら半分でも良いです。皮さえ剥いていれば十分。煮込むのでどうせ溶けます。しかも甘みも旨味もでます。
野菜が崩れてくるので、人参は乱切りで。これも小さい人参なら半分かそのままで良いです。
切ったら適当に入れていきます。いつもは下に手羽元入れるんですが忘れてました。
エリンギは煮込んでも崩れないし歯ごたえあって好きなのです。
こうやって切ると帆立貝柱っぽく仕上がります。シチューにもおすすめ具材。
冷凍するとグアニル酸が増えるみたいです。冷凍したのを使っても歯ごたえは変わらない有能食材。
で、トマト缶。基本的には缶を洗うのを兼ねて、これで水を入れていきます。
一缶半分くらいでしょうか。トマト缶だけで水分ありますしね。
全部突っ込んだ後。見た目が悪くてすみません。。本当にすみません。
でも、どうせ煮込んだら結果は一緒です。
灰汁取り合戦。取らなくても良い人は不要です。
トマト缶入れると灰汁が目立つけど、分かりやすいので楽ですね。スマホ見ながら適当に作業します。
あとは蓋をして煮込んでいくだけ。30分でも1時間でも。
ジオクラフトの鍋、本当におススメです。煮込み系は楽です。精度が高く、自重もあるので圧力鍋に近い仕上がりです。
しかもパッキンを洗うとかの手間もありません。手羽元は骨から出汁も出るし、煮込んだら骨もすぐ取れます。
安くて美味しい神食材。実はムネ肉にあたるんですよね。
完成したら、こんな感じです。具材が溶けたドロドロカレーですね。
こっち系がダメな人は具材後入れが良いです。じゃがいも?無くても困らないので不要です。
後入れでも行けますしね。ご飯は雑穀米ですね。
赤いタレみたいなのは別記事で書いたガラムマサラホットソースです。ルート混ぜながら食します。
煮込み時間は適当に放置で大丈夫です。実作業時間は15分くらい。
こんな適当で本当に大丈夫なのか
試してみて下さい、というしかありませんが、余程グルメな人以外、飴色玉ねぎとの差を分かる人はいないと思います。
そもそも水の段階からゆっくり煮込んでいきますし。。もしかすると多層ステンレスの鍋が効果あるかも。余熱調理系なので。
重要なのは繰り返しになりますが、出汁と旨味なのです。
- 玉ねぎ=グルタミン酸
- 鶏肉=イノシン酸
- マッシュルーム=グアニル酸
上記三点で三大旨味成分が完結しています。トマト缶は好みですかね。
入れた方が旨味が出るし、子供の栄養にも良かろうと。トマトの酸味はふたを開けてしばらく煮込んでいたら飛びます。
具材を炒めないので、脂の旨味が少ない場合はとろけるチーズを入れるとコクが出て美味しいです。
今回は鶏肉なのであっさり系ですのでチーズは良いかも。反対に牛すじカレーとかだと脂の旨味は十分になります。
まとめ
・飴色玉ねぎを使わなくても十分に時短で美味しいカレーは可能
・グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸の三大旨味成分を上手く使う
実際、米を抜いたら自炊代としては800円くらいでしょうか。
一回では食べきれないので、翌日も食べるか冷凍をすれば一回400円くらいで家族3人分なので、まぁまぁ自炊効果が出てると思います。
関連記事です。
甘口カレーを辛口にしてくれるソース。子供がいる世帯に超絶オススメ
辛いものが好きな人は確実に幸せになるガラムマサラソースの紹介をしています。かなり辛いですが、うま味もありますので色々使い道はありそうです。
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