政府は2019年12月、氷河期世代について「今後3年間で正社員を30万人増やす」という目標を掲げていました。
何となく覚えている人も多いのではないでしょうか。
しかし内閣府によると、20年に正社員数はほとんど増えなかったようです。
外部リンク氷河期世代、取り残されたまま「3年で正社員30万人増」困難
今日は短いけど氷河期世代のお話です。
2020年はコロナ禍で経済状態が大変な人も多かったです。
しかし記事では容赦ない悲報が書かれていましたね。
一方、他の世代をみると、コロナ禍でも人手不足を背景に正社員化が進み、新卒採用も堅調だ。政府がようやく重い腰を上げようとした矢先にコロナ禍に見舞われた「不遇の世代」は、結局支援から取り残されたままだ。
ええ、新卒は好調で、氷河期世代だけ取り残されてます。
いつも通りですが呪われた世代に思えますね。。
人生再設計第一世代とは何だったのか。。
記事によると、予算はつけているものの効果は出ていないのが見て取れます。
政府は19年12月にまとめた「就職氷河期世代支援に関する行動計画2019」で、「3年間で正社員30万人増」を打ち出し、「3年間で650億円を上回る財源を確保する」との方針を示した。19年度補正予算から21年度予算まで総額522億円となり、22年度概算要求でも207億円を計上している。
しかし内閣官房の集計によると、20年の37~46歳の雇用形態は、正規916万人(19年の36~45歳と比較し横ばい)▽役員57万人(同5万人増)▽非正規366万人(同10万人減)▽完全失業者36万人(同5万人増)--との結果になった。実態は目標にほど遠い。
正規雇用が横ばいなのは朗報ですかね。
役員が5万人も増えているのは過酷な競争に生き残った同胞が出世したということでしょうか。
非正規雇用は10万人減ったものの完全失業者は5万人増えています。まだまだ働き盛りなのにショックです。。
もう少し記事を読んでみます。
厚生労働省の就労支援事業の実績をみると、ハローワークの職業紹介で正社員になった氷河期世代は20年度で約9万2000人に上る。また国家公務員には19、20年度に約1800人、地方公務員には20年度に約3700人の氷河期世代が採用された。
しかし正規の総数は増えておらず、内閣府の担当者は「コロナによる雇用情勢悪化で正規から非正規化したり失業したりして、政策効果が相殺されたのでは」と話す。
おい、内閣府、他人事すぎへんか。。
新卒者:超売り手市場
30代:人手不足で転職先はある
氷河期世代:予算付けても横ばい
ちょっと涙出そうになりますね。。
ちょっと心が痛くなり過ぎてきたので、今日は短いのですがこのへんで終わります。
まだ若い読者様においては氷河期世代の屍を乗り越えつつ、しっかり地盤を固めていきましょう。同世代の読者様はそれぞれ何とか生き残りましょう。涙
もっと若い20代読者様(いるかな?)においては、管理人みたいに底辺出身でも収入の10~20%をコツコツ貯めていくと人生少し楽になる、とお伝えしておきます。
人生長いので大変な時期はまだまだ来るかもですが、今のコツコツ投資が身を救ってくれるのは過去2回のリストラで超実感しています。というワケで、身を守るためにも一緒に頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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