サントリー新社長が言った45歳定年制がSNSで燃えていたようですね。言う前に燃えること分かるやろ、とは思うんですけど。。
さて、管理人は1976年生まれで今年45歳ドンピシャだったりします。
これはビッグウェーブに乗るべきだ、ということで記事にて思うところを書いていきたいな、と。
氷河期世代の私が45歳定年制について思うこと【生まれた世代が悪かった】
あまりネガティブなことは書かないほうが良いとは思いつつ、これだけでも。。
今45歳の人とか、この問題に関しては生まれた時期が悪かったと思うしかありません。過去も変えれないし、今の時代の流れも変えることはできないでしょう。
まぁ運が悪かったと諦め、気持ちを切り替えて、今からどうしたら人生緩く生きれたり、楽しめるんだろう、と思う方が良い気がします。
とりあえず45歳管理人の簡易年表。
0歳(1976年)
みんなに愛されていた気がする
10歳(1986年)
バブル前くらい?未来は明るいと思っていた
20歳(1996年)
ミスチル最強時代?競争で死につつ大学入るも永久凍土のような不景気終わらず
30歳(2006年)
超就職氷河期を生き延びて零細企業でブラック業務に疲弊。
サブプライムローンを背景に少し景気が持ち直す感じ。しかし氷河期世代は転職市場では不要物扱いで第二新卒が大人気。どの時代でも勝てない世代。
40歳(2016年)
何とか生きていたこともあり無事結婚して子供を授かっていました。ただ肌感覚では同胞(氷河期世代)の半分くらいは地獄を彷徨ってる気がします。
アメリカを中心に世界経済も好調で30代でも転職しやすい環境になっている。ちなみに氷河期世代は40近いのでお呼びでなかった模様。
45歳(2021年)
コロナショックを生き延びたと思ったら45歳で定年の気持ちで頑張れと言われる。。。
今45歳の人はたぶん前世で何かやらかしたんだと思う。
愚痴はここまで。以下は45歳という年齢を考えつつ、んじゃ、どうするの?を考えていこうかな、と。
45歳定年制をおさらいで見てみる
まずはどんなことを言ってたかを確認してみましょう。
リアルタイムで見てなかったのですが、たぶんこの記事が発端かな、と。
外部リンク45歳定年制導入を コロナ後の変革で―サントリー新浪氏(リンク切れ)
記事によると
サントリーホールディングスの新浪剛史社長は9日、経済同友会の夏季セミナーにオンラインで出席し、ウィズコロナの時代に必要な経済社会変革について「45歳定年制を敷いて会社に頼らない姿勢が必要だ」と述べた。
新浪氏は政府の経済財政諮問会議(議長・菅義偉首相)の民間議員を務めるなど論客として知られる。
政府は、社会保障の支え手拡大の観点から、企業に定年の引き上げなどを求めている。一方、新浪氏は社会経済を活性化し新たな成長につなげるには、従来型の雇用モデルから脱却した活発な人材流動が必要との考えを示した。
この記事のコメントが面白かったです。
自分は45で辞めないの?
まずは役員全員45歳定年が先だろ?
会社に頼ってるのはダメなんだろ?
この人60超えてるのになんで働いてんの?
確かに45歳までは使い勝手がいいでしょうね。とうとうこの国は人を消耗品としか見なくなったのか。金と地位を得た人がそうでない人をもてあそんでいるみたいです。悲しいな。
実際には言葉の切り取りがやはりあって、正確にはこんなことを話していたようです。
「(定年を)45歳にすれば、30代、20代がみんな勉強するようになり、自分の人生を自分で考えるようになる」と従業員の意識改革を促す効果を強調。
日本の多くの企業が採用している、年齢が上がるにつれ賃金が上昇するしくみについても「40歳か45歳で打ち止め」にすればよいと語った。
後半はぐう正論です。
ただ余計な一言というか本音も漏れてます。
同じく上記の引用から。
大企業中心に日本企業が採用する定年制の年齢は、平均寿命の伸びや年金支給年齢に合わせる形で上がってきた経緯がある。現行の高年齢者雇用安定法は60歳未満の定年を禁じ、65歳までは就業機会を確保することを企業に義務づける。今年4月からは70歳までの確保も「努力義務」になった。
こうした国の政策についても、新浪氏は「国は(定年を)70歳ぐらいまで延ばしたいと思っている。これを押し返さないといけない」と触れ、企業が人材の新陳代謝を進められる環境の必要性を訴えた。
企業の新陳代謝は必要だけどクビキリだけでしか企業利益を上げられないのは超優良企業の新社長としては何だかなぁ、とは思います。
今いる人材を活用しつつ、イノベーション起こしてみて欲しいところ。
45歳定年って理屈はわかるけど45歳時点で使い物にならない社員作る会社にもそれなりに責任あるよね。
1つの会社で言われたことやってる会社こどおじみたいなの増やしまくってたツケが来てるんやろなあ。
— SOSEKI (@kazkazkazuu) September 11, 2021
個人的にはホントこれでした。
ちなみに45歳以上の給料を上げない場合、けっこう会社の利益は良いみたいですね。
45歳定年制をマジで実施して成功してる会社があって、兼松エレクトロニクスが45歳前後に管理職に昇進してない社員を強制的に賃金下げて退職余儀するようにしたら利益めちゃくちゃ増えて株価上がりました() pic.twitter.com/1mguNkiL1D
— 焼きパイナップル (@BUYANYSTEEL) September 10, 2021
そういえばP&Gと仕事してた時期がいくつかあるんですが45歳以上の人とか見たことなかったです。
実際には退職させる必要はないけど、賃金下げるのはアリだと思います。もちろん、それじゃ生活できないから転職する人はご自由にですし、残って頑張るとかもアリなんじゃないかな、と。
個人的には雇用を安定させた方が日本の未来は明るい気がしますけどね。でも資本主義はそんなの求めてなくて企業価値1円でも高くしろ、という世界ですし色々バランスが難しい。。
もう少し個人的見解的なものを深堀していきましょうか。
そもそも定年まで働ける時代では無くなっている
私たちは極めてあやふやな道を歩いています。
今安心できている会社が20年後も大丈夫かというと誰にも分かりません。個人的には航空会社勤務とか絶対安定やんけ、と思っていましたけど、まさかコロナショックで被弾とか想像すらできませんでした。
もちろん中々リストラとかできないんですけど、会社が危うくなったら仕方ないじゃないですか。しがみ付いててもどうしようもないし。
企業の寿命がドンドン短くなっているので経営者とかも自分が生き残るために必死なんだとは思います。庶民の余裕も無くなってるけど、経営者の余裕も無くなってる感じもしますね、最近は。
ただ、なるべく正社員は雇わず非正規多めで20年くらいやってきて、その成果がやっぱり雇用は守れません、というのは何のための経営者だよ、とかは低能の僻みで思ってしまいます。すみません。
私個人に限れば落ちるところまで落ちているので気楽ですが、今働いている人は定年まで働けるプランではなく、もしドロップしてしまった場合も考えておく必要があるかもですね。
それには、支出のコントロールをしつつ、投資などで老後に備えておくなどにプラスして、いつでも転職できるスキルや他社との関係を持つとかはしておいた方が良いと思います。
転職はテクニック次第の部分があるのでエージェント使うのは効率的で、若い人ほどやはり効果あります。転職しないが良いにしても登録しててマイナスなことは無いはず。
外部リンクリクルートエージェント
管理人は今の会社がそこそこ手堅いと思いつつ、定年まで働けるイメージが湧きません。
会社が大丈夫でも自分がどうかは分からないので。上司ガチャでパワハラとかあるかもですし、会社が苦しくなってブラック環境に落ちるとか普通にありそう。。
なので、
- コンパクトな生活
- 投資で老後の安定を事前準備
- 今の会社が吹っ飛んだ対策として副業
みたいなのが基本戦略になっていますね。
この3つで生き残れなかったら、貯金取り崩しつつ、とりあえずもがいてみて何とか頑張ろうと思います。
おわりに|45歳定年制でも生き残れるようになりたい
人生が少しずつ安定してきたと思いきや、なかなか楽はさせてくれませんね。
とはいいつつ、いきなり45歳でリストラされるような社会がくることはなく(人手不足もあるし)、徐々に求められるレベルが高すぎるのがくるかな、と。
そういった時に、結果を出せる人は仕事を得て、無理な人は無理な人グループなりの収入やお仕事を分け合うような世界があるのかも。
管理人は結果を出せない愚人なので、その場合でも生き残れるようコツコツ投資や副業を続けていこうと思います。
大変な時代がくるかもですが一緒に乗り切っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
意外と読まれている記事