Huaweiの新しいP30Pro、P30はカメラが凄いらしい。でも、米中問題でもめているし買うのはやめた方が良いのかな。
そう思う人は多いと思います。私も同じです。P9、P10、P20と買ってきた管理人ですら、購入をビビる状態です。
関連記事HuaweiP30無印SIMフリーの実機購入レビュー。カメラが気持ち良いスマホ
誘惑に負けて買っちゃったのでレビュー記事を書きました!
間違いなく「ものは良い」ので商品紹介と、現在抱えている「リスク」を紹介します。
P30(proでは無い方)の魅力やP30Proに対して劣る点や、今買うとどんな不利益があるのかを自分自身の備忘録をしてまとめました。
ずっと3年ほどHuaweiのハイエンド端末を買ってきた管理人です。現在、HuaweiP30、P30Proをお考えの方の参考になるはずです。
HuaweiP30無印が欲しくなる魅力
2019年5月24日より、HuaweiからフラッグシップモデルであるP30が発売されます。
P30Proは昨年に引き続きドコモ専売となっており、SIMフリーを選びたい管理人は1つ下のグレードであるP30(いわゆる無印)を検討しています。
P30がP30proより良い点、残念な点のご紹介からしましょう。
好きな点
- 幅71.36 x 高さ149.1 x 厚み7.57mmというギリギリ片手持ちできるサイズ感(特に幅)
- 重量も165gとP20無印から変わらず、ギリギリ許容範囲
- フラットディスプレイ(とても大切)
- 有機ELやSoC(CPU)はP30proと同じ
- 画質の決め手になるセンサーサイズはP30Proと同じ1/1.7インチサイズを搭載
- 光を多く取り込むためのRYYBセンサーもP30proと同じ
- ディスプレイ内指紋認証を搭載
- SIMフリー端末
残念な点
- クアッドレンズでは無い
- デジタル50倍ズームが出来ない
- 暗所性能が若干劣る(ISO感度はP30が20万4800、P30Proが40万9600)
- IP68という防塵防水機能が劣る
- P30proの方が画面サイズが大きい
- ドコモ専売のP30Proが思いのほか安くP30無印が割高に感じる
防水機能を除けば、普段常用しない50倍ズーム以外は大きな差を感じません。
個人的にはフラットディスプレイのP30が魅力です。
HuaweiP30の購入をためらう理由
AndroidのOSバージョンアップが受けられない可能性あり
これが一番大きいです。
ロイター通信によりますと、アメリカの制裁によりGoogleはHuaweiに対し、今後のHuawei機種が厳しくなることを報道しております。
ファーウェイが今後新たに発売するアンドロイド版スマホはアプリ配信の「グーグルプレイ」が使えなくなり、グーグルプレイで提供されているメールソフトの「Gメール」、動画投稿「ユーチューブ」、ブラウザー「クローム」などのアプリが消滅する可能性がある。
2ちゃんねるやネット上ではHuawei終わった、というコメントが吹き荒れています。
ただし、正確には既にChrome、Gmail等のGoogle系アプリを既にインストールしている機種へのバージョンアップは対応する、と報道にもあります。
ただ、Android9からAndroid10へのバージョンアップが出来るかどうかは不明です。総入れ替えのメジャーアップデートの場合、ChromeやGmailが使えなくなる可能性もあります。
このままHuaweiへの制裁が続いた場合、P30が最後のAndroidになる可能性があります。
共同通信によりますと、Huawei独自OSを投入予定とありますが、かなり厳しい事は確かでしょう。
外部リンクファーウェイ、独自OS投入か(リンク切れ)
AmazonのFireタブレットですら喜んでAmazonアプリを使っている人はいないでしょう。
当然、Google謹製のアプリがないと困る人はいるので、日本でのシェア低下は避けられません。
P30Proとの価格差が小さい
ドコモ専売で販促費を盛り込んだと思われ、P30Proは税込み89,424円と思った以上に安い金額です。
グローバル版が約11万円と比べお得感が増しています。
一方、SIMフリーであるP30無印は税込み84,110円と割高感が否めません。。
Huaweiはここ数年、Amazonで発売初日からほぼ税気抜き価格より若干安い金額を出してきます。そう考えると76,000円から78,000円くらい。
昨年のP20が67,000円程度からなのを考えると世界のインフレ、性能UPを考えるとまぁ納得の価格。
※ドコモ版P30Proはアメリカの制裁とGoogleの問題で、現在予約を受け付けず、発売停止の可能性もあり。
リセールバリューがいきなり悪くなった
ロイター通信の報道をうけ、イオシス、じゃんぱら等の中古ショップでの買取価格が大幅下落しました。
管理人の場合、端末は頻繁に買い替えるものの、中古ショップへ綺麗なまま売却をしています。
約1年前に購入したP20無印が、2019年5月21日時点で、じゃんぱら買取価格34,000円だったものが一瞬で22,000円に。。
妻が使っているP10も買取価格24,000円が12,000円へと約半額になりました。
P30自体の商品力は良いけども売却を考えると購入は難しい。そんな状況です。
まとめ
- HuaweiP30は非常に魅力的な機種
- 上位であるP30Proと比べても積極的に選ぶ要素は多い
- ドコモ専売のP30Proと比べると値段の割高感がある
- アメリカの制裁により今後のバージョンアップに不安あり
- ロイター通信等の報道をうけ、中古買取価格が期待できなくなった
正直、商品としては欲しいけども二の足を踏んでしまう状況です。
とはいえ、待ちわびていたモデルですので、ある程度価格をウォッチしつつ今回の件で安売りするような事があれば迷わず購入をします。
関連記事です。
HuaweiP30無印SIMフリーの実機購入レビュー。カメラが気持ち良いスマホ
結局、誘惑に負けて購入してしまったので、レビューを書きました。超広角、3倍ズーム、スーパーマクロと、ついつい写真を撮りたくなるスマホです。
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