Twitterを眺めていると
という記事を目にして読みました。
最初、自分の事を書かれているのかと驚きました。氷河期世代で同様に感じる人もいるかも知れません。
憂鬱な話ではありますが、配られたカードで勝負をするしかありません。
ネットの世界を見ていると世の中は、わりと裕福か普通の生活が大半と思ってしまいますが、見えないままになっている部分も多いと思います。
上手く伝える事は出来ないですが、何かを考えるきっかけになれば幸いです。
リストラからはじまった地獄の日々
記事はこの見出しから始まります。内容は取材に基づいたものです。
この国では35~54歳の「中年フリーター」が増えつづけている。
なぜ彼らは「非正規」から抜け出せないのか。地方の工場や小売店などで住み込みをしながら働いてきた松本拓也さん(43歳)の取材から、「見えざる貧困」のリアルに迫る――。
私は年齢が近く、スキルや資格は持っておりません。現在の仕事が無くなったら一気に中年フリーターというのは、かなり現実的な話です。
35歳で都市部であれば、まだ人手不足という現状ですので正規職は何とかなると思います。
困ったことに超就職氷河期にあたる40~45歳(記事の43歳という方は最も厳しい年です)は、転職するにあたり年齢的な壁が出てきます。
人手不足ではあるものの、大体40歳以上を中途採用するなら求めてくるのは実績になりますよね。
マネジメント経験をそこそこ積んでいないと、一般的な正規職は厳しいかな、と。
プレイヤーならお客さんごと持ってくると望まれる年齢です。
あくまで私の感覚ですが、これは10年前と変わっていません。当時は30代前半でこれを求められていました。実際に私がリストラ→転職の際にいわれています。
今は人手不足なので10年分スライドしただけな気が。あれ、ひょっとすると氷河期世代は永久に苦しむかも。。
最近、取った資格ですが、浄化槽管理士というのは意外に強いです。
選り好みしなければ食うに困るというのはないかも。。
関連記事ホワイト現場職|氷河期世代へのおすすめ資格は浄化槽管理士かも
関連記事リアルで就職に困らない資格「浄化槽管理士」を無事取得。今後の予定を考える
リストラされても地獄に落ちないように
個人的な防衛策としては、人のつながりを増やしています。リアルに限らずネットでもです。
恥ずかしいとか外聞は抜きにして、いざ無職に陥った時は、状況を伝えて正直に助けを求めようと思っています。
その人が助けてくれるというよりは、助けになるヒントや応募をしている企業を紹介してくれるかも知れません。
個人的には、誰にも相談が出来なくなった、次に行動が無いという状況が一番危険に感じています。リアルな方面で有効です。
ネットは仕事が無くなったら、1円ライターを3ヶ月ほど猛烈にこなせば生活の足しにはなると思います。
ブログが収入を生みだすとなっていれば良いですが、こちらは無理です。
とはいえ、発信してきた事がマイナスにはならないので、ライターをする際のアピールくらいにはなるでしょう。
家族は最大の味方
常にリストラと隣り合わせの管理人ですが、幸いなことに頼りになる味方もいます。妻です。
最低賃金でも大人二人で働けば、子供を食べていかせる事くらい何とかなるといってくれる私には勿体ないくらいの存在です。
関連記事結婚についてのメリット
人それぞれですが、将来が不安だから結婚は、、と思うより二人いれば将来何とかなる、という気持ちで結婚した方が生活として安定して、経済的メリットも多いです。
もっと政治的に発信しても良いとは思ったりします。ニュースで叩かれる可能性大ですが。。
就職を逃した40代、氷河期世代には厳しい世界が広がっている
詳しくは記事を見て貰えると嬉しいのですが、いくつか要約を。
- 無職だとアパートも借りられない
- 地方の求職活動には限界がある
- やっと決まった就職先はブラック企業で、周囲の従業員が次々に離職
- 恋人もできないまま、40代、50代になってしまう
- 不安定雇用から脱せない現実
都市部であれば、何とかなるものの地方だとやはり求人は減ります。
取材を受けていた方は私と同年代ですので、現在だと少し事情が違ってくるかも知れませんが、当時は何とか職を得られてもブラック企業だったのはあるあるです。
問題は「不安定雇用から脱せない現実」
一度レールから外れると、同じ待遇を望むのはかなり厳しいです。
これは現在、仕事を選び放題と言われている若い人でも考えておいたり、軽い準備的なものをしておいた方が良いと思います。
私と同世代だと支出を控えてコンパクトな生活をしたり、余裕資金を用意しておく、とかですね。
当サイト(氷河期ブログ)は管理人がスキル無しなので、資格を取って転職を!等は言えませんが、割と節約やお金の話は多めになっています。
もしかすると無職ブログと名前が変わっているかも知れませんが、強く生きていこうと思います。
氷河期世代、スキルなし、40代フリーターが正社員になれる資格
浄化槽管理士という資格があります。
ホワイトカラーにこだわらなければ楽でキチンとした仕事は意外とあったりします。
- 浄化槽の水質管理をするのは法律で決まっていること
- それを出来るのは浄化槽管理士という資格が必要
- 国家資格でインフラに関するので食いっぱぐれがない
- 一部デメリットは現場職かつ都市部では仕事が少ない
ほとんど知られていませんが、けっこう強い資格です。
40~50年前に浄化槽を積極的に作って、浄化槽管理士もいましたが団塊の世代が退職していき現在人手不足な状態。
40代でも十分若手だし、マジで仕事があります。
浄化槽とは、トイレや生活排水を浄化する装置の事です。
個人宅だと地下に埋まっています。
都市部ではほとんどが下水道に流れますが、下水が通っていない地域もありますよね。
そういった地域は河川にそのまま流すわけにはいかない※ので、いったん浄化槽という装置を通して川に流すという仕組み。
※汚水処理が法律で決まっていて堀の深いビジネスなのかも。
都市部では仕事が少ないですが、少し田舎といった感じだとわりと使われています。
どうしても東京の中心部で暮らしたいという人は難しいですが、千葉、埼玉、群馬、栃木あたりだと余裕で仕事があります。
東京中心部や大阪中心部以外なら、ほぼどこでも働けるのでけっこう強い資格だったり。
もし興味がありましたら、資格を取ったので関連記事を読んで頂けると幸いです。
関連記事ホワイト現場職|氷河期世代へのおすすめ資格は浄化槽管理士かも
関連記事リアルで就職に困らない資格「浄化槽管理士」を無事取得。今後の予定を考える
おわりに
少子高齢化の日本で、スキルを積むことが出来なかった氷河期世代を利用できれば、と常々思っていますが、現実はそうはなりません。
多分ですが、今の日本は、若い人は欲しい。老人は安く使いたい。スキルの無い中年はいらない。こんな感じです。
だからと言って諦めたら、そこで終了です。少子化でこんなにも人手不足になるとは思いもしませんでした。
生き残れば明るい未来はすぐそこに来ているかも知れません。
人生の終わりが近づく事を感じる歳になりました。
一度きりの人生です。不安だけで過ごすより、笑顔で過ごせる事を増やせるように考えていきたいですね。
お読み頂きありがとうございました。
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さらっと移民規制緩和。氷河期世代(ロスジェネ)の活用は出来なかったのか?
ロストジェネレーションと呼ばれる氷河期世代を有効活用をしよう、という話にはならないようです。
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