2018年11月2日(金)にさらっと(実質)移民規制緩和が閣議決定されたようです。
移民より氷河期世代、ロストジェネレーションを有効活用出来ないの?と思う40代前後の人は多いでしょう。私もそう思います。
知ったのはTwitterと城繁幸さんの記事「移民」受け入れ拡大だが、「社内失業者」対策で人手不足は解消できる!です。
イギリスBBCでもJapan may loosen immigration rules for blue-collar workersというタイトルで取り上げられています。
氷河期世代は大人しく自分たちは生まれた世代が悪かったと終わらせますが、20年後には「これ、どうすんの?」状態になってそうな気がします。
※管理人は現政権は支持しておりますし、移民に大反対というわけでもありません。政権交代が無かったら、もっと危ない状況になっていたと思っています。
氷河期世代は救われない
城繁幸さんの記事引用です。
日本はすでに128万人の外国人労働者が働く「移民大国」だが、2025年までにさらに50万人以上が上乗せされることになる。
政府内では外国人労働者の就労対象業種の拡大も示唆されているため、建設業や介護業といった人手不足の業種以外でも、今後さらなる受け入れ拡大が進むかもしれない。
1973年の出生数は209万人でピークを迎えましたが、1982年まで150万人以上です。けっこう人口は分厚くて、後はお金の話だけだと思うのです。超就職氷河期だけでも人数はかなりいます。スキルを詰めなかった人も沢山います。勿体ない。
安倍首相は衆院予算委員会で「人手不足は成長を阻害する大きな要因になり始めている。しっかりと制度を作る」と言っていたようですが、人は余っているけども安く働いてくれる人が不足しているだけでしょう。
この閣議決定、改正案として一定技能が必要な業務に就く特定技能1号と、熟練技能が必要な業務に就く2号の在留資格を新設したものです。
新設した特定技能2号は家族の帯同が認められ、5年間という期限も延長が出来るようになります。
安い仕事を取り合う老人と移民。。考えるだけで悲観的になりますね。
とはいえ、安い賃金しか払わない日本より、10年後には給料が高い中国の方が人気が出る可能性もあるかも。。どちらにせよ暗い未来です。
また、同記事で書かれていた内容で興味を引くものがありました。
たとえば、バックオフィスで仕事しているフリをする日本人が何人もいる一方、第一線の現場でキツイ作業を外国人がやらされる会社があったとして、彼ら外国人労働者はどう思うだろうか――。
現在の外国人技能実習生でも問題があるのに、確実に移民問題が出てくるやん、これ。
出来れば日本人を安く使いたいけどキツイ職場では働かない。でも高い給料は出せない。移民に頼ろう→上記の引用。けっこう詰んでます。
氷河期世代の管理人が生き残るために
現在すら救われていないのに、老後が報われるわけがありません。
2018年は副業解禁元年と言われています。私も何足かのわらじを用意しておいた方が良さそうです。
微妙なインフレをしながら年金は据え置き。投資だけではちょっと苦しいかも知れません。政府が掲げる2%のマイルドインフレが上手くいけば、36年でお金の価値が半減します。
関連記事団塊世代の父が組んでいた住宅ローンは金利8%!改めてインフレを考えるきっかけに
2018年はブログにチャレンジしたので、ライターとかに活かせないかとは考えています。2019年にどれくらい出来るかを確かめていきたいと思っています。
投資と同じよう、焦り過ぎず安全を確認しながら積み上げていきます。どの世代も大変と思いますが一緒に頑張りましょう。
【2019年3月20日追記】
ちょっと会社業績(社員7名の零細企業)が悪くなっており、転職活動中です。社内の空気も人間関係も殺伐としています。
景況感を感じず、同じような人も多い気がします。
管理人はdodaという転職エージェントを使っています。
dodaは無料で自分の年収査定をして貰ったり、キャリアに応じた仕事紹介をしてくれて助かっています。工場系のホワイト作業者で探しています。
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どちらも無料で相談ものってくれて職務経歴書の指導や添削もしてくれます。(転職させた人の年収に応じて企業から手数料を取るビジネスなので向こうも必死です。)
同じ世代で現職に悩んでいる方も参考になるかも知れません。
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積極的にサイレントテロでお金を使わなくなったというより、使うお金が無かったのですが。。ミニマリストという言葉も出来ました。消費が伸びなければ国が豊かになるのは難しいでしょう。
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