地味に氷河期世代がやってきたサイレントテロが効いてきているように思います。かれこれ10年以上続いています。
復讐というか単にお金が無くて、私もサイレントテロしている人間です。というか2019年の消費税増税で使えるお金が減って自然に行ってる人もいるはず…
私の記憶から、少しサイレントテロ十訓とかを思い出しながら書きます。当時を知っていて懐かしく少し笑って下さる人がいれば幸いです。
サイレントテロとは
サイレントテロとは下記になります。
1、意欲的に会社で働かない。2.消費をしない。3.子供を産まない。この3原則を、仕方なくやっているのではなく、意図的に自らの意思で実行する事を定義とする。
更に、2chを含めたネット上で、このテロ行為が水面下で加速されている。出典:Cosmic
最近、廃れた感じもしますが上記3点はしっかり根付いています。今後も、この流れを良くしていくのは相当難しいです。
日本だけでなく、世界でも同じような流れになってきています。
電通十訓とサイレントテロ十訓
電通十訓 | サイレントテロ十訓 |
1.もっと使わせろ | 1.必要なときにだけ使え |
2.捨てさせろ | 2.大切にしろ、捨てるな |
3.無駄使いさせろ | 3.無駄使いをやめろ |
4.季節を忘れさせろ | 4.季節感を楽しもう |
5.贈り物をさせろ | 5.贈り物などするな |
6.組み合わせで買わせろ | 6.必要なものだけ単体で買え |
7.きっかけを投じろ | 7.最小限の消費ですら、計画を持ってあたれ |
8.流行遅れにさせろ | 8.流行?何それw最新式?ペイできるか旧式のものと比較しろ |
9.気安く買わせろ | 9.無駄買いするな、よく考えろ |
10.混乱をつくり出せ | 10.混乱するな。目的を見失うな |
これを見たのは、もう10年以上も昔で某掲示板に貼られたのが最初です。多分、2006年くらいだった気がします。
パターンもあり過ぎて不正確な部分があればスミマセン。サブプライムローン問題の前には一般的になっていました。
サイレントテロをしているのはどの世代か?
まずは30代後半から40代前半の氷河期世代。
単純にお金の余裕も無かったし、一番お金を使いたい時期でもリストラ危機が充満しており、備えざるを得なかった事が大きいです。積極的にお金を使わないようになった最初の世代です。
そういえば、特定メーカーの不買運動もありました。私は特に参加しませんでしたが、当時ネットを賑わせていました。
たぶん、若い世代というより氷河期世代に多かったんじゃないかな、と個人的に思います。
ゆとり世代はちょっと分からないけど、さとり世代と呼ばれている世代も多いです。
余裕のない世代や、金融危機に苦しんでいる親も見てきているし、友人や若い世代を見ていると非常にクレバーです。皆、お金の使い方が上手い。インターネットが身近で取捨選択が上手いからでしょうか。
若者の○○離れとはいうけども
四次元殺法コンビでお馴染みのネタを良く見るようになったのは、いつ頃だったか。
良い子の諸君!
若者の○○離れとよく耳にするが、当時群がってたのは今のジジババ共だ!
今の若者は、離れるも何も最初から近づいてすらいないな!
ちなみに四次元殺法コンビとは下の図みたいなAAです。【四次元殺法コンビ】AA名言まとめ【2ちゃんねる】(リンク切れ)より引用
最近、あまり見なくなりました。また景気が悪くなったら復活しそうですが。
結局はお金が無いだけで、あれば色々欲しいし、必要なものは買っていますよね。
スマホも高いけど、みんな持ってます。iPhoneめっちゃ売れてますし。。
良いモノなら、必然的に売れているので、当面の消費動向は心配はいらないようです。
懸念|政府のいう2%インフレに耐えられるのか
インフレで国の借金(国民の借金では無く日本)を目減りさせたいところでしょうが、これからくる消費税10%時代で可処分はますます減ります。
ますます買うものは厳選されるし、不況の引き金になら無いかと心配したりします。
しかし人手不足は今後も続くことから、就職氷河期というのは私達の世代が最後になります。悔しいと嬉しいが半々です。
サイレントテロの効果あり過ぎ!果たして年金貰えるの?
お金が無いのでサイレントテロに訴えた世代ではありますが、上の世代はまだまだ余命があり、下の世代は人数が少ない。
出生率が厳し過ぎます。でも、ボリュームゾーンなのに結婚適齢期に苦境たたされまくりだったのです。
そういった中、果たして年金はどうなるのでしょうか。一番最初の実験台になりそうでちょっと怖かったりします。
個人的には、節約をしながらお金を貯めつつ、他の人は散財をして景気に貢献して貰いたいというジレンマで生きています。
まとめ|あまり悲観的にはなり過ぎないように生きます
未来は誰にも分からないので、またバブル期のような日本最強の時代がくるかも知れません。
覚悟決めたら強い国とは思います。イギリスもアメリカもニュージーランドも、強い指導者の元で蘇った国も多いです。
老後まで、まだまだ時間はありますので、適度に楽しく生きていきたいと思います。技術革新で色々な事が解決されている可能性もあります。
その時に株式に反映されていたら、なお嬉しいです。
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