手首や関節部分に「しこり」や「瘤(こぶ)」が出来て悩んでいたりする人はいると思います。そういった時、症状は何か?どういった病院が良いのか?って分かりにくいですよね。
実際、私がそうでした。結果として病院(整形外科)に行って診てもらったところ、ガングリオンという症状でした。
記事内容は、約3ヶ月ほど前に治療した私自身の経過報告です。合わせて、もう一度ガングリオンについて簡単な説明をしています。かかった治療費もご紹介します。
関連記事ガングリオンを串刺しで破壊と排出。それでも痛いので再度病院に。
ガングリオン自体、病院側からすると、そこまで治療が難しいものではありません。
悩んでいる方がいらっしゃいましたら、まずは病院に行くことで解決する部分も多いので、気持ちを楽にして貰えたら幸いです。
ガングリオンとは?
ーコトバンクより引用ー
関節嚢や腱鞘から生じた嚢腫状の腫瘤で,内容は粘稠なゼリー状の液である。若い女性の手背部母指側に好発する。ある大きさになるとそれ以上大きくならないのが普通で,機能障害は起さないし,圧痛もない。内容物質を吸引したり,皮膚の上から叩打して腫瘤をつぶす圧迫法などは簡単な治療法であるが,再発しやすい。摘出手術を行うのが最も確実である。
通っている整形外科ではありませんが、やまぐち整形外科・リウマチクリニック様のホームページがイラストで説明しており、非常に分かりやすいのでリンクを貼ります。
グロ画像とかはありませんのでご安心ください。
悪性ではない瘤(こぶ)が出来る、というものですね。私の場合はそこまで大きくないのでガングリオンに思い至らなかった、という感じです。
女性の方に多いらしく、手首や手のひらの指の付け根に「瘤(こぶ)」や「しこり」が出来ていて気になる方は、一度上記のHPをご参照ください。
押しても痛みが無いケースが多いようですが、私の場合、神経の近くに出来ていたようで押すと痛みがありました。
出来た部分は、手のひらの薬指付け根部分でした。触ったらコリコリする「しこり」があり、押すと痛みが出て気になっていました。
行くべき病院は「整形外科」です
「瘤(こぶ)」や「しこり」で気になっても、どんな病院に行ったものやら、と思いますよね。
行くべき病院は整形外科です。
私の場合、骨折をした際、お世話になっていた整形外科があり、骨折治療後、ジョギングでの関節の痛みや違和感で何度か通っていたので、皮膚表面での不安はとりあえず整形外科となっていたので気負わず行くことが出来ました。
普段、病院に行っていない人は全然分かりませんよね。整形外科が診てくれるのは、主に下記のような症状です。
整形外科のかかりかた
――整形外科ではどのような病気を診てくれますか?整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。
ー日本整形外科学会より引用ー
捻挫やむち打ち等だけでなく、筋肉に関する事や、それに関わる神経の事のエキスパートです。
実際、私が診断してもらった際は、しこりの部分を押したりするだけでなく、指のを動かして、どの筋が動いた時に痛いのかや、両手をぐーばーして、その動きに(専門家から見て)違和感が無いかをチェックしてくれたりしました。
こちらからすると、小さな「しこり」が気になっていただけ、くらいなのに専門家からすると徹底的に検証をしてくれます。これだけでも安心できるし、信頼も出来ますよね。
どのような治療をしたか?(私の場合、手のひらの指付け根です)
念の為、レントゲンを撮って骨に異常が無いかを確認してくれました。
触診の時点で、先生はほぼガングリオンと思っていたようですが、確実な診断の為にしてくれているのでありがたいです。
病院が高く請求するからでは?と思う方がいらっしゃるかも知れませんが、私個人としては何度も病院に来て検査するより一回目でしっかり診てくれる方が楽ですし、病院に信頼も出来ます。
レントゲンでは異常が無かったので、エコーで確認となります。エコーにはばっちり写りました。小さい黒い固まりがあるのを見せてくれました。
悪性の腫瘍では無いけども、痛みもあるし、針で潰して瘤の中身を抽出しておこう、と言われて即その場で治療をしてくれました。
私の場合、小さい「しこり」程度だったので、大掛かりなものではなく、小さな器具で潰してちょっと吸い出して終わりでした。潰すときは、正直な話痛かったです。
治療にかかったお金と、「しこり」「瘤(こぶ)」ガングリオンが出来る場所など
私の場合、小さかった事もあるかも知れません。
初診+レントゲン代+エコー+処置費用で、合計2,800円でした。
結構、違和感があったので3,000円以下で治療してくれるのって、結構お安く思います。
保険適用での治療なので、金額が変わるとすると処置費用の部分かと思います。瘤(こぶ)で悩んでいる方は、近隣の整形外科を調べて電話で目安の費用を聞くと良いです。
ついでに、先生に良く出来る場所ってありますか?と聞いたところ、「手首」や「手のひらの付け根」がやはり多いとの事でした。「親指の付け根」部分も多いとも言ってました。
基本女性に多いケースと言われているようですが、男性も普通に出来るし、診断に来ると言っていたので、気になっている方は整形外科へ行きましょう。
手首の場合は、赤で〇してる部分に出来やすいみたいです。
経過報告~3ヶ月経つが再発は無し~
出来た部分が小さいので、一回でちゃんと潰せるか分からないと言われていたのですが、先生の腕が良いので一発で「しこり」は無くなりました。
以前の記事、ガングリオンを串刺しで破壊と排出。それでも痛いので再度病院に。で書いたのですが、そもそもの原因となった腱鞘炎はまだ残っています。
握るという動作が要因なので、ここらへんは気長に治していくしかありません。過去記事タイトルにある再度病院に、と書いた時よりは痛みはかなり減っています。
もちろん、炎症を抑えるクリームを塗っているから、というのもあります。結構、クリームが減ってきていたので、また病院に行かないと。。
まとめ
- ガングリオンは関節嚢や腱鞘から生じた嚢腫状の腫瘤(こぶ)
- 行くべき場所は整形外科
- 意外と良くある症状のようなので気軽に病院に行ってもOK
- お値段はそこまでかからないし安心料として病院は行くべき
- 私の場合、今のところ再発はありません
身体の異常は気になりますし、触って違和感があると尚更と思います。早めに診断して、貰って今後の対応を専門医と相談をしましょう。
以上、私の体験談でした。
関連記事です。
以前、通院した時の記事です。気になる方は合わせてお読み下さい。
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