株式投資とはどれくらいの期間をかけて運用するものなのか

時計を持つ女性 お金と投資

投資をしている人ならバイアンドホールドという戦略を聞いた事があると思います。

最近、投資を始めた人にも有効な考え方なので記事にしました。

記事内容は「株式投資はどれくらいの期間をかけて運用するのか」というものです。

解答を書くと永久なのですが、ちょっと現実的じゃないですよね。

しかし長期保有は大いに効果があります。

時間は投資において最強の武器という事が伝われば幸いです。

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株式の保有期間は長ければ長いほど良い

時計の画像

最適解は永久です。

死んだらどうするの?と思う人がいると思いますが、それを見越して相続をするくらいの意志を持ちましょう。

別段、ふざけていっているワケではありません。

「敗者のゲーム」の中でチャールズ・エリス先生は、全ては購入時期と売却時期が結果を決めると書いています。

インデックス投資の本なのに、身も蓋も無い事をけっこう書いていますね。

永久保有は現実的でないので、自分の中で最長期間にしていく

しかしながら上げ下げを読む事は不可能ですし、「稲妻が輝く瞬間」を取り逃すとアウトです。

チャールズ・エリス氏の敗者のゲーム〈原著第6版〉より引用です。

過去72年間のうち、ベストの5日を逃すと、利益は半減してしまう。

この教訓は明らかである。投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということだ。

このゲームに参加した以上は、永久保有で必要な時に必要な分を取り崩すことが重要になってきます。

暴騰のベストな日を知る事はできませんし、当てられる常人はいません。

株式暴騰の恵みを受けとるためには市場へとどまり続ける必要があります。

滅ぶことのない指数をパッシブ運用するのであれば、取り崩して残るものは相続すれば良いという事になりますね。

パッシブ運用とは、投資信託などの運用手法による分類のひとつで、運用目標とされるベンチマーク(日経平均株価やTOPIXなどの指標)に連動する運用成果を目指す運用手法のことをいいます。

一方、ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用手法のことを「アクティブ運用」といいます。

引用元:SMBC日興証券-パッシブ運用

ななし
ななし

インデックス投資は放ったらかし運用なのですが、現実はけっこう厳しいのです。。

原則にのっとって、たんたんと運用を出来るようにコツコツとブログを書いています。

株式投資の運用期間で個人ができる事

時計を持つ女性

永久が最適解としても、ふつうは株式の永久保有とか考えません。

だいたいが自分の為の資産運用なのです。

ですので、保有期間を出来る限り長期間にする、という事ですね。

とにかく保有を続けることは効果的

エリス先生は「稲妻が輝く時」と書いていますが、株式の暴騰はまさに稲妻のようなものです。

本当にいきなり来ます。

私が体験したところでは下記のタイミング。

  • もう相場は死んだと思った2009年初頭
  • 理由が分からず上がった2011年下半期
  • アベノミクスで何でも上がった2012年終わり
  • 買えば勝てた2017年

タイミングを見ていたり、投資を恐れてキャッシュを貯めこんでいたら確実に取り逃していたと思います。

直近では、2017年は全ての月で「保有するだけ」が最良の選択でした。

個人の運用としては30~40年は保有したい

具体的には30年以上インデックス投資をすれば、アメリカの株式市場であれば負けた実績はありません。

これを中心にして30年以上の保有を組んでいくというのが一般的な戦略になると思います。

つみたてNISAが使える分は全部使う方が良いでしょう。

特別法人税の懸念が消えていませんが節税効果の高いiDeCoも有効です。

関連記事iDeCo(確定拠出年金)を使わない理由は特別法人税=年1.173%が怖いから

※リンクは新しいタブで開きます

理想をいえば40年は保有したい

20歳から積み立てを始めて60歳くらいから徐々に取り崩すくらいが理想的かと思います。

20歳だとそこまで投資できる金額はありませんが、60歳なら労働力もまだ現役世代という時代です。

収入と合わせれば、それなりに良い暮らしが出来る人が大半と思います。

30歳からでも投資は全然遅くない

30歳になれば貯蓄も収入も安定してきて、投資に回せる金額もそれなりになっている人も多いでしょう。

40年後の71歳からは年金も含め、かなり良い暮らしができそうですね。

市場状況次第ですが、50歳以降は住宅ローンの返済等を優先し、投資に回す金額を減らしても問題ないかも知れません。

20歳で積み立てたものは61歳で使い切って問題ありません。21歳で積み立てたものは62歳で使い切るというループです。

人生100年時代といっても、案外、投資だけで乗り切れそうな気がします。

暴落とは常に隣り合わせ

それでも、100年に一度の危機レベルの暴落が隣り合わせです。

1年~2年の生活費を現金で用意しておくと安心して取り崩し生活ができますね。
資産が溶けていくのは慣れても地味に辛いので。

合わせて収入の80%で生活が出来るようにしていれば良いですね。

リーマンショック級の暴落がきても耐えられるでしょう。

 

ななし
ななし

私見ですが、40年も保有していれば大きな暴落に4回くらいは巻き込まれるとは思います。厳しいですが一緒に頑張りましょう。笑

ちなみに40年という期間ですが、年金の満額受給期間も40年です。

あわせて、72の法則にあてはめると複利回りで3.6%あれば40年前に投下した資産は4倍になります。

72の法則(72のほうそく)とは、資産運用において元本が2倍になるような年利と年数とが簡易に求められる法則である。

引用元:Wikipediaー72の法則

40年という期間を取ればリーマンショック級の暴落も耐えられる

株式200年の長期リターンが6.7%として、最終年度で暴落を受けても40年という期間をとれば3.6%という数値も厳しい数字ではありません。

 

GPIFの運用状況20190708

年金運用をしているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用成績です。

2001年から2018年の期間でけっこうな暴落を受けています。

  • 2001年、2002年、ITバブル崩壊後の株価低迷(S&P500が3年連続マイナス)
  • 2008年、2009年、リーマンショックによる地獄のような暴落
  • 2015年、チャイナショック
  • 2018年、世界経済への不安から10月~12月に急落

それでも年率3.03%という数字を残しています。

運用比率は株式50%、債券50%です。

暴落に耐えられない人はバランスファンドや、現金を半分持つカウチポテトポートフォリオをオススメしたいですね。

関連記事株式相場の値動きが気になる人はカウチポテトポートフォリオがおすすめ

株式投資の長期運用中における暴落対策

手からこぼれ落ちる砂

将来のことは誰にも分かりませんが、株式は常に暴落するものという意識を持っておく方が健全な生活をできます。

ざっくりしたイメージですが、保有しているリスク資産の半額がそれにあたります。

可能であれば、全資産のうち半分くらいを現金で保有したいところですが、子育てや住宅ローンを組めば難しくなってきますね。

一番カンタンなものは普段からの節約

個人で出来る事となれば、普段から節約を心掛けるという事が一番効果的です。

支出のコントロールさえ出来ていれば、後は様々な対応が出来ます。

リーマンショックでさえ、一般家庭の現金保有量はほとんど下がっていません。

人間は意外とその時の状況に応じて暮らすことが出来る生物なのだと思います。

上記データは日本銀行のホームページからホーム > 統計 > 資金循環のPDFより抜粋。

外部リンク日本銀行ホームページ

グラフに線を引いていませんが、よく見ると貯金が増えてるレベル。

とは言え、一般家庭は収入減の普通にありました。製造業は工場は金曜日休みとか普通にありました。

そうなると残業もありませんし、収入は減りますね。

私個人の友人を見ても、それなりの知名度がある会社でもアルバイトでの副業をOKにしたところもありました。

まぁ、どこを削られたかというと、世帯主のお小遣いとかそこらへんで調整されていました。

私に至っては倒産で仕事が無くなっています。生活防衛費の重要さを改めて実感させられた時です。

この話で驚かすとかではなく、100年に一度クラスの金融危機でも一般家庭はしっかり耐えきっているという事です。

その時に売らずに保有したり、あまつさえ激安市場に買い向かった結果は色々なチャートが教えてくれています。

何度も書いている事ですが、市場に居続ける事、株式を売らずに生き残る事が一番大切という事ですね。

まとめ

  • リスク試算(株式投信等)の保有期間は可能なら永久もしくは40年を予定とする
  • 理由は暴落も暴騰も誰にも予測は出来ないため(当たる人は宝くじも当たる理論)
  • 若いうちは投資に充てられる資金も少ないが40年後はまだ労働する機会と体力がある
  • リスク資産は最大値で半額になる事を想定しておく
  • 暴落が来ても慌てないようレベルの貯蓄と生活レベルのコントロールをしておく

保有期間は長ければ長い方が良いです。

とはいえ、50歳から投資を始めても遅いという事はありません。

幸か不幸か、人生100年時代で働く期間も伸びますが、運用期間も長くなります。

インデックス投資は退屈だな、と一緒に言えるように頑張りましょう。

この記事を書いた人
ななし

超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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