最終兵器eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)これ一本で投資終了

ACWIアイキャッチ お金と投資

ついに日本、新興国を含んだ全世界への投資信託の登場です。しかもACWI配当込み指数という超正統派かつ信託報酬最安を公言するeMAXIS Slimの新シリーズです。

インデックス投資に興味がある人は誰もが望んでいた投資信託です。もちろん私も待ち望んでいました。

記事内容はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の紹介と、ほぼ最適解という商品が出てきた事で、サラリーマン投資家はどのように対応していけば良いかを書いています。

今まで、日本比率をどうするか。新興国の割合はと悩んでいた人は、この記事を読む事で投資の悩みは解決します。

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eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とは

三菱UFJ国際投信が運用するeMAXIS Slimシリーズの最新にして最終の投資信託です。

ACWI投信の特徴1

画像は三菱UFJ国際投信株式会社より引用です。

ACWIという全世界の株式に時価総額比率の指数に連動するように運用をします。47ヶ国の株式に連動をし、上位85%を占めます。

ACWIエリア

画像はiシェアーズ MSCI ACWI ETFより引用です。

アメリカの割合が50%を超えますが、今後の世界情勢でどこか別の国が急成長した場合もしっかりと取り込める安心感は大きいですね。

今までは楽天VT投信という海外ETFを介しての投資信託しかありませんでした。販売会社等への手数料等がかかるので割高に感じる人もいたかも知れません。また、第1回の実質コストでは0.5%と嘆きの声が多かった事も事実です。

今後は実質、eMAXIS Slim全世界株式の独り勝ちになっていくでしょう。それくらいインパクトのある商品です。

配当込み指数というのも良いです。投資信託を買う人に指数の連動も分かりやすく誠実です。

資本主義経済はおおむね経済成長に応じて、資本家にリターンを提供しています。ピケティが提唱ている資産家は益々お金持ちになるr>gという研究結果に沿うなら一択の商品です。

 

r>gとは?

  • r(リターン)は株式や不動産といった資産から得られる率。g(グロース)は成長、労働所得の伸び率を表します。
  • 資本主義経済では、株式等の資産を持つ方が労働収入の伸びよりも高いので、資産を持つ者はますます裕福になるので格差は広がる、というものですね。

実質、全世界株式を持つ事で資産を持つ側になるという事になります。

 

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は圧倒的低コスト

信託報酬は激安の0.15336%(税込)となっています。もちろん購入時の手数料等はありません。

既存のマザーファンドがあるので、正直、実質コストもそこまで高くならないでしょう。楽天VT投信で落胆していた人はこちらに乗り換えるかも知れません。

信託報酬

特徴的なのは純資産総額に応じて、信託報酬が下がっていく事が明記されています。ライバル会社はよほどインパクトのある打ち出し方が必要になります。

ちなみに同じ指数のACWIですが、ブラックロック社が運用している商品にずばりACWIというティッカーコードのETFがあります。

外部リンクiシェアーズ MSCI ACWI ETF

海外ETFで買う事が可能ですが、実質コストを踏まえた経費率は0.32%となっています。昔は0.35%以上だったと思います。少し安くなっています。

単純に考えると海外ETFの信託報酬を羨む必要は無くなりました。しかも配当はファンド内で自動に再投資をしてくれます。

ななし
ななし

まさか、こんな時代がくるとは思いもしませんでした。。

 

心配だった新設のMSCIジャパンの部分

先進国と新興国はしっかりしたマザーファンドがあり、現物運用でコストにも優れています。しかし、オール・カントリーを出すに当たりMSCIという指数を使うため、日本株クラスで新しいファンドを立ち上げています。

運用初期は資産がまとまらないと、先物等の代替でコストが少し上がるかと思っていましたが杞憂に終わります。

MSCIジャパンはほぼ現物運用

ほとんど現物運用は完了しています。2018年11月1日時点で、純資産総額は3億円。現物比率は94.6%ですので安心して投資が出来ます。

 

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は三重課税も防げる

三重課税とは、外国株式を保有する上で、日本以外の株式を運用した際、配当金の部分は各国で源泉徴収が事前に徴収されます。

例として私が保有しているマクドナルドの配当金を使います。ワンタップバイの明細は非常に分かりやすいです。

MCD配当金

 

※スマホで字が小さい時は拡大をお願いします。

現地源泉徴収(ここではアメリカ)が事前に10%引かれ、更に日本でも配当金に20.315%が引かれます。これが二重課税と呼ばれるものです。

各国ごとに現地源泉徴収の率は違っており、スイスであれば35%、イギリスは0%、中国は0~10%(香港株は課税0%が多く、本土は10%)と様々です。

ざっくり全世界で馴らすと現地源泉徴収は約10%となります。

海外ETFで全世界株式(VT)を直接保有した場合、アメリカ以外の先進国で得た配当金に10%、アメリカで10%、最後に日本で20%と課税されます。これが三重課税と呼ばれるものです。

米国米国以外日本国内
海外ETF(VT)10%自動徴収後、米国の10%も課税20.315%
現物運用10%各国分のみ20.315%

先進国株式、新興国株式もほぼ現物運用ですので、海外ETFを通じた運用に比べ、支払う税金が低くなるメリットもあります。

投資信託は分配金として配当部分を出さない限り、ファンド内で再投資をしてくれるので課税の繰り延べ効果があり、更に有利になります。

 

ななし
ななし

ちなみに私は老後資産の海外ETFのVTを直接保有しています。。

株式クラスの運用で迷ったらeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を選んでおけば、圧倒的に低コストで株式市場の平均値を取る事が可能になります。

 

本物のカウチポテトポートフォリオが可能になる

ソファでくつろぐ女性

カウチポテトポートフォリオとは造語ですが、ソファに寝転んだまま悩むことなく楽ちんな資産運用をする意味です。

ほとんどのインデックス投資家はeMAXIS Slim全世界株式と現金比率の割合を決めて運用するだけで、投資の事について悩む事が無くなります。

ただし、個々人のリスク許容度は本人にしか分からないので、ゆっくりと慣れていく必要があります。

つみたてNISAでコツコツと積み立てながら、自身のリスクに合わせて投資信託と現金の割合をコントロールするだけです。月33,000円以上用意出来る人は、iDeCoで類似商品や特定口座を利用しましょう。

私は年末にリスク資産と無リスク資産の割合をだいたい半々にするだけの簡単運用です。

何よりも良いのが、上がったら資産が増えてラッキー、下がっていたら安く変えてラッキーと普段の値動きに一喜一憂しなくなるという点です。(慣れるまで時間がかかりますけどね。)

若い人は株式比率を多くとか、色々な本やサイトで出ていますが、自分のリスク許容度は経験をしていくしかありません。

 

まとめ

  • 最終兵器とも言える全世界株式投信が登場する
  • コスト最安をうたうeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)という商品
  • AWCI配当込みという良心的な指数に連動する
  • 信託報酬は激安の0.15336%(税込)

私のように暴落用の現金を用意する事は、上昇相場でいえば保守的で機会損失をしています。しかし、市場低迷期には自分を見直す時がくるでしょう。

自分にあった運用方法が見つかると良いですね。

 

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楽天VT投信の初回報告書で実質コストが0.502%とネットで話題になっています。読者様からの質問も頂いたので記事にします。

読者の方から、楽天VT投信の実質コストが出た際にご質問頂きました。

両方とも全世界株式ですが、楽天VT投信は中小型株も含みます。銘柄数8,000以上、世界の時価総額99%をカバーします。どちらかを悩んだ時の参考になります。

この記事を書いた人
ななし

超就職氷河期世代の零細勤務サラリーマンです。大阪生まれ大阪育ち。たまに関西弁が出ることも。
生きるために節約と投資をしていたら年収300万円非正規スタートでも何とか老後が見える金額が貯まってきました。自分は緩く働き、お金にも働いて貰って一人前を目指しています。

当ブログが皆様の生活やお金のことに役立つと嬉しいです\(^o^)/

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