年収300万円からの資産形成と運用ステップ8(投資を続ける技術)

資産形成

年収300万円から何とか貯金をしながら資産を作ってきた私のお話しです。やはり年収300万円という金額で老後を考えると、当時は投資という選択肢しか思いつきませんでした。

投資をしている人で相場や値動きが気になっている人は多いと思いますがどうでしょうか?
勿論、私も投資を始めて最初の時は、常に相場が気になっていました。

お金を貯めるには努力も必要ですが、続けるという事も大切です。投資を続けるという事はかなり難しい行為です。

本記事の内容は、投資を続けるための方法です。
私自身を例にして2014年~2017年末の老後資産画像や、株価チャートを合わせながら紹介していきます。

年収300万円の私が貯蓄と投資をしてきた話の最後になります。ステップ7では投資をスタートして、リスク資産1:無リクス資産1の割合で保有を推奨しています。

ステップ7までいけば、あとは続けるだけで人生上がったも同然と思います。
しかし投資をしていると相場にどうしても心が揺らぎます。リーマンショックでリストラされつつも投資をしてきた私の体験が、何か参考になれば幸いです。
何に投資をするかは大切ですが、リスク資産が株式インデックス投資であるなら、長期間続けることの方が重要度は圧倒的に高いです。
米国株、先進国、全世界と様々な選択肢がありますが、重要なのはどれを選ぶかより市場に居続ける事。これだけです。私自身の事例で説明をしていきます。
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投資を続ける技術

もしかすると、投資を2015年~2017年くらいに始めた方がいるかも知れません。買って放置しておけば、ほとんどの割合で儲かった時期です。特に2017年はそうでしょう。

私は2003年頃から投資をしています。インデックス投資を始めたのは、確か2006年頃だったと思います。

保有し続けるだけは意外と難しい

たかだか12年間の市場平均を保有するだけという簡単な投資法ですが、保有するだけというのは非常に難しいものです。

 

下記のチャートは日経平均とNYダウの10年チャートです。チャートは全てYahoo!ファイナンスよりの引用です。

日経平均10年チャート

NYダウ10年チャート

ここ10年で見ると、リーマンショックの急落を受け、順調に株価は回復しています。

日本は横ばいが続いていましたが、民主党から自民党への政権交代が決まった後、急速に株価が回復しています。一方、アメリカのNYダウ指数は綺麗に右肩上がりです。

簡単に過去チャートも見る事が出来ますし、数々の暴落はありつつも株式は右肩上がりという歴史も知っています。それでも、相場に居続ける事は難しいのです。

人間は想像以上に感情の生き物だからです。行動経済学(Wikipediaリンク)でも実証されています。人間は損をすると、儲かった金額より倍くらい苦しいのです。過去の私自身を思い返すとより実感が出来ます。

 

10年だと綺麗な右肩上がりのチャートですが、1年だとどうでしょうか。

日経平均1年チャート

NYダウ1年チャート

結構な暴騰と下落が見られますね。私の印象では、2018年初頭の急落があった際、けっこうニュースになっていたと思います。バブル崩壊か?とまで書いていた記事もありました。

Twitter等でも、つみたてNISAを始めたばかりの人がいきなりの含み損スタートで辛い、という投稿も良く見かけました。

つみたてNISAは月々最高33,333円までしか投資が出来ません。20%下落しても7,000円くらいです。それでも、こう感じてしまうのです。

人は損失に弱い。これは覚えておくべきポイントと思います。
長い期間、マイナスを抱えると、売って清算して楽になりたい。こう思う時がくると思います。暴落時に買い向かえる人というのは少数派なのです。

買わずに居続けるのも意外と難しい

私が推奨している資産形成はリスク資産(株式)半分、無リスク資産(現金)半分という割合です。放っておくと現金は貯まっていきます。
保有し続けるのと同様に、買わずに居続ける事も同様に難しい事も覚えておくと良いです。
2017年の常に上昇相場という状況では、周りの熱狂にあてられて「今買っておかないと周りのみんなより損をしてしまうのでは?」という事が度々起こりました。

これもまた、非常に難しいのです。私も何度も株式を欲しくなりました。実際、月3,000円程度のお小遣いから購入する事で自制が出来ました。

分かりやすい事がもう一つあります。2017年の後半での仮想通貨の急上昇です。私は参加していませんでしたが、日々高値更新をしている中で仮想通貨を買ったのは、今買わなければ、他の人に負けてしまう=自分が損をしてしまうと錯覚する為です。

実をいうと、私も仮想通貨買っておけば…と思った事もやはりあります。
人は熱狂に弱い。自分だけ取り残されてしますかも、と焦る。これも覚えておくポイントだと思います。
知識量は歴史的に最高といえる現代でも、こういった心理になるのは本能的なものなのでしょう。

両方に耐える為の対策

心の平穏を保つための、リスク資産半分、無リスク資産半分というのは、リスク資産が上がればラッキー、下がれば安く買えてラッキーという点で、私の中では長らくこの割合で安定をしています。

歴史的名著「賢明なる投資家」の中でも防衛的投資家(良い意味です)とも言われていますし、下記書評のブログ管理人のNightwalkerさんは同じ割合で保有をしておりカウチポテトポートフォリオと呼んでいます。

書評「世界一ラクなお金の増やし方」は投資初心者におすすめの一冊
投資を考えている方におすすめしたい有益な本です。

私のポートフォリオの履歴

四半期ごとと言いながら、全然四半期ごとにチェック出来ていません。。投資もほとんど興味が無くなっていました。
ですが、意外と現金とリスク資産の比率は良い線を言っていると思います。
2014年から2017年末までを画像で紹介します。画像についてはエクセルをトリミングしただけですので、ご容赦ください。
2014年12月31日時点
景気が現金比率が少し下がっていますが、許容範囲という事でこのままでした。ちょうど無職だった時期でもあり、貯金による現金比率を上げる事が出来なかった状況です。
2015年10月11日時点
10月11日というのは、年末にチェックをしていない、という事です。反省。
ちょっとリバランスが必要を検討する状態です。詳しく覚えていませんが、仕事も見つかった年です。何か株価が下がっていて買い増しをしたような気もします。
軽くネットを見たところ、中国ショックがあって世界的に株安だったようです。
2016年10月9日時点
こちらも年末にチェックが出来ていません。現金が約1年前より減っているので、何か買っていますね。
その割にリスク資産も減っているので、何かあったのでしょう。
調べると英国のEU離脱でバタバタしたり、トランプ政権が発足前で不安感に包まれていた時でしょうか。
過去を見る限り、逆張りというか悲観時にお金を突っ込んでいます。真似しない方が良いですね。たぶん、年末に現金比率を見て機械的に積立投資金額を下げて貯金額を増やす方が簡単で有効と思います。
2017年12年19日
2年ぶりに年末にチェックが出来ています。それでも、12月31日は無理と諦めて、下旬にチェックしています。
かなり現金比率とリスク資産比率が綺麗になりました。リスク資産、無リスク資産ともに昨年より増えています。たぶん、誰が何を持っていても儲かった年でしょう。
あまりの上昇ぶりに、貯金が追い付かず日経平均15連騰のニュースがあった際、思い切って日本株の大半を処分しています。
上がる時は誰がやっても儲かるので、それまではずっと放置で良いと思っています。
私の場合、今後、子供が大きくなるにつれて老後資産への現金追加は厳しくなっていくと思います。つみたてNISAを使って黙々とリスク資産を増やしながら、暴落の際に現金を出動するという感じになります。

日本株のように売ってリバランスをすれば良いのですが、昔にドル建て購入した海外ETFで、かつ一般口座である事から確定申告とかが面倒なのです。

確定申告不要の雑所得20万円ルールがあるのですが、住民税の支払いは必須です。今年失敗したので、2019年に住民税の支払いを見ながら上手く調整をしていこうと思います。

知ってました?一般口座での雑所得益が20万円以下でも住民税は支払いが必要です
海外ETFの売却益で危うく脱税するところでした。

まとめ

  • 保有をし続けるだけは想像以上に難しい(暴落に対して、人は想像以上に精神的苦痛を伴う)
  • また保有をしないという事も想像以上に難しい(周りが儲かっている中、自分だけ動かないのは損をしていると思ってしまう)
  • 自分の過去の振り返りを見ると意外とリスク資産が高めだった(反省)
リクス資産多め&下がる相場への逆張りが目立ちますが、それでも現金をいつでも用意出来るのは相場が下がっていても安心が出来ます。
また、それなりにリスク資産を持つ事で、2017年のような時には恩恵にあずかれます。
以上が、年収300万円の私でも出来た資産形成です。読まれている皆様にも同様のことは出来るはずです。
人生は思った以上に長いです。焦らずゆっくりと資産の形成が出来れば、お金の面での心配事は減っていきます。
せっかくの人生です。心配事は極力減らして、豊かな人生に出来ればと思っております。
お読みくださりありがとうございました。